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ボクシングドラマ・映画に良く出演する関係者は??未来への10カウントに出演はあるか?

こんにちはtorajiroです。

キムタク主演のボクシングドラマ「未来への10カウント」がスタートしました。

今後ボクシング界の選手や関係者の出演情報も楽しみではありますが、過去のボクシングドラマ・映画で出演率の高い関係者って誰だと思いますか?

過去の作品を振り返ってみると、かなりの頻度で出演している方々がいました。

今回はボクシングドラマや映画で定番のあの方々を紹介したいと思います。

ボクシング映画の名シーンに必ず出るこの方

ボクシング映画のクライマックスと言ったら何と言っても試合。

リングの上で対峙するのは主役と敵役。そしてその2人を捌くもう1人の重要人物が必要です。

日本ボクシングを代表する名レフェリー福地勇治氏

ボクシング映画のクライマックスシーンで毎回のように出てくる人物はレフェリーの福地勇治氏。

出典:ボクシングモバイル

登場率があまりにも高いので、クライマックスが近づくとどうしても福地勇治レフェリーがチラつきます。

そしていざ試合!!

でた!!福地さん!!

映画アンダードッグより

毎回そんな感じです。

どうして毎回福地さんなのかと言うと、それは圧倒的な信頼感と知名度からでしょう。

ボクシング関係者にパッと思い浮かぶ現役レフェリーは誰かと問えば、十中八九福地勇治さんと答えるはずです。

知名度的にはK-1のレフェリーで言うところの角田さんのような存在?なのかな。

あそこまで色モノではありませんしレフェリングスタイルは真逆ですが。

福地勇治氏の経歴

福地氏の父親は元日本、東洋太平洋ウエルター級チャンピオンの福地健治氏。

ボクサーを親に持つ家庭で育ったことで、幼少期からボクシングに親しんできたでしょうが、自身はプロボクサーとしてのキャリアはなさそうです。

レフェリーとなったのは30代に入ってから。

現在60歳を超えていますので30年近いレフェリーキャリアをお持ちです。

日本国内のみならず、海外でも多くの世界戦のレフェリング経験のある超ベテラン名物レフェリーであります。

後楽園ホールで試合観戦をしていると、たまに福地レフェリーに声援を送っている方々もいたり。

リングの上では常に冷静。

レフェリーによっては選手を厳しく叱責しながらレフェリングする方もいますが、福地さんはいつも表情を変えず淡々と。

多くの試合を捌いているので時に批判にさらされる事もありますが、そんな時も常に冷静淡々と。

選手にとってはこれ以上安心できるレフェリーはいないような存在です。

福地勇治氏の出演作品

そんなベテランレフェリー福地勇治氏は映画にも引っ張りだこ。

最近上映されたボクシング映画をリストアップしてみると、何と全ての映画に福地レフェリーが登場していました。

  • BLUE/ブルー 2021年
  • アンダードッグ 2020年
  • あゝ、荒野 2017年
  • 百円の恋 2014年
あゝ、福地(あゝ、荒野より)
アンダー福地(アンダードッグより)

どの映画でもクライマックスの感動的なシーンの片隅にはもれなく福地レフェリーが付いてきます。

ボクシングを題材とした映画は割と頻繁に上映されるので、今後も福地レフェリーが現役であり続ける限り出演の機会は出てくるでしょうね。

リアルなボクシングシーンが見られるのかこの方のおかげ

最近のボクシング映画を観ているともう1人、「あ、この人またいる」と気づく方がいます。

それが次に紹介するトレーナー兼俳優のこの方。

エディタウンゼント賞受賞トレーナー兼俳優の松浦慎一郎氏

出典:松浦慎一郎公式ウェブサイトより

トレーナー兼俳優という肩書きを活かし、ボクシング映画では演技指導も出演もしてしまうのがこの松浦慎一郎氏です。

最近のボクシング映画で役者陣のボクシング技術が上がっていると感じるのはこの松浦氏の功績が非常に大きいのだと思います。

松浦慎一郎氏の経歴

松浦氏は九州産業大学でボクシングを始め、その後役者を目指して上京したものの、ひょんな事から名門ワタナベジムでトレーナーをすることとなります。

ワタナベジムトレーナー時代には名チャンピオン内山高志氏のチーム内山として、その年の日本一のトレーナーに贈られるエディタウンゼント賞を贈られた事もありました。

その後、徐々に俳優としての仕事を増やしていき、気がつけば「ボクシング映画と言えば松浦慎一郎」という現在の地位を築いていました。

松浦慎一郎氏が関わったボクシング映画

松浦氏が携わったボクシング映画ですが、何と福地レフェリー同様に上に紹介した全ての映画作品に出演していました。

時にはトレーナー役で、また時には主人公の対戦相手役として。

更に自身が出演する傍ら、役者陣への演技指導もしてと、正に七面六臂の活躍です。

映画のボクシングシーンって難しいですよね。

演技なので本気で殴ってはいけないからパンチは寸止め。

一歩間違えばコミカルな動きになってしまうところを体の大きな動きを使って迫力ある動きにしたり。

ただのボクシングトレーナーでは演技で魅せるボクシングシーンを指導するのは難しいので、松浦氏の存在は唯一無二なのでしょう。

未来への10カウントへの出演可能性は!?

さて、今回紹介した福地勇治レフェリーや、松浦慎一郎氏の未来への10カウントへの出演はあり得るのでしょうか。

演技指導に名前のない松浦氏の出演の可能性はかなり低いでしょうが、福地レフェリーは後楽園ホールへの試合観戦場面等があれば出てくるかもしれませんね。

キムタクが指導する高校ボクシング部のOBがプロボクサーになっていて、その試合応援なんて場面があってもおかしくないですよね。

そのOB役が井上尚弥選手や村田諒太選手だった、なんて展開も無きにしもあらずか??

まとめ

キムタクというビッグネームがボクシングドラマに参戦したことはボクシング界にとっては物凄く有り難い事です。

高校も大学もプロも、どこもかしこも選手が減って苦労しているのがボクシング界の現状です。

キムタクによって生じたボクシングブームでボクシングに憧れを持って自分もやってみたいと思う人が増えたり、スポーツとして関心を持って試合観戦してくれる方が増えたり、他のボクシングドラマや映画も観てみようと思ってくれる人が増えたり、そうしてボクシングが盛り上がってくれる未来が来ることを願い、この記事を締めたいと思います。

木村拓哉さんありがとうございます。ハードな撮影だと思いますがお体に気をつけてください。

  • この記事を書いた人

torajiro

ボクシングファン歴25年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴2年。ボクシングニュース、3150FIGHTネタ、各種ボクシングデータ、新人王トーナメント、選手紹介等のボクシングブログを書いています。

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