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3150FIGHTに世界王者・新人王候補参戦!SURVIVALvol.4の見どころ・結果

torajiro

ボクシングファン歴25年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴2年。一人でも多くのプロボクサーの戦った証をネット上の記事として残していきたいと思いブログを開設。

3150FIGHT SURVAIVALvol.4が4月1日に開催。

この興行は3大タイトルマッチとして注目されていますが世界チャンピオン候補に全日本新人王候補も参戦。

裏のテーマとして長期の連敗からの初勝利を手にした選手、ボクサー定年問題、叩き上げボクサーのタイトル挑戦といった見どころも満載。

今回も事前に試合の見どころを紹介した上で、試合後に観戦記を追記していきたいと思います。

なお、この試合はABEMAで4月1日(土)14:00から無料生中継されます。

Sフライ級4回戦 山田定幸(ウォズ) VS 森本竜馬(KWORLD3)

3150FIGHT公式サイトより

試合の見どころ:6連敗から初勝利の山田、新人王優勝候補のモリモ

個人的にはこの両者による第1試合が裏メイン。

西日本のSフライ級新人王トーナメントともなっている試合です。

山田定幸選手はデビューからの6連敗を乗り越えて7戦目に初勝利を手にした苦労人ボクサー。

連敗を乗り越えて初勝利を手にした先に3150FIGHTという華やかな舞台が待っているんですから人生分からんもんです。

諦めない事の大切さを感じます。

対するは2023年の新人王トーナメント優勝候補現在3連勝中のモリモこと森本竜馬選手。

正直圧倒的な実力差は感じますが、華やかな舞台での山田選手の奮闘に期待するところです。

>>3150ファイト大量参戦に令和の虎の長岡嶺!話題性ある西日本新人王

試合結果・感想

試合は1R1分少々でモリモが山田選手のジャブに右を被せ後退させてワンツースリー。

山田選手がガードを固めたところに左ボディで10カウント。

試合は短い時間で終わったけれど山田選手のようなボクサーがいることを3150FIGHTという華やかな興行の歴史に残せたことは嬉しい。

煽りVでウルっときました。

モリモの前進をボディへのジャブで止めようとしていた序盤の狙いもとても良かった。

モリモは新人王優勝に向けて良いスタートが切れました。

ライト級4回戦 宮川竜成(尼崎亀谷) VS 中村嵩史(ミナノ)

3150FIGHT公式サイトより

試合の見どころ:宮川選手の次戦は西日本新人王決勝でサモアと対戦

宮川選手はこの試合がプロデビュー戦ですが新人王トーナメントにもエントリーしております。

西日本のエントリー選手が2名のためいきなり決勝ですが、その相手はサモアことKWORLD3ジムの檜皮田知也選手。

KWORLD3ジム所属選手の対戦予定相手にデビューの舞台を用意するのも何とも粋な計らいです。

アマチュアキャリア豊富な宮川選手の牙城を崩すのは難しいとは思いますが、中村選手も初勝利目指して噛み付いてくるでしょう。

中村選手も現在35歳とプロボクサー定年の37歳までに残された時間は短いので悔いなくやり切って欲しいです!

ちなみにサモアは3150ファイトクラブ卒業生の中で将来性に一番期待している選手です。

>>3150ファイトクラブメンバー試合結果まとめと注目の選手

試合結果・感想

結果は1Rで宮川選手のKO勝利。

試合前から実力差はあるだろうとは思った1戦。

この試合はキャリアの差があり過ぎたので仕方がない。

中村選手もリングインの際は気合の入ったとても良い表情をしていました。

宮川選手が最初に奪った左ストレートのダウンは上手かったです。

良く見るとストレートを打つ際に右足を中村選手の前足かかとにスッと引っ掛けており、バランスを崩させてのダウン。

フットワークの使い方が相当上手い選手です。

自分もサウスポーだったのでこれ教わっていたのですが実戦で成功したことは一度もなかったな、、

フィニッシュブローとなった左ボディも序盤から何度も綺麗に入っていました。

完成度が高くて笑顔も爽やかな宮川選手の次戦はKWORLD3のサモア。

サモアはフィジカルでゴリゴリ押して宮川選手のテクニックを潰していく作戦になると予想します。

敗れた中村選手もボクサー定年までもう少し時間はあるので初勝利目指して頑張って欲しい。

Sフェザー級4回戦 奄美隼斗(江見) VS 北田章太(KWORLD3)

3150FIGHT公式サイトより

試合の見どころ:成長著しいブルドーザーに負けたら引退の奄美

3150ファイトクラブではブルドーザーというニックネームだった北田選手はすっかりボクシングを覚えて足の使える選手へと変貌を遂げました。

元々野球をやっていたバックボーンもあって成長著しいブルドーザー。

奄美選手はこの試合の数日後に37歳定年。

新人王トーナメントの特例で勝ち続けている間は定年延長されます。

奄美選手にとっては定年延長を賭けたサバイバルマッチ!!

>>3150ファイト大量参戦に令和の虎の長岡嶺!話題性ある西日本新人王

試合結果・感想

試合はブルドーザーが得意とする思い切り良く踏み込んでの右と右クロスで2度ダウンを奪い3者共に39-35の判定で勝利。

奄美選手はこの敗戦で定年引退となります。

2R目にはブルドーザーに左フックをジャストミートさせてダウン一歩手前まで追い詰める場面もありましたが、あと一歩でした。

あれだけ腰が落ちたところでダウンしない北田選手の下半身の強さも凄い。

奄美選手が喫した2度のダウンはどちらも効いて腰から落ちたというよりはややバランスを崩した感じでの倒れ方で、下半身の弱さを感じました。

「年齢による衰えもあったのかな?」

そう感じてしまう倒れ方でした。

勝利した北田選手はやや体が突っ込んでしまうところが今後の課題か。

63.0㎏契約4回戦 雨木拓翔(T&T) VS 福重浩輝(KWORLD3)

3150FIGHT公式サイトより

試合の見どころ:キャラで話題性路線のヒロキングは大事に育てる

3150FIGHTの名物ボクサーヒロキングがここに参戦。

強気な発言もあり話題性のある選手なので負けた時の反動が気になりますが、対戦相手は慎重に選んでいる印象です。

T&Tジムの雨木選手は戦績は1勝1敗ですが気持ちの強い選手。

上の写真も気合い入っていますね。

両者共に好戦的な選手なので激しいどつき合いになる予感大の1戦です。

この試合に勝てばヒロキングも4回戦を卒業して6回戦へ上がります。

九州のあげまんボクサーベジータ石川選手に勝利しているヒロキングはこの先どこまで行くでしょうか。

>>ベジータ石川の戦闘力。ヒロキング戦で見せたベテランサウスポーの技術と芸人魂

試合結果・感想

4回戦の試合ながら8回戦の試合の間に組み込まれたこの1戦。

ヒロキングの注目度の高さを感じました。

1R目にコミカルな動きも見せていたヒロキングですがお互い決定打なし。

2R目には雨木選手の相打ちの左からの右がクリーンヒットしてヒロキングピンチ。

しかし3R目からは積極性を強めて序盤の劣勢を跳ね返してドロー。

前戦のベジータ石川選手との試合のようにパンチを振り回す事はなく、そこは成長を感じました。

攻撃時のガードが低くなる点、特に打ち終わった後にガード下げた状態で同じ位置にいるところは危ないと思いました。

あともう一歩、拳一つ分パンチが伸びるんじゃないか、、とも。

雨木選手はチャンスにまとめられず挽回されてしまったので勿体なかった。

少し見すぎて後手に回ってしまった印象です。

ライト級6回戦 高橋良季(オール) VS 伊集院嵐(SFマキ)

3150FIGHT公式サイトより

試合の見どころ:3150FIGHT常連選手同士の一戦

高橋選手は3150FIGHT vol.3に出場してマジスカ小坂選手に完勝。

3150FIGHT vol.4のリングで引退試合を行なった大沢宏晋選手、同じく3150FIGHT SURVAIVAL vol.3で素晴らしいパフォーマンスを見せた岩﨑圭祐選手と同じジムの選手です。

SFマキジムの伊集院嵐選手も3150FIGHTのリングに何度も上がっている常連選手です。

お互い直近の試合は敗れており再起を賭けた試合ですが、距離は噛み合いそうなので激しい試合になると予想されます。

>>3150FIGHT出場選手の所属ジム一覧から描くストーリー〜公平なプラットフォームの実現へ

試合結果・感想

SFマキジム所属の伊集院嵐選手のセコンドにはKWORLD3の竹本トレーナーがついていたような。

SFマキジムトレーナーがいないのかな??

練習環境もKWORLD3ジムを拠点にしているのでしょうか。

試合は伊集院蘭選手が6Rに左ボディで倒して10カウント。

序盤から伊集院選手はフットワークが冴えて下半身バランスがとても良かった。

高橋選手が強打で前進する場面もあるが全体的なペースはやや伊集院選手。

最後は左アッパー右ストレートからの左ボディ。

ボディは肘でブロックしていたように見えたので腕を痛めたのかと思いましたが、一瞬早くボディに当たっていたようです。

伊集院選手は短期間で凄く成長したように感じました。

Sフライ級8回戦 神崎靖浩(倉敷守安) VS 吉田京太郎(ワタナベ)

3150FIGHT公式サイトより

試合の見どころ:ユース王者神崎とアマチュアキャリア豊富な吉田のハイレベルな攻防に注目

おそらく興行の流れとしてこの試合で一気に空気が変わるでしょう。

神崎選手と吉田選手は両者共にアマチュアでのキャリアもありバランスも良くて総合力の高い選手です。

さすがA級同士の試合だなと技術力の高さを感じる1戦になると思います。

総合力の高い両者ですが、神崎選手はカウンターが上手くてアウトサイドからの攻撃が得意。

>>日本ユース・Sフライ級 王座決定8回戦 湊 義生(JM加古川) VS 神崎 靖浩(倉敷守安)

吉田選手はもっと攻撃的でコンビネーションでどんどん仕掛けてくるタイプ。やや後半に失速する傾向はありますが攻撃力の高い選手です。

試合結果・感想

この試合は神崎選手が良すぎました。

スピーディーでガードをしっかり上げた位置からノーモーションで飛んでくるジャブで自分の距離をキープ。

そこからキレのある右ストレートをヒットさせて神崎選手ペースで試合は進んで行きました。

吉田選手も手を出しながら前に出て手数は五分もクリーンヒットの数では神崎選手が上回り、3対0の判定で神崎選手が勝利。

神崎選手は上位ランカーとの試合を観てみたい。

バンタム級8回戦 中村祐斗(市野) VS 宮崎亮(KWORLD3)

3150FIGHT公式サイトより

試合の見どころ:前回のサバイバルで苦杯を舐めた両者の生き残りを賭けた戦い

11月の3150FIGHT SURVAIVALで辛くもドローで生き延びた宮崎選手と、岩﨑圭祐選手のスピードに乗った速攻にペースを握られて敗れた中村選手によるサバイバルマッチ。

ガードは低めでボディワークで避ける宮崎選手に中村選手の強打がどこまで当たるか。

中村選手は絶対に倒すつもりでリングに上がってくるでしょうが、宮崎選手の方はどういったモチベーションでリングに上がるのか気になるところです。

気持ちが入っていないようだったら序盤に中村選手が宮崎選手を仕留める可能性もあると見ています。

階級がバンタム級というところが気になりますね。

>>Sフライ級8回戦 宮崎亮(KWORLD3) VS 近藤冬真(蟹江)観戦記

試合結果・感想

宮崎選手がリラックスした状態からインサイドに頭を入れてのコンビネーションでペースを取り、中村選手の攻撃もボディワークで回避。

宮崎選手は2Rには右でダウンもゲット。

このまま宮崎選手ペースで進むかと思われたが、4Rに一瞬宮崎選手がスキを見せたところに中村選手の右がジャストミート。

崩れるように倒れた宮崎選手のダメージは深刻。

立ち上がるもそのまま一気にまとめられてレフェリーストップ。

序盤から宮崎選手が素晴らしいボクシングを披露していましたが、どこかマスボクシングのようなリラックスし過ぎている印象もありました。

気持ちの部分を作るのが難しくなっているようですが。

中村選手の一発の強打はさすが。

Sフライ級8回戦 岩﨑圭祐(オール) VS 今川未徠(JBS)

3150FIGHT公式サイトより

試合の見どころ:スピード手数VS技巧のランカー同士の好カード

会場にいたらA級ボクサーの試合を2試合観戦してやや観戦疲れしてきたタイミングでしょうか。

観戦疲れしてきたところに岩﨑選手のハイテンポな試合が入ってくる事で落ちてきたテンションも一気に上がるでしょう。

対戦相手の氣志團ボクサー今川未徠選手も強いです。そして入場時のセコンドも含めたコスチュームも注目です。

キャリアの序盤は勝ち負けを繰り返していた時期もありましたが元全日本新人王で現在は5連勝中。

この両者の試合でテンション上がった状態でタイトルマッチに繋いで行けたら興行としても良い流れが作れそうです。

>>Sフライ級8回戦 岩﨑圭祐(オール) VS 中村祐斗(市野)

試合結果・感想

判定はドローで決着がつかなかった一戦。

岩﨑選手のスピードに今川選手がしっかりとついて行き、要所要所で左ストレートをヒット。

岩﨑選手も最初から最後までスピードを落とさず、サウスポーの今川選手に対して左ジャブをボディに当てて組み立てて行きました。

あのボディは相当出入りのスピードがないと打てないです。

岩﨑選手も今川選手もお互いにストレートをヒットさせる場面がありましたが、今川選手はもらってもすぐに打ち返す。

岩﨑選手はクリーンヒット後に今川選手のリターンを避けてバックステップするので後続打が続かない。

逆に今川選手は左を当てた後で追撃を狙って前に出ていたので、ポイント的には若干今川選手が取ったかなと個人的には感じた1戦でした。

日本Sウェルター級暫定王座決定10回戦 中島玲(石田) VS 加藤寿(熊谷コサカ)

3150FIGHT公式サイトより

試合の見どころ:抜きでた存在の中島に定年引退を回避した加藤が挑む

Sウエルター級では頭一つ抜き出た存在の中島玲選手。

KOは無いのですが体の厚みがあってスピード特にハンドスピードが半端ない選手です。

前回の試合が越川孝紀選手の体調不良で流れた際にヒロキングが急遽スパーリング相手を務めて非常に良い仕事をしました。

この時の中島選手の動きを見て「やべーなこの選手、、」と思った方もいたのでは無いでしょうか。

スパーリングは試合以上に技術レベルの高さが伝わる側面もあるので、興行の合間にトップ選手の顔見せみたいなスパーがあっても良いのかなと個人的には思っています。

この中島選手に対するは定年間際のランカー挑戦で奇跡のKO勝利により日本ランクを手にした加藤寿選手。

37歳の誕生日前日に日本ランカーと試合をしてのランキング奪取。

Sウェルター級8回戦 安達 陸虎(大橋) VS 加藤 寿(熊谷コサカ)観戦記

おそらくもう一生こんな場面お目にかかる事はないだろうと思った衝撃の一戦でした。

ボクサーの37歳定年について改めて考えるきっかけともなった一戦でもありました。

<関連記事>
>>【賛成?反対?】プロボクサー定年延長のメリット・デメリット
>>2022年度に定年を迎えるプロボクサー達のラストファイト

試合結果・感想

中島選手が序盤から圧を強め、フルマークに近い内容でポイントをリードして9RTKO勝利。

最初の2Rは加藤選手がポイントを取ったかなと思っていましたが、序盤で思った以上にポイント差が開きました。

中島選手も序盤はやや攻めあぐねているように見えたのですが。

ただ、フィジカルの差は明白で、遅かれ早かれ中島選手が加藤選手を捕まえそうな展開ではありました。

この階級で圧倒的なスピードを誇る中島選手の前進を止めて9Rまで戦った加藤選手の健闘も光った1戦でした。

今回のベルトは暫定なので、正規王座の出田裕一選手がベルトを返上しなければ統一戦が待っています。

激しい打撃戦が予想される1戦ですが、スピード差があるので中島選手がポイントを取るだろうと予想しています。

日本Sフェザー級タイトルマッチ10回戦 坂晃典(仲里) VS 原優奈(真正)

3150FIGHT公式サイトより

試合の見どころ:神試合連発の坂に叩き上げ王者を目指す原

これまで壮絶な試合を何度も経験しており、蓄積されたダメージも心配される坂選手。

28戦22勝(19KO)6敗(4KO)という戦績が示す通り勝っても負けても判定決着がほぼない、戦う試合に外れのない選手です。

フェザー級王者時代には残り10秒の合図をゴングと勘違いしてコーナーに戻ろうとして一撃を食らうという交通事故レベルのKO負けも経験しています。会場のリングサイドで観戦していたのですがあれは物凄い衝撃でした。

挑戦者の原優奈選手はアマチュアキャリアのない叩き上げのボクサーながらボクシングIQが高いと評される選手です。

原選手の試合を見ていて思うのは動体視力の高さ。

作戦遂行能力の高さは相手の動きが良く見えているからこそ成せる技ではないかと見ています。

原選手のような叩き上げのボクサーがチャンピオンになれば他の叩き上げボクサー達も勇気づけられるはずです。

>>日本Sフェザー級タイトルマッチ10回戦 坂晃典(仲里) VS 奈良井翼(RK蒲田)観戦記

試合結果・感想

試合は原選手が4RTKOで坂選手を下し新王者に。

1R目には先に坂選手が右のクロスを叩きつけて薙ぎ倒すように原選手を倒しました。

が、2R目以降は原選手の中間距離からのパンチをもらってしまい坂選手はダメージを蓄積。

最後は左フックで外叩いてからジャブでインサイドついてワンツーで坂選手からダウンをゲット。

そこからまとめてレフェリーストップ。

教科書には載りそうにないキャラの原選手による教科書通りなコンビネーションでした。

原選手は間違いなくファン増えますね。

少なくとも自分はファンになりました。

坂選手は歴戦のダメージが気になります。

WBO-APバンタム級タイトルマッチ12回戦 西田凌佑(六島) VS ソンセン ポーヤム(タイ)

3150FIGHT公式サイトより

試合の見どころ:今年は世界が期待される西田

井上尚弥選手が返上したバンタム級4団体のベルトに近い日本人選手の一人がこの西田凌佑選手。

戦績は僅か6戦6勝ながら世界バンタム級3団体のランクに入っており、比嘉大吾選手のことも完封している実力者です。

サウスポースタイルから繰り出されるパンチはモーションがなくストンと入ってくる感じ。

打っては動いて被弾も殆どなく、ボクシングが殴り合いのスポーツであることを忘れさせるような芸術性が魅力的です。

もしかしたらつまらないと感じる方もいるかも知れませんが、是非一度見ていただきたいと強く推す選手です。

試合結果・感想

西田選手が何もさせずフルマークで勝利。

日本タイトルの後にメインが外国人選手相手の地域タイトルだとお客さんも帰ってしまいますね。

配信で視聴していても客席の空き具合が目立ちました。

仕方がない事ですが。

西田選手は序盤から相手の隙を見て正確なジャブをインサイドに打ち込んで終始圧倒。

サウスポー対オーソドックスの構図でインサイドにジャブ入れるのは難しい。

あれを序盤からいとも簡単にやられてしまったらお手上げ。

早く世界戦のリングで西田選手を観てみたい。

3150FIGHTはABEMAで無料生配信!リアルタイムで視聴出来ない方へ

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試合自体14:00からで全て判定ならトータル70Rを越す5〜6時間コースの興行なので、何も予定がなくても無料生配信で全ての試合を観戦するのは困難でしょう。

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まとめ

3150FIGHT SURVAIVAL vol.4のマッチメイクは3大タイトルマッチという豪華カードに目が行きますが、その中にボクシング界のトレンドネタが含まれていて、試合順も良く考えられていて、ファン同士が飲みながら語り合いたくなるような渋さも持ち合わせています。

試合のポイント

  • デビュー6連敗を乗り越えた山田定幸選手がサバイバルのリングへ
  • 3150ファイトクラブ出身選手等が新人王トーナメント予選枠で参戦
  • サモアの対戦相手宮川選手にデビュー戦の場を用意
  • 観戦疲れのタイミングに岩﨑VS今川のテンポ良いカードを投入
  • 定年延長ボクサー加藤寿選手がタイトルマッチへ
  • 中島選手の圧倒的なスピードを見よ!
  • 叩き上げボクサー原選手がタイトルマッチへ
  • 井上尚弥選手の返上したベルトを狙う西田選手が登場

こうやって毎回の興行でストーリーを持たせたマッチメイクをするのは簡単ではないでしょう。

熱量持ったプロモーターとスタッフがいるお陰で成り立っていると思います。

メインイベントの前に亀田興毅ファウンダーがリングに上がり、同日にU-NEXTで帝拳プロモーションのダイナミックグローブが配信される事に言及していました。

ABEMAより

「良い意味で競争が生まれボクシング界が盛り上がれば」という亀田興毅ファウンダーの想い通り、確実にボクシング界はコロナ禍の危機から立ち直り、新たなフェーズに突入しようとしています。

足の引っ張り合いなんかしている余裕はないので、この競争が良い意味での競争となってボクシング界全体が盛り上がっていく未来を一ファンとしても願っております。

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