こんにちはTorajiroです。
3/19は矢吹正道選手と拳四朗選手のダイレクトリマッチが控えています。
楽しみ半分、不安半分な試合です。
どちらにも勝って欲しいのでどっちが勝っても複雑なんです。
今回の試合はABEMAで中継されますが、ABEMAで中継実現の功労者は間違いなく当日解説もする亀田興毅氏でしょう。
亀田氏には感謝すると共に、解説が中立ではなくなりそうだなという懸念も持っています。
もくじ
開催地は拳四朗サイド、放送は矢吹の不思議な興行
矢吹正道VS寺地拳四朗選手のリマッチは拳四朗選手のホームである京都で開催されます。
地元開催という面では拳四朗選手にとっては有利ですが、ABEMAと解説の亀田興毅氏は完全に矢吹サイド。
開催地と放送でホームが入れ替わる面白い構図になっています。
亀田と緑ジムの関係
矢吹と亀田?ジムも地元も違うし関係ないじゃないかと感じるかもしれませんが、亀田興毅氏と緑ジムの松尾会長とは、非常に有効な関係を築いています。
緑ジムから3150ファイトに移籍する選手(但馬ミツロに竹嶋宏心選手)もいるし、矢吹選手の弟の力石選手の試合も3150ファイトがプロモートしています。
矢吹選手の手元に世界チャンピオンのベルトが届くまで、亀田興毅氏が自分のチャンピオンベルトを矢吹選手に貸していたこともありました。


松尾会長もJBCの体制に不満を抱いている方なので、その点でも気が合うのかも。
松尾会長は矢吹選手のバッティング騒動から再戦に至る過程でのJBCの対応に激怒していましたが、結構前から健保金問題等でJBCとぶつかっています。
JBCの事業報告書の処分関係欄を見ていると、松尾会長の名前が時々出てきます。
亀田史郎さん程ではないですけど。
亀田は中立な解説が出来るのか?
さてさて、このように亀田氏は完全に矢吹選手サイドの人間ですが、そうした方に中立的な解説が出来るのかという疑念はあります。
かつて亀田三兄弟が国内で活躍していた頃の亀田寄りのTBSの解説は不評でしたよね。
自分は亀田大毅選手が大好きだったのですが、それでも変な忖度が働いた解説だなぁとあまり好きにはなれませんでした。
あれと同じ解説を亀田興毅氏がやってしまうのか、それともボクシングファンを熱くさせる解説をするのか、そこに注目しています。
ここで亀田興毅氏が贔屓目なしのフェアな解説したら株は上がるけど、それはないんだろうな。
多分。。
矢吹選手が勝てば3150で世界戦をプロモート?
この試合、仮に矢吹選手が防衛に成功したらきっと次の興行は3150ファイトで計画されるでしょう。
亀田和毅選手とのダブルタイトルなんてやれたらそれこそ最高でしょうが、和毅選手は日本でタイトル挑戦は難しいでしょうね。チャンピオンじゃないし。
ここで矢吹選手が防衛に成功すれば、3150ファイトで世界戦をプロモートするチャンスが生まれ、まだキャリアの浅い選手が多い3150ファイトの知名度も一気に上がるでしょう。
矢吹選手が負けても3150ファイトで再起
仮に矢吹選手が負けた場合ですが、おそらく矢吹選手としては次にチャンスを得る機会も難しいしと引退を考えるでしょう。
でも、3150ファイトであれば亀田氏の知名度で客が入ってABEMAでも放送される金になる試合を組んでもらえるかもしれません。
家族のいる矢吹選手にとっては稼ぐ事は何よりも大事なはず。
そして3150ファイトにとっても矢吹選手の実績は非常に魅力的。
お互いwin winな関係で世界戦でなくとも魅力的な興行が実現出来るでしょう。
まとめ
矢吹VS拳四朗の再戦に亀田とABEMAが入ってきた事で、先々の展開も面白くなってきました。
両者の試合予想は別記事を書いているのでこちらをご参照ください。
どちらにも勝って欲しい複雑な一戦ですが、矢吹選手はもし負けても3150ファイトからまたボクシングを盛り上げ、自身も稼いでいける道があるのかな?
そう考えたら拳四朗選手に勝って欲しいかな?
いやいや、そんな事言っちゃいかんな。
ドキドキハラハラの試合は是非ABEMAで。
拳四朗選手情報によると試合はかなり早い時間帯になりそうです。
力石選手によるともうちょい遅いかもって。
ではまた。