2025年6月8日(日)日本ボクシング界の歴史に残るであろうバンタム級の日本人王者同士の統一戦が開催されます。
バンタム級で日本人世界王者同士が統一戦を行うのは史上初。
- WBCバンタム級王者ビッグバン中谷潤人
- IBFバンタム級王者ジャイアントキラー西田凌佑
本物と本物の無敗の王者同士が激突する一戦を前に、ボクシングファンの心は歓喜の一方でさぞかし乱れていることでしょう。
心情的にはどっちが負ける姿も見たくない複雑な一戦でもあります。
この複雑な心情を拗らせた乙女の気持ちで表現してみます。
統一戦に寄せる葛藤をシェアさせてください。
クール&ビーストな倒し屋潤人君のビッグバンKOが見たい!!

リング外ではいつも朗らかで少年のような笑顔の潤人君。
ひとたびリングに上がれば一変してクールな男に。
このギャップがゾクっとする。
冷静にお相手の力量を見定めて徐々に弱らせ、ここぞという時には一気に畳み掛けて無慈悲に倒し切る野獣性がファンの心を魅了。
30戦30勝(23KO)の3階級制覇王者と肩書きもパーフェクト。
そんな潤人君に最近ついたニックネームは「ビッグバン」。
試合までに磨き上げた技巧をリング上で大爆発させちゃう潤人君。
潤人君には技巧を堪能させていただいた上での戦慄のKOを常に期待してしまう。
今度の試合も、、と思ったけれど、西田君がビッグバンに倒されるところを自分は見たかったのかしら。。
抜群のテクニックの裏に隠された闘志でジャイアントキリングを続ける西田君

感情を爆発させることの少ない西田君はいつも落ち着いていて一見気弱そう。
そんな西田君に亀田興毅3150FIGHTファウンダーがつけた異名は「浪速の普通」。
でもそんな西田君のマッチメイクは時にトンデモなく冒険的。
- デビュー3戦目で世界挑戦経験者で元日本王者の大森将平選手にアタックして完勝
- 4戦目で元世界王者比嘉大吾選手に挑みまたもや完封
- そして初の世界挑戦は圧倒的不利予想もエマヌエル ロドリゲス選手からダウンを奪い新王者に
エマヌエル ロドリゲス戦はボクシングモバイルでもエマロド勝利予想が74%。
圧倒的不利予想を覆しながら10戦10勝2KOでIBF王者を防衛中の西田君。
作られた戦績ではなくイバラの道を歩みながら確実にチャンスをモノにしてきた西田君に好意を寄せるファンは少なくない。
気弱そうな風貌の奥底に隠された熱いハートにギャップ萌えしちゃう。
そんな西田君にはまた今度もジャイアントキリングを期待したい、、、のだけど今度の大物は潤人君。
潤人君が持ち味を殺されて首を捻りながらリングを降りる姿を自分は果たして見たいのかしら。
どっちが負けるのも嫌、でもドローはもっと嫌なファンの心

西田選手が対戦アピールをして本当に決まってしまった日本人世界王者同士によるバンタム級の統一戦。
- 西田選手が倒れ初黒星を喫する姿を見たくはない。
- 中谷選手が持ち味を殺されて判定で敗れる姿も見たくはない。

ならドローはどうなのかと問われるとそれはもっと嫌!!
どっちも負けて欲しくないけれど、やるからには勝敗ははっきりついて欲しい。
そんなワガママな拗れた乙女心を抱きながらこの試合を心待ちするファンは少なくないはず。
世間的な知名度では圧倒的に中谷潤人選手でしょう。
井上尚弥選手との東京ドーム戦も噂されていますし、最近メディアへの露出も増えて注目度は一気に上がっています。
でもボクシングファンは西田凌佑選手が歩んできたイバラのボクサーズロードを知っています。
大森が勝つだろう、比嘉が勝つだろう、流石にエマロドだろう、そういう空気を跳ね返しながら道を切り拓いてきた西田選手を応援したい気持ちもあるのです。
決戦は2025年6月8日(日)配信開始は17:00
楽しみで仕方がないのに自分の気持ちがハッピーエンドになる未来が予想出来ない中谷潤人VS西田凌佑戦。
この乙女の三角関係のようなシチュエーションにハッピーエンドは有り得るのか??
勝者には東京ドームでの井上尚弥戦が待っています。
このボクシング史に残る一戦をPrime Videoで配信を楽しむも良し、有明アリーナで歴史を見届けるも良し、スポーツバーで友人とワイワイ盛り上がるも良し!!
果たして試合後にボクシングファンの皆様一人一人が何を想うのか。