観戦記

U-NEXT BOXING.6試合速報|増田VS比嘉・拳四朗・岩田の結果は?

torajiro

ボクシングファン歴30年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴4年。一人でも多くのプロボクサーの戦った証をネット上の記事として残していきたいと思いブログを開設。Xも投稿していますのでフォローいただけると嬉しいです。

2026年7月20日(月)開戦のU-NEXT BOXING.6試合速報です。

試合は17:00からU-NEXTにて配信開始。新人王トーナメント予選からお見逃しなく!

16:00から過去のハイライト配信中です↓

東日本新人王Sフライ級4回戦
磯部天翔(ワタナベ)VS佐藤竜冴(横浜光)

1R、ジャブを突いてサークリングする磯部に佐藤は前に出ていきなり右で磯部を後退させて連打。

巻き込まれた磯部はジャブ右ボディフットワークで建て直したいが佐藤の右が良く決まる。

外から飛んでくる佐藤の右に磯部反応出来ていない。

2Rにもコーナーに詰めてまとめる場面、終盤に右で腰を落とす場面を作る。

磯部も中間距離でジャブから右アッパー左フックとコンビネーションを見せるが佐藤はリターンをすぐ返してパンチをまとめる。

4Rポイント劣勢の磯部は自分から前に出て打ち合い勝負に挑む。

磯部意地の打ち合いで根性を見せたが最後は佐藤が一発決めてパンチをまとめ続けたところでレフェリーが試合をストップ。

倒れず強打を被弾し続けた磯部のダメージが心配される。

119LB契約8回戦
秋次克真(米)VSヘルラン ゴメス(比)

秋次ジャブからバックステップでゴメスのパンチを外して左ボディ、左ストレート。思ったよりも1Rから好戦的な秋次。

秋次コンビネーションの中での左ボディが効果的。多彩なコンビネーションで優勢に試合を進める。

ゴメスは打ち終わりを狙っているが秋次のバックステップが速い。

3Rに入ると秋次の左がゴメスの顔面をとらえる場面が増える。

5Rに秋次左のダブルでゴメスがバランスを崩す。ダメージはありそうだ。

ブレイク後もすかさず飛び込んでワンツーをクリーンヒットさせたところでレフェリーがダメージを考慮して試合をストップ。

秋次長身でスピードもあり左ボディを突き刺しダメージを蓄積させていった。

長身でありつつしっかり腰を落としてバランスを崩さず左ボディストレートを打てるのは強い。足も速かった。

WBC世界Lフライ級タイトルマッチ12回戦
岩田翔吉(帝拳)VSエリック バディージョ(メ)

1R、岩田軽快なフットワークから右ボディ。

バディージョはプレッシャーをかけながら左ストレートをショートでヒットさせるが、岩田もカウンターの右を決める。

1Rはバディージョのプレッシャーを取るか岩田のカウンターの右を取るか。個人的には岩田。

2R岩田右ボディからノーモーションの右を岩田が決めて優勢。バディージョのプレッシャーにかなり動かされてはいるので後半のスタミナは心配。

3Rバディージョはプレッシャーを弱め誘い込む場面も見えるが岩田が右からのコンビネーション、左ボディからの右とポイントを重ねる。

4R再びバディージョが圧を強めて手数を増やす。明確にポイントを取りに来たバディージョがここで左ストレートで岩田のバランスを崩しダウンを先取。ダメージは感じられないがダウンはダウン。

ここまでのポイントは3者が38対37で岩田リード。

5Rダウンを奪って自信を深めたバディージョが力強いパンチで前に出る。岩田も迎え打ち右を決めるがアッパーで跳ね上げられワンツーをもらいポイントはやや取られたか。

6R岩田ショートの右で距離を取ったと思ったら右ストレートボディで飛び込む。不意打ちのこのボディはバディージョ効いたか。

翔吉タイムに入りバディージョの運動量は一気に落ちる。

7R岩田は引き続きの右ボディを意識させて右アッパー、右ストレート。バディージョも打ち合いにくるが岩田回転力で上回り右を効果的に決める。

8Rバディージョのコンビネーションにリターンの左フックを決める岩田。右フックをカウンターで決めた後で右ボディで再びダメージを与えた岩田。このラウンドも明確にポイントを取った。

ジャッジは5ポイント差が2者、3ポイント差が1者で岩田を支持。

9Rバディージョは圧もキレも落ちて岩田が前に出て自信を持って左ボディとノーモーションの右を決めていく。

この試合バディージョの右ボディアッパーに合わせる右フックが良く決まっている。

10Rも岩田右トリプルなど独壇場。ノンタイトル戦ならストップになっていてもおかしくない一方的な展開。

いつ試合を止めてもおかしくない状況の中、11Rに右ストレートで顔面を跳ね上げたところでレフェリーが試合をストップ。

この試合は岩田選手不利と予想していましたが良い方向に裏切られました。

動きのキレが一段上がり、パワーもアップ。体も突っ込まずバランスも保ち過去イチのパフォーマンスだった。

WBO世界Sフライ級王座決定12回戦
寺地拳四朗(BMB)VSイスラエル ゴンサレス(メ)

1R向かい合うと体格差は感じないし拳四朗の足も動いている。ただ距離はやや遠く、ゴンサレスが左ボディジャブ、左ジャブで僅かにポイントを取ったか。

2Rスタートからゴンサレスが出る。ゴンサレスのボディストレートに拳四朗右を合わせてダウンを先取。バランスを崩したダウンでダメージはないが、これで拳四朗も波に乗れるか。

3R拳四朗距離を掴んできた。ジャブから右ボディに右カウンター。拳四朗良い形で階級アップ出来ている。

4R拳四朗の右が的確にゴンサレスをとらえる。ゴンサレスはジャブをバックステップで外され右の来るタイミングが読めず突破口が開けない。

5Rゴンサレス強引に出てきて互角の打ち合いに。ポイントは割れたかもしれないが積極性を強めたゴンサレス。

6Rテンポ良い打ち合いの中で拳四朗の的確な右がやや上回ったか。ワンツーのリズムの速さにゴンサレス対応出来ていない。

7Rは甲乙つけがたい。ゴンサレスがボディから左右フックをヒットさせた場面の印象が強かったか。

8R拳四朗の被弾は少ないが拳四朗のワンツーも当たらなくなってきており、解説の印象ほど余裕な展開には見えない。ポイントは手数で優ったゴンサレスにつけます。

9Rお互いクリーンヒットは少ないがゴンサレスが手数で勝り一発当たったところで一気に攻めるので見栄えは良い。拳四朗も単発で有効打を奪うが、どっちを取るか微妙なラウンド。

10R拳四朗ジャブ突いて動いて被弾は最小限。右をクリーンヒットさせてこのラウンドは拳四朗が取ったか。

11Rゴンサレスのキレは落ちてきたがまとめるところはしっかりまとめる。拳四朗のジャブワンツーの方が綺麗に入ったか。ただ手数では負けている。

12R最後は激しい打ち合い。拳四朗がジャブワンツー、ワンツースリーで顎を跳ね上げ最後にワンツーでダウンを奪う。

最終ラウンドにダウンを奪って判定は3対0で拳四朗。

中盤ヒヤヒヤしていたが終盤で抜け出した。

フライ級の期間も短かったし、階級を上げてここまで仕上げてくるのは凄いです。

WBA世界バンタム級王座決定12回戦
増田陸(帝拳)VS比嘉大吾(志成)

1R増田が前に出て比嘉がサークリングから潜り込むタイミングを伺う。クリーンヒットはないがプレッシャーをかけてジャブから左につなげた増田のラウンド。比嘉はほぼ手を出さず様子見に徹する。

2R比嘉が強引に入り込もうとする場面はあったがパンチは空を切った。ポイントはジャブから左で組み立てる増田。

3Rも同じ展開。比嘉は更に強引に出るがヒットは奪えず。ガードの上からでも左につなげた増田のラウンド。終盤にはジャストミートではないが比嘉の入ってきたところに左を合わせた。

4R徐々に増田がタイミングを掴み比嘉の前進を前の手で止めて左を合わせる。比嘉は突破口が開けなかったがラウンド終盤に強引にロープぎわに押し込んでまとめる場面を作る。クリーンヒットはなくポイントは増田。

5R増田がジャブから左。距離がつまったらアッパーで迎撃。クリーンヒットはしていないがポイントは増田。比嘉も右のオーバーハンドや強引に距離を詰める場面はあるが増田のディフェンスが素晴らしい。

6R比嘉の右ショートや強引に詰めてのボディ、飛び込んで左フックと見せ場は一番多かったがポイント的には左ストレートを決めた増田。比嘉につけたジャッジもいるかも。

7R比嘉の右が当たる場面も増えてきたが、その分比嘉も増田の左をもらってはいる。ただロープに詰めて強引に攻めた場面で比嘉のポイントか。

8R比嘉が泥試合に巻き込んだかと思いきや中間距離でショートの右や左フックをカウンターで決める。増田も迎撃しているがポイントは比嘉かな。

9R比嘉のノーモーションの右も単発で当たるが増田は足を使ってジャブから左につなげる。ポイント的には左で迎撃した増田か。

10R比嘉強引に詰めて左右フック。増田も強気で打ち合い反撃。ポイント的には中盤以降左で迎撃した増田ではないか。

11R増田ワンツースリーフォーとコンビネーションでポイントを取りにくる。比嘉はこのラウンドかなりのダメージが見られる。ジャブから入ってくるところに左ボディカウンターに左ストレートがクリーンヒット。

12Rポイント的には大幅にリードしているであろう増田が倒し切りに前に出る。増田が前に出てコンビネーションでダメージを与え、比嘉は強引にパンチを振るって試合終了。最終ラウンドもポイントは増田。

判定はなんとスプリッド2対1で増田。

117-111が妥当だと思いましたが、比嘉の突進力を評価したジャッジもいたようです。リングサイドだと違う景色に見えた可能性は確かにあります。

勝利した増田選手はインタビューで真のチャンピオンになりたいとコメント。

スーパー王者のバムに加え休養王者扱いとされてしまった堤聖也選手の存在もあることを意識してのコメントか。

増田選手のチャンピオンロードはまだまだこれから。

比嘉選手は4度目の挑戦も実らなかったがなりふり構わず勝ちに行く姿勢を見せた。

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