2023 新人王

2023年度東日本新人王決勝戦!勝敗予想・試合結果

torajiro

ボクシングファン歴25年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴2年。一人でも多くのプロボクサーの戦った証をネット上の記事として残していきたいと思いブログを開設。

こんにちは新人王トーナメントをこよなく愛するボクシングブロガーのtorajiroです。

2022年度の全日本新人王決定戦では西軍代表に敗れた東日本。

2022年度は西軍代表が反則レベルに強かった。

2023年度は東西実力も拮抗しておりますが、まずは東の決勝戦。

予想通りの選手が勝ち上がった階級もあれば、意外な階級、ただ自分が知らなかっただけの好選手がいた階級も。

将来的に世界を狙える逸材も存在する2023年度東日本新人王決勝戦の見どころをお届けします。

試合は11月3日(金) 14:00開始です。

東日本の決勝はU-NEXTでも配信されます。

各階級トーナメントの見どころ記事も書いていますのでそちらも併せてご参照ください。

ミニマム級決勝 北野武郎(大橋) VS 杉浦義(協栄)

見どころ:北野優位は動かぬも杉浦の手数に注目

2023年4月、キッズリターンの曲で入場し、華麗なフットワークで完封デビューを果たした北野武郎選手。

素晴らしいパフォーマンスでしたが、だがしかし!!

1発良いパンチを当てた後の後続打がない。

そこでミニマム級はスピード回転力抜群の川崎新田の遠藤龍匠選手が優勝すると予想していました。

だがしかし!!(2度目)

決勝を賭けて争った試合に勝利したのは北野選手。

遠藤戦では決定力には欠けるも、当て感の良さと距離感、ディフェンス能力が光りました。

配信で視聴した僕の採点はドローで優勢点は遠藤選手でしたが、会場だと見え方も違ったでしょう。

この北野選手は近い将来世界を狙える位置にいるはず。

北野選手に惜しくも敗れた遠藤選手も同じく。

2022年度ミニマム級新人王の石井武志選手のパンチ力にも驚きましたが、総合力でこの2選手は2022年のトーナメント時点での石井選手の上を行くでしょう。

しかし、もう1人のファイナリスト杉浦義選手を侮ってはいけない。

先に紹介した遠藤選手は調整ミスもあったにせよ、デビュー戦でこの杉浦選手に敗れています。

杉浦選手の魅力はしっかり肩甲骨の入った痛そうなパンチを打ち続ける手数。

力のこもった手数で体も頑丈。

新生協栄ジムに多いフィジカル強くて手数の多いボクサーです。

遠藤選手は駆け引きに時間を要し、結果的に敗れましたが、杉浦選手は駆け引き抜きで勝負に出るはず。

  • 遠藤選手が駆け引き抜きの猛攻で巻き込めるか!?
  • はたまた北野選手がカウンターで仕留めるか!?

かなり興味深い一戦です。

試合結果

杉浦は右を振って歩いて左フック。

歩いて距離を詰める事で北野の足に対抗。

お互いに強烈なボディを叩き合う。

スイッチした杉浦の左が北野をとらえるが、北野は自分から距離を詰めてフックけらストレートと強打で杉浦を後退させる。

3Rになると両者距離を詰めて激しい打ち合い。杉浦はガードが良くコンパクトなパンチから左ストレート。北野は強烈な右ボディと右アッパー。

4R杉浦が左ストレートをヒットさせれば北野もワンツーを返す。終盤右フックをヒットさせた北野が最後突き抜けたか。

試合は39対37が三者で北野勝利。

北野に勝つにはこの展開というボクシングを杉浦が仕掛けた中で北野がからを破った試合。

素晴らしい好ファイト!!

Lフライ級決勝 磯金龍(大橋) VS 早坂峻(横浜光)

見どころ:磯金の強打が早坂の総合力を凌駕するか!?

完成度の高さでは高校アマのキャリアもある早坂竣選手。

ただ、早坂選手は平均点が高いタイプの選手で突き抜けた何かがあるタイプではなく、やや線の細さは感じる。

一方の磯金選手は攻撃特化型でディフェンス能力的には難がある。

1発派手なパンチを決める可能性もあるし、逆にカウンターわ合わされる怖さもある、見ている側からしたらそこが魅力的なボクサー。

早坂選手のような高校アマ上がりのボクサーがこうした攻撃特化型のボクサーに敗れるケースは結構ある。

早坂選手がその型にハマってしまうのかどうか!?

確率的には早坂選手の勝利を予想しますが、磯金選手の攻撃力ならひっくり返す可能性は十分あります。

ハラハラドキドキの一戦。

試合結果

磯金軽快なフットワークから左を伸ばし左右ボディ。早坂は右から入り距離を詰めて細かいパンチ。パンチの威力は磯金。

早坂もパンチをもらっているわけではないが見栄えは磯金。派手なアッパーは威力もあり印象が良い。左ガードもとても良くなっている。

3R終盤から磯金は疲れが見えてきた。早坂が細かいボディから右を当てるが磯金のパンチとは威力の差がある。

最終ラウンド早坂の右で磯金の顔面が跳ね上がる。ラストはハッキリと早坂がポイントを取る。

採点は39対37で磯金が勝利。

磯金の成長が光った試合。

早坂としてはパンチ力の差があり見栄えで負けた試合。相性もあったかな。

フライ級決勝 山田龍斗(大橋) VS 高熊龍之介(松本ACE)

BOXING RAISEより

見どころ:6戦1勝 VS 7戦6勝の対決

プロ6戦目で念願の初勝利を手にした山田龍斗選手。

勝利の瞬間の会場は大歓声でした。

諦めずにここまで続け、そして初めて手にした1勝の先にトーナメント決勝が待っています。

これで山田選手が優勝したらドラマチック。

決勝の相手は7戦6勝の高熊龍之介選手。

両ガードをしっかり上げたところからノーモーションの長いジャブを伸ばす。

長いリーチからの鞭のようなフックも威力十分。

ディフェンスの穴もないし攻撃力もある。

高熊選手の勝利と見るのが順当でしょう。

さて、この状況下で山田選手はどんなボクシングを見せてくれるでしょうか!?

続きは本番で!!

試合結果

山田が左右に動きながらジャブを突きワンツー。高熊は冷静に右を合わせるがやや手数が少ない序盤。

高熊は山田のサイドの動きにやりづらそうだったが2R後半に山田を捕まえる。ジャブから左ボディ、右ストレート。山田の打ち終わりには左フックを合わせ有効打で大きく上回る。

最終ラウンドは山田も再び足を使ってペースを戻そうとしたが、高熊の左ボディで腰を落とし劣勢。

判定は二者が39対37、一人がフルマークで高熊選手の勝利。

負けたが山田選手は良いボクシングをした!

サイドに動く作戦が良かった。

Sフライ級決勝 佐藤祐(三迫) VS 吉成亮人(ライオンズ)

見どころ:無尽蔵のスタミナ VS 鉄壁ガードのホコタテバトル

佐藤祐選手の武器はバランスの良さと無尽蔵のスタミナ。

バランス崩しながら体を預けてガムシャラに打ち続けるのでもなく、1R目から最終ラウンドまでペースを落とさず攻め続ける。

一体どういう体の作りをしているんだといささか不思議な5戦5勝の19歳。

一方の吉成亮人選手の最大の武器は鉄壁のガード。

優勝候補だった阿部一力選手の攻撃をことごとくブロックし、ボディから削って阿部選手を消耗させて勝利を手にしました。

吉成選手はガードが良いだけでなく、そこから相手の打ち終わりにすぐ反撃に出る。

だから手数で負けて後手に回る事もない。

非常に予想が難しい両者の一戦。

どちらが消耗する姿も想像がつかない。

最後に勝敗を分けるのが見栄えの良い有効打としたら、クリーンヒットをもらわない吉成選手が若干上回るか??

試合結果

吉成は応援団も凄い。

佐藤が前後の動きとテンポの速いボクシングでペースを取りに行く。ジャブが良い。吉成は離れ側に左フックをヒットさせるがペースはやや佐藤でスタート。

2R中盤から吉成得意のブロックからの返しでペースを自分のものに。ガードの差が出初めてきた。

3Rも吉成ペース。左ボディ右ストレートをヒットさせ、中盤には左フックが当たり出す。佐藤は足で外して右を狙うが吉成のガードが良い。

4Rになっても佐藤は元気いっぱい。接近戦からバックステップやサイドに動いて空間作ってパンチを当てていく。どっちか分からない展開になってきた。

最終ラウンドも激しい接近戦。手数は佐藤、1発は吉成。難しいラウンド。

採点は48対47三者で佐藤の勝利。

ホコタテバトルは佐藤のスタミナが勝る!!

バンタム級決勝 三浦良斗(ワタナベ) VS 柳原祐弥(横浜光)

見どころ:急成長した2選手の激突

この2選手による決勝はとっても不思議。

両選手ともにトーナメント前はフィジカルの弱さが課題と思っていました。

パンチのある選手や体の強い選手にゴリゴリ攻められたら厳しいだろう。

そう予想していたのだが、

  • 三浦選手はパンチのある芝野浩記選手からダウンを奪って勝利
  • 榊原選手はザ・マッチョ熊田龍彦選手の前進を左ストレートからの返しの右フックで止めての引き分け勝者扱い

2人とも一番苦手なタイプに見えた相手をクリアしての決勝。

torajiro

両選手共に凄く強くなった!

どっちが勝っても大したものです。

予想としてはガードの良さ、引き出しの多さで三浦選手か。

榊原選手からは「オレ今ボクサーなんだよ!!」的な熱い魂が伝わってくる。

自分の語彙力の無さが悔しいですが、あの榊原選手のリング上での今を生きている感じは心に刺さる。

この試合から気持ちのお裾分けをしてもらい、今を生きる活力に変えたいと思います。

試合結果

三浦が右ストレートで先制。

榊原もパンチを返すが左ストレート右フックは上擦ってしまう。

三浦の踏み込みが速く榊原は距離が合わず、ロープ側で右をもらいダウン。

この1発のダメージが大きくテンカウント。

Sバンタム級決勝 鳥井士恩(角海老宝石) VS 須藤大和(伴流)

見どころ:サウスポーキラー VS 無敗

鳥井士恩選手の魅力は思いっきり飛び込んでパンチを振り抜く勢いの良さ。

デビュー2戦目の水島楓翔選手との1戦は敗れはしたものの試合後に会場大拍手の見応えのある試合を披露。

続く試合は中日本の強豪犬塚音也選手に敗北。

鳥井選手はデビューから3戦目の時点で1勝2敗。

こんなに良い選手が負け越しとは大変な時代になったものだとしみじみと感じた存在が鳥井選手でした。

ただその後の鳥井選手は3連勝で実力に見合った戦績になってきました。

特に直近の2戦は全勝全KO中だったサウスポーの戦うサンシャイン池崎創哉選手に逆転KO。

続く試合も4連勝中だったサウスポー吉川雄天選手にKO勝利。

  • 思い切り良く踏み込んで振り抜く右ストレート
  • ノーモーションで放たれる右ストレート
  • 右、左、左、右とコンビネーションの中で距離を縮めて放つ右ストレート
  • チャンスに畳み掛ける連打

全ての要素がサウスポーにとってはやりづらい。

そして決勝で対戦する須藤大和選手もまたサウスポー。

しかし須藤選手は無敗。

フットワークが良くてガードよりも距離で避けるタイプ。

右回り中心でサイドに良く動き、隙を見てはノーモーションの左で飛び込む上下の打ち分けも良いボクサー。

サウスポーのやりづらさを存分に発揮する選手です。

  • 須藤選手は距離で避けるタイプで、距離を誤れば被弾もする。
  • 鳥居選手はその距離を一気に縮めるのが得意。

ということでこの試合は鳥井選手優位と予想します。

試合結果

鳥井は思い切りよく右ストレート。須藤が左を当てれば鳥井もフックを返す1R目は須藤が右アッパーでややリードか。

2R序盤は須藤の左が良かった。後半は鳥井が距離を詰めて右ボディ左フック右ストレートとヒットを重ねる。

3Rコーナーに鳥井が詰めた所で須藤が右フックで鳥井の腰を落としダウンを先取。

立ち上がった鳥井も果敢に攻めて右ストレートで須藤の顔面を跳ね上げるが、再び須藤がフックでダウンを奪い、最後はまとめてレフェリーがストップ。

結果はKOだが鳥井も良い所を見せた試合。

須藤は足の使い方が上手く、パンチに腰が入っていて良い選手。

フェザー級決勝 山川健太(大橋) VS 牧田健之介(RK蒲田)

見どころ:圧倒的優勝候補山川にワンチャン狙うジョジョ牧田

トーナメントが始まる前から圧倒的優勝候補と言われていた高校総体ライト級優勝の実績を持つ山川健太選手。

ここまでも圧倒的な内容で勝ち続け現在4戦4勝。

倒せなかったのはデビュー戦のザップ森本選手のみ。

(こんなボディ食らっても倒れないザップ森本)

高校アマ上がりに時折見られるフィジカルの弱さも一切なく、井上尚弥選手のスパーリングパートナーも務めてしまう実力者の山川健太選手に対するはRK蒲田ボクシングジムの牧田健之介選手。

今年の東日本決勝会見で一番のインパクトを残した牧田選手。

アニメが大好きな牧田選手のボクシングの魅力はどことなくフィリピーノな強打。

フィリピン人ボクサーが見せる思い切り振り切る日本人ボクサーにはない強打を牧田選手からは感じます。

ボクシング技術的には山川選手優位は動きませんが、牧田選手がキレと硬さのある振り抜くパンチをヒットさせたらトンデモない事が起きるかも!?

試合結果

お互い左ボディジャブを突きながら探り合う静かな立ち上がり。牧田の強打を山川も警戒しているか。

2Rも静かな展開の中、徐々に山川が前の手を使い出した。牧田は狙っている。そして山川が出て打ち合いになったところで牧田の左フックがカウンターで入り強烈なダウン。

山川は立ち上がれず。

今大会のMVPは確実か。

Sフェザー級決勝 下村佳輝(三迫) VS 山内雄輔(RK蒲田)

見どころ:ライオンVS猪の超絶獣バトル

この試合は獣対獣の壮絶な試合になること間違いなし。

甘いマスクに爽やか笑顔な下村佳輝選手はリングの上では獰猛な獣と化す。

全身から殺気を漂わせながら攻めて攻めて薙ぎ倒し、ここまで全勝全KO街道を爆進中の下村選手。

その姿はさながら狙った獲物を逃さぬライオン。

対する山内雄輔選手も強靭なフィジカルを持つ無敗の選手。

レスリングとか総合格闘技の経験がありそうな猪バリの突進力、ワンツー打ってそのままテイクダウンまで持っていきそうな勢いが山内選手の武器。

攻撃の中で足が揃ってしまう場面がやや心配な点ではあります。

勝敗予想的には若干下村佳輝選手が有利でしょうか。

ただ運動量豊富な山内選手が巻き込んでいく展開もあり得ます。

試合結果

スタートから下村が左右を振り、山内は下から突き上げる。お互いクリーンヒットを奪う中、下村がコーナーに詰めて右でダウン先取。

2Rは山内のアッパーが良く、流れをイーブンに持って行くかと思ったが、下村の強打のダメージが蓄積されていき、最後は右をもらい力尽きる。

これまた素晴らしい試合だった。

ライト級決勝 西畑直哉(T&H) VS 菊池音央(新日本木村)

見どころ:安定感抜群西畑に菊池の潜在能力開花なるか?

RIZINで(良くも悪くも?)有名な西谷大成選手と竹原テレビの企画でスパーリングをしたこともある西畑直哉選手。

スピード的には平均的ですが、基本に忠実でフィジカル・気持ちが強く、練習量の多さを感じさせる選手です。

しっかりの体重を乗せて打ってくるパンチは倒す力も十分。

一方のセクゾ(名前変わる?)菊池風磨さんの弟として注目の菊池音央選手は潜在能力的には今大会でもトップに入ってくるであろう逸材。

本人が本気になって周囲も本気で育てたら大化けする予感を感じさせるスケールのデカさを持った選手。

181cmの長身ながら抜群の運動能力を持ち、鋭く飛び込み放つ左フックには華を感じます。

BOXING RAISEより

しかしまだ持っている身体能力をボクシングには活かしきれていない段階。

これまでの実力的には西畑選手がフルマークに近い内容で勝つでしょうが、菊池選手が持つ将来性は魅力的。

試合結果

西畑がいきなり右で先制。この右でやや菊池の足がふらついているように見えた。その後も右を再三もらった菊池。

2Rも西畑が勢いよく攻めて菊池はホールドが目立つ。しかし終盤にスイッチが入った菊池はダイナミックな攻撃でポテンシャルの高さを見せる。

3Rは菊池ガス欠か?ホールドが目立ち西畑が細かいパンチで終始攻勢。

最終ラウンドスピードの落ちた菊池のジャブに西畑が右を合わせる。菊池は時折ダイナミックな攻撃を見せるが基本的にはクリンチホールド。終始西畑ペースで試合終了。

菊池のポテンシャルは期待値高いがこの日は西畑が全てにおいて上回った。

ジャッジも三者西畑。

二者が39対37、一者がフルマークでした。

Sライト級決勝 川村栄吉(角海老宝石) VS 大場翔(ジャパンS)

BOXING RAISEより

見どころ:川村栄吉のジャブをいかに封じるか!?

東日本新人王トーナメント決勝の全階級通して一番優勝確率が高い選手を予想するのであれば、Sライト級の川村栄吉選手の名前を挙げます。

穴が無く盤石なボクシングをするので「もしかして??」が起きる可能性が非常に少ない。

どっしりと体重の乗ったジャブで終始相手をコントロールするボクシングなのでランカークラスの選手でないと川村選手の相手にはならないのではないでしょうか。

西日本の宮川竜成選手と全日本決定戦で対戦したら超ハイレベルな技術戦になるでしょう。

6年のブランクを経て復帰した大場翔選手は復帰後1勝2分。

自分から仕掛けていくスタイルの選手ですが、川村選手と比べると距離は近い。

自分の距離に入る前に川村選手のジャブにコントロールされてしまうかなとこの試合は予想しています。

ただ、大場選手は劣勢になってもそこからズルズル行かない気持ちの強さを持っています。

大場選手が引き分けた2試合は会場で観ていたのですが、特に準決勝は相手に流れが傾きかけたところで踏ん張り持ちこたえていました。

また、川村選手が戦った過去2戦の相手と違いパンチもコンパクト。

これまでの相手よりはジャブも当てづらくなってくるでしょう。

試合結果

川村のジャブが良い。ジャブから右に繋げてペースを掌握。大場は飛び込んで接近戦に持って行きたいが有効打を奪えない。

2Rに川村強烈な左ボディを叩き込む、これは大場効いたが懸命に打ち返す。

最終ラウンドも川村がジャブからフック右ストレートとクリーンヒットを奪うが倒し切れず。

大場選手は得意パターンの右からの攻撃を見せていたが有効打が奪えず。

試合は二者がフルマーク、一者が39対37で川村選手の勝利。

ウェルター級決勝 加藤大河(DANGAN越谷) VS 須賀大地(オークラ)

見どころ:成長著しい加藤か須賀の変則強打か!?

20歳とまだ若い加藤大河選手はボクサーとしても伸び盛り。

基本がしっかりして変なクセはなく、アマチュアキャリアは8戦5勝3敗のようですが、その倍くらいキャリアを積んでいるように感じる選手です。

4勝のうちKO勝ちは1つですが、直近の試合を見た印象からすると倒す力は十分あり。

今後はKOも増えてくるでしょう。

一方の須賀大地選手は超変則。

BOXING RAISEより

そんなにスタンス広くて動きづらくない?

と感じる広いスタンスから飛び込んで左右のフックを振る。

こう書くと変則叩き上げボクサーのように聞こえますが、アマチュアでも23戦17勝のキャリアがあり、デビュー戦ではインハイチャンプの山本諒真選手にKO勝利。

須賀選手のパンチは硬くて重い。

動きも変則で加藤選手からしたら相当やりづらいでしょう。

加藤選手が判定狙いで無理しなければポイントアウト出来るかもしれないが、加藤選手も結構好戦的なので打ち合いの中で須賀選手の強打が上回るのではないか。

試合結果

須賀が外からフックを振り、加藤が正確なジャブをインサイドから。インサイドから有効打を奪うのは加藤だが、須賀のパンチに迫力がある。会場だと須賀の強打が目を惹く。

2Rも同じ展開。須賀は打ってバランスを崩すのは見栄え悪いが強打は良い。特にジャブに対する右の被せが怖い。

3Rやや加藤の手数が落ちた印象も、最終ラウンドはスタートから激しい打ち合いに。こうなるとパンチ力のある須賀の攻撃が光る。強烈な左フックをヒットさせてポイントを取る。

判定は二者が須賀を支持。一者はドロー。

ミドル級決勝 赤井英五郎(帝拳) VS マッチョパパ一基(協栄)

見どころ:とにかく筋肉に酔いしれろ!

この試合は採点とか考えずにお酒飲みながらワーワー観戦するのが1番!!

凡戦になることは100%ない!

と言い切りたいところですが、マッチョパパは徐々に上手さが出てきた。

もしかしたら距離を取って遠い間合いから飛び込んではまた離れ、英五郎選手の打ち気を削ぐ作戦に出てくるかもしれません。

仮にそうなったとしても最後は激しいどつきあいになるでしょう。

両者は2022年度の新人王トーナメント予選でも対戦しており、その時は英五郎選手の右アッパー炸裂によるKO勝利でした。

再び英五郎選手が仕留めるか!?

細かいことは気にせずこの試合はマッチョパパの筋肉とミドル級の激しいどつきあいに酔いしれましょう。

試合結果

マッチョパパ足を使って英五郎が入ってきたところを右で迎撃。右ストレートボディからの左フックも良い。

しかし2Rになると距離が詰まり英五郎ペースに。接近戦での攻防は英五郎が一枚上。

3Rも強弱上下おり混ぜて左ボディ右フックとヒットさせる英五郎。しかしマッチョパパの右フックも英五郎の顔面をとらえる。

最終ラウンドも壮絶な打ち合いの中で回転力で勝ったのは英五郎。

試合は三者が39対37で英五郎。

東日本トーナメント決勝はU-NEXTで配信

以上、2023年度東日本新人王トーナメント全階級の見どころ・勝敗予想・試合結果でした。

新人王トーナメントは2023年度から東の決勝と全日本決定戦はU-NEXTで配信。

トーナメントは盛り上がるので会場観戦可能な方は是非後楽園ホールに。

会場観戦が難しい方はU-NEXTで視聴出来ます。

  • 月々2,189円は高いですが、1,200円分のポイントが付いてきます。
  • 実質月々900円台で楽しめます。

1ヶ月は無料なのでまだ入会していない方も意外と安く楽しめますので検討してみてください!!

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