雑記

愛媛の離島日振島のだてマグロ養殖家福島和彦さんの癒しスポットを体験しよう【プロフェッショナル】

こんにちはTorajiroです。

次週のプロフェッショナルで愛媛の離島、日振島で養殖業を営む福島和彦さんが紹介されます。

福島さんは昨年脳出血で倒れ、今も左半身に麻痺が残っていながらも「世界一のマグロを作る」という夢を追って復帰したそうです。

すごい執念ですね。

そうまでしてでも福島さんが復帰したいと思う理由が知りたいと思い、福島さんの養殖の拠点である日振島の事や、マグロ養殖の魅力等を調べてみました。

愛媛の離島日振島の場所

福島和彦さんが養殖業を行なっているのは、愛媛の離島日振島というところです。

愛媛県宇和島市の宇和島港から、西へ28キロ離れた場所にある、人口460人の小さな島です。

宇和島港からは船で1時間程度のようです。

Googleアースで調べると、月形の小さな島で、上図の赤丸の部分に養殖の生簀(イケス)がたくさん設置されています。

地図を拡大してみると、大量の生簀が写っていましたが、この中の赤丸の部分にある大きな生簀でマグロの養殖が行われているようです。

地図で見ても大きさは分かりづらいと思いますが、マグロの生簀は直径50メートルという事なのでかなりの大きさであることがわかります。

日振島は釣り場として人気で、海水浴場もありました。

民宿もあり、1泊食事付きで7,000円で泊まれるので結構リーズナブルです。

釣りや海水浴を楽しんで郷土料理を食べて離島で一泊なんて最高の贅沢ですね。

いつかやってみたいなぁ。

マグロの養殖は難しい

マグロの養殖は約20年前に完全養殖に成功した近大マグロで注目を集めました。

あれから年数も経ち今ではバンバン養殖マグロが出荷されるようになっていると思ったら、国内の養殖マグロ比率は25%程度に止まっているようです。

日本では天然が好まれるという理由もありますが、マグロの養殖って結構大変みたいですね。

中々産卵しないし、卵も大半死んでしまうし、大きくなったらなったでマグロは泳ぎ続けていないと死んでしまうので、生簀も相当でっかくしておかないとダメなようです。

マグロの養殖はコストがかかる

でっかい生簀を用意しておかないといけないという時点でコストが掛かりそうだなと気づくと思いますが、大量に餌が必要になり、その餌の価格も高騰しているので、養殖でマグロを育てるには相当なコストが必要になってきます。

福島さんのマグロを販売している辻水産も2011年に飼料価格の高騰や魚価の低下による業績悪化で民事再生法を申請していました。

1匹価格が数千万とか聞くと儲かりそうなイメージですが、育てるコストが相当かかるのであまり儲かるビジネスではなさそうです。

マグロの養殖は体験できる?

マグロの養殖は巨大な生簀に大量のマグロが泳いでいて、近くで見たら迫力ありそう。

体験会とかあれば面白そうだなぁと思いましたが、そんな簡単に体験出来るような代物ではなさそうです。

唯一和歌山県の南紀串本観光協会ウェブサイトで体験会の案内を発見することができました。

▶︎南紀串本観光協会

大人5,000円のようですが、見学だけでこの価格なのか、食べたりも出来るのか、詳細がわからないので高いとも安いとも言えないです。

迫力ある生簀スポットを一度は見学してみたいなぁとは思うのですが。

福島和彦さんの癒しスポットを体験しよう

福島和彦さんにまつわる過去記事で、福島さんの癒しスポットなるものが紹介されていました。

そんな福島さんの口癖は”がいな!”(宇和島弁で「すごい!」という意味)。「イケスの底から見たら、マグロが”がいな”でぇ~」世界最大級のイケス(水深30m)の底から見上げる海には、悠然と回遊するマグロの姿が・・・そこは幼少の頃から金魚や熱帯魚に夢中になり、魚に囲まれて生活してきた福島さんとっておきの”癒しスポット”でもあるんです。

出典:がいな!マグロ牧場 ~豊後水道・クロマグロ養殖奮闘記~

この記事読んで、昔見た映画「グラン・ブルー」を思い出しました。

深いプールの底から上を見上げる時のキラキラ感とか最高ですけど、見上げた先に大量のマグロが回遊する世界が広がっていたらこの世のものとは思えない世界でしょうね。

福島さんが見ている世界を体験してみたいなぁと思っていたら、辻水産のYouTubeチャンネルでちょっと面白いものがありました。

生簀の底の映像で、360°カメラを自分で動かせるようになっているチャンネルになっていて、カメラを動かして見上げた先にはマグロの大群が回遊しています。

欲を言えば海の中で体感したいところですが、自分でカメラを動かせるので臨場感が加わって中々面白い動画でしたよ。

すごく綺麗な世界が広がっているので是非視聴してみてください。

まとめ

マグロの養殖はとても難しく、まだまだ養殖技術も確立されていません。

困難な上にコストもかかるので、簡単には行かないと思いますが、だからこそまだまだ改良の余地があって、そこに魅力があるのかもしれません。

  • 改良の余地があるからまだまだ辞められない。
  • 生簀の底から見上げた先の回遊するマグロを見ているのが好き。

そんなマグロと海に取り憑かれた男が福島和彦さんなのかなと思いました。

リアルグラン・ブルー福島和彦さんがプロフェッショナルで何を語るのか、とても楽しみにしています。

死ぬまでに一度、生簀の底からマグロが回遊する姿を見上げてみたいなぁ。

  • この記事を書いた人

torajiro

ボクシングファン歴25年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴2年。ボクシングニュース、3150FIGHTネタ、各種ボクシングデータ、新人王トーナメント、選手紹介等のボクシングブログを書いています。

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