左肩の負傷を乗り越え、2024年5月16日(木)に佐々木尽選手が復帰しました。
振り回して被弾する場面は見られたものの、試合は難敵ジョー・ノイナイ選手に5RTKO勝利。
この試合を後楽園ホールで観戦して痛感した佐々木尽選手が放つ圧倒的な華を伝えたいと思います。
世界線じゃなくて良いので佐々木尽がアメリカのリングに上がるところ、そして東京ドームのリングに上がるところを見てみたい!!
追記
佐々木尽選手は2024年9月3日(火)に有明アリーナで井上尚弥 VS TJドヘニー戦のアンダーカードに出場します!!
久々に見た客席からの入場!!
10ヶ月振りのリングに上がった佐々木尽選手。
入場時にコーナー付近を見て登場を待っていると、一緒に観戦していただれバト代表土屋修平氏にちょいちょいと肩を叩かれ後ろ後ろと。
何だろうと後ろを振り向くとそこに佐々木尽がいる!!
久々に拝んだ客席からの入場シーン。
観客も佐々木尽に手を伸ばしてグータッチしながら階段を降りて入場。
会場の一体感がグンと高まる激アツな入場に期待感もグンと上がる!
僕も思わず「偉い!佐々木尽良くやった!」と訳の分からん声援を送っていました。
リングイン前のロープにもたれての客席へのアピール
客席から降りてきた佐々木尽選手はリングインの際にもロープにもたれかかり客席のテンションを上げていく。
キックボクサーが入場時に良くやっている奴で、こういうのボクサーももっとやって欲しいなと思っていた側から佐々木尽選手がやってくれました。
日本ボクシング界のカルチャーはどこか品行方正で謙虚さを求める傾向にあります。
が、ボクシングはスポーツであり格闘技、殴り合って強さを決める世界。
- もっと強欲で良いし。
- 自分を見ろ!とアピールして良いし。
- ナルシストで良いし。
- ぶっ壊れてて良い!!
僕はそう思っています。
ボクサーももっと人から見られていることを意識しながら格好つけて欲しい。
そう願っていたところに佐々木尽選手のこの入場。
求めていたものの全てがそこにある!!
そう思わずにはいられない佐々木尽選手の入場シーンでした。
(KO勝利前にリングインの段階でコーナーポストに登ってしまう選手もまた珍しい。。)
試合は剛腕を振り切ってヒヤッとする場面も
10ヶ月振りのリングに上がった佐々木尽選手は様子見もなく最初から元気いっぱい。
ノイナイ選手の左ストレートをブロックして思いっきり左フックを振り抜く。
カウンターを警戒してあんな思い切り振り切ることなんて普通は出来ない。
「クスリでもやっていない限り無理だ(笑)!!」
勿論冗談ですが、そう言いたくなるほどに佐々木尽選手の振り切りっぷりは半端ではなかった。
その分だけ隙もあり、ノイナイ選手に左を合わされてヒヤッとする場面もなきにしもあらずではありました。
後半になって動きが落ちてきたら危ないのでは、、
と思い始めた5Rに右ボディストレートからの左フックがガツンと入り、そこから一気にまとめてTKO勝利。
「世界を目指す上では〜」
といった点は抜きにして語ればエンタメとしてはパーフェクトに近い内容でした。
派手なパンチが入る場面もあり、ヒヤッとする場面もあり、最後はド派手に決めて程よい時間帯でTKO。
試合後のお酒とご飯も美味しくて会話も弾み、プロレス観戦後のような爽快感がありました。
真剣勝負の醍醐味も、格闘技のエンタメ性もどちらも楽しめる試合なんて早々ありません。
佐々木尽のキャラとボクシングスタイルは海外でも絶対にウケる
佐々木尽選手の持つキャラクターは謙虚で真面目で控え目な選手が多い日本のボクシング界においては異端。
この強力な個性は国境を越えても受け入れられるでしょう。
エンターテイメント大国アメリカに行っても異彩を放つことは間違いない。
加えてあのド派手なボクシングスタイルです。
しかも時折コミカルな動きも見せます。
これらの分かりやすい個性が本場で受け入れられて「ジャパニーズクレイジーガイ!!」と称賛される佐々木尽選手の未来が目に浮かびます。
世界のベルトは勿論大事ですが、ベルトは掛からなくてもキャラも試合も面白いので海外のリングでも想像を超えるインパクトを残してこれるはずです。
まとめ:東京ドームと世界が佐々木尽を待っている、の前に有明アリーナ
派手で分かりやすい試合に個性的なキャラで客席を盛り上げる力も持った佐々木尽選手。
このスーパースター候補には大きな舞台が似合います。
是非とも日本を越えてエンタメの本場アメリカのリングでも爪痕を残してきていただきたい。
そしていつか満員の東京ドームでド派手な演出の中、ド派手な試合でドームに熱狂をもたらして欲しいと願っています。
その前にまずは有明アリーナ。
バキバキマッチョの危険な相手と対戦します。
ファンの応援があるからこそ輝ける佐々木尽選手です。
是非会場で佐々木尽選手で盛り上がりましょう。
チケット情報はこちら(当日券も出るはず)。
世界中から応援され、満員の東京ドームで試合をするようなことがあったら果たしてどこまで輝いてしまうのか!?
舞台が大きくなればなるほど、応援の声が大きくなればなるほど様々な角度に突き抜ける佐々木尽という選手を皆様期待を込めて応援しましょう!!