近い将来の世界が期待される伊藤千飛選手がメインの2026年9月5日(土)開催のDYNAMIC GLOVE ON U-NEXT.47試合速報です。
アンダーカードもオールドルーキーら個性溢れる魅力ある選手が多数参戦。
試合はU-NEXTで配信です。
第1試合Sバンタム級6回戦|八谷洋平 vs 永里翔
37歳のハードパンチャー八谷洋平が全日本新人王決定戦以来の再起戦。
1R、八谷足を使って距離を取りながらタイミングを探る静かな立ち上がり。永里は左を散らしながら右を狙う。落ち着いた立ち上がりだったが後半に八谷が左右左で攻め込み印象は良かったか。
2R、永里が積極的に前に出始めるが、そこに八谷狙いすました左でラスト1分にダウンを奪う。ショートでタイミング良く入ったので永里は見えなかったか。永里入り込む時に体が正面に入ってしまうので八谷の左が危ない。
3R、永里外を取られた状態で中に入ろうとして体が正面。危ない距離での戦いが続く中、八谷が永里の右を外して左カウンターでTKO勝利。
37歳オールドルーキーはまだまだ足も良く動いて反応も良く元気いっぱい!!
永里選手はどんどんいい体になっていくが今日はスタイル的に相性が悪すぎた。
第2試合ミニマム級6回戦|浅井レイト vs 宮川晟
浅井選手に関しては以下の記事もご覧ください。宮川晟は現時点では格上の相手。
1R、宮川体が大きくなった。課題だったフィジカルが進化している。浅井レイトは入場からいい空気を作る。サウスポー同士の試合は浅井の踏み込みに宮川が前の手、左ストレートで迎撃。浅井の積極性を取るか、迎撃する宮川の一発を取るか。
2R、浅井が打っては動き、ボディも見せて積極的な攻撃。左ストレートも最短距離で飛ばし返しのフックまで。宮川は後手に回っているが迎え打つ一発一発は重い。ポイントは浅井か。
(インターバル中、パンチ山下トレーナーが的確な指示を送る。)
3R、宮川も出てきて激しい攻防に。中盤まではクリーンヒットで宮川だったが後半は浅井がパンチをまとめる。ポイントは分からない。最後に宮川が左を当てたので若干宮川で。
4R、宮川がジャブから左を決めてクリーンヒットで一歩リードか。手数は互角だが一発の見栄えは宮川。
5R、浅井はジャブジャブストレートフックと切り込んで頭を振りながら接近戦。離れると宮川がジャブからストレートを打ち下ろす。宮川は良いボディも出た。浅井も積極的に攻めたが中盤以降宮川の有効だが一歩リード。
6R、浅井は手数もフットワークも衰えず。浅井がワンツーを決めれば宮川も返す。浅井が切り込むが打ち終わりに宮川リターンを決める。ポイントは難しいが宮川か。
採点は2対0で宮川。一者がドローの2者が58対56。3R以降宮川選手のクリーンヒットが僅かに勝った。
A級ボクサーの宮川に浅井も良く食い下がった。
第3試合バンタム級8回戦|西岡伶英 vs ペルジョン・アリピオ
1R、アリピオは左右重いパンチを振り切るフィリピーノ。移籍初戦の西岡は冷静に下がらずジャブを合わせジャブから右につなげる。移籍して圧力が上がった印象。
2R、アリピオ変則的な動きから右スイングが空を切る。西岡パンチを前で受けてリターンの左ボディでアリピオ後退。はっきりとポイントを取った。
3R、この回も西岡左右ボディでダメージを与え右でダウンを奪う。ラウンド終盤にも西岡の右でアリピオストンと腰が落ちて2度目のダウン。ボディを効かせての右で理想的なダウン。
4R、西岡のボディが入るたびにアリピオは後退。最後は左ボディで崩れ10カウント。
西岡技術そのままに相手の攻撃を前で受けてリターンを返す攻撃性アップのスタイルで移籍&再起戦に勝利。
第4試合Sバンタム級8回戦|秋間瑞輝 vs 内構拳斗
内構選手は真面目なファイターに見えるがYouTubeでは結構イカれており生き様もファイター。
1R、秋間は8cmのリーチ差を活かして先にジャブを当ててサークリング。内構はガッチリガードでジャブをブロックして前に出てボディから上へ。固いガードから真っ直ぐ飛んでくるジャブも良い。お互いの持ち味が出たがリターンでやや内構か。
2R、秋間はジャブからワンツー右アッパー。内構はブロックから左ボディをリターン。手数は互角だがブロックからリターンを返す内構が優勢か。
3R、秋間左ジャブで活路を見出したいが内構のブロックが固い。ブロックして左ボディにジャブも良く、コーナーに詰めてパンチをまとめる。
4R、秋間も近い距離で右フックを打ち下ろす。内構このラウンドもリターンのボディが良いが、秋間も相打ちで左フックを先に当てた。ポイントは微妙だが秋間でも良いかも。
5R、内構が右ストレートをクリーンヒット。この回お互いのストレートがヒットしたがポイントは内構。
6R、内構ボディから右ストレート右アッパーを決めて優勢。秋間もワンツーフックストレートで右を決める場面が。ポイントは内構。
7R、秋間右アッパーが良かった。もらってはいるが手数を増やしてポイントを取りにきている。
8R、両者積極的に打ち合ったが終盤は内構が打ち勝ちボディからラッシュ。秋間も応戦したがポイントは内構か。
採点は3者79対73で内構の勝利。
第5試合Sバンタム級8回戦|金子虎旦 vs チョウ・ジョンヨン
1R、サウスポースタイルできたジョンヨン両ガード低くワンツー打ち抜き距離が測りづらい。と思っていたら左ストレートで金子ダウン。再開後はクリンチで逃げる金子。両ガードを下げて挑発しながらパンチをまとめジョンヨンの一方的なラウンドに。体ごと飛び込む左が変則的でやりづらい。
2R、足を動かしダメージを確認しながらジャブを突く金子。ジョンヨンはジャブが良く伸びる。徐々に動きに慣れてきた金子ワンツースリーでジョンヨンの顔面を跳ね上げる。積極的に攻めた金子のラウンド。
3R、ジョンヨン右アッパーから左を決める場面もあったが流れは金子へ。右からの返しの左フックでジョンヨン後退。ダメージは溜まってきている。ポイントは金子。
4R、金子ポイントは挽回しているがそろそろ倒したい。しかしジョンヨンボディワークもなかなか。やりづらい選手だ。お互いクリーンヒットのないラウンドになったが、ジョンヨンが打って動いてもしかしてポイント取ったかも。流れは金子だが微妙なラウンドだった。
5R、金子開始早々ワンツーをヒット。しかしジョンヨンもワンツーでお返し。金子ボディは効果的。ボディへのパンチを重ねた金子のラウンド。
6R、ジョンヨンがやや出てくる。金子のボディを取るかジョンヨンの先手を取るか。厳し目にジョンヨンのラウンドとします。
7R、金子がワンツーを決めて先制。ジョンヨン前のラウンド良く動いたので疲れが見える。動きも落ちてきた。ポイントはワンツーを決めた金子だがまだジョンヨン危ないパンチを持っている。
8R、ワンツー打って動いた金子。無理に攻めず足を使ったが逆にこれが功を奏してダウンを奪う。立ち上がったジョンヨンに再度パンチをまとめて2度3度と倒しTKO勝利。
ポイントも問題なかったとは思うが結構際どい試合だった。タイトル挑戦は遠のいたか。
メインWBO-APバンタム級タイトルマッチ|伊藤千飛 vs クレア・ビィラロサ
1R、伊藤一発一発のスピードが異次元。ビィラロサ反応出来ない。スピードはあるしバランスも崩れない。鋭く踏み込むワンツー、飛び込む左フック、アッパーで圧倒しポイントは伊藤。
2R、鋭いジャブが面白いように入る。ビィラロサもガードの上から力強い左右フックを振って打ち返す。伊藤の右が何度か決まるがビィラロサタフ。
3R、差し合いで伊藤がリードし、ビィラロサがやや強引に前に出たところにバックステップから鮮やかな右カウンター一閃!!
素晴らしい一撃でタフなビィラロサも立ち上がれず。誰であれこれは立てない。
選手キャリアのハイライトになるような芸術的なノックアウト。
もう世界の実力は十分あるでしょう。早いところ上の舞台へと羽ばたいて欲しい。
バンタム級の世界戦線はまだまだ当分熱くなりそうだ。
