片岡雷斗、佐倉市から世界王者へ夢と希望を持ってまた一つ前進!!
大橋ジムのホープ片岡雷斗選手がプロ3戦目で東洋太平洋Lフライ級のベルトを手にしました。
この試合をリングサイドで観戦しておりましたが、攻撃場面だけでなく、相手が攻めている場面でもその華麗なるディフェンスに観客席からため息が漏れる芸術鑑賞会のような試合でした。
言葉で伝えられるものには限界がありますが、片岡雷斗選手プロ3戦目の会場で受けた衝撃を紹介します。
ちなみに試合は9RTKO勝利でタフな世界上位ランカー、アルアル アンダレス選手に勝利しています。
重力を感じない華麗なフットワーク
デビュー戦から毎回驚かされているのはそのフットワーク。
足の速い選手、踏み込みの鋭い選手は他にもいますが、片岡雷斗選手のフットワークは体の重みを感じさせない。
かといってフワッとした踏み込みでもない。
鋭く速く、しかしドン!という踏み込みではなく、スッと入りピタッと大地にくっつくような感覚。
格闘技を観ているよりもダンスパフォーマンスを観ているような錯覚に陥ります。
打っては常に動きパンチをもらわない
そしてこのフットワークを存分に発揮させるのが片岡雷斗選手のボクシングスタイル。
打っては常に動いてその場にいない。
打ったら動くはボクシングの基本ですが、出来ないんですこれがまた。
攻撃に出ると意識はどうしても前のめりになるし、単純に打ち終わり動くのも疲れるし。
ボクシングを教える場面においても打ち終わりの意識を植え付けるのはとても難しい。
この基本だけれども難しい打っては動くが徹底されているのが片岡雷斗選手。
だからパンチをもらわないし、突進ファイターアンダレス選手と試合をしてもバッティングが殆どなかった。
守るだけでなく攻撃のためのディフェンス

片岡雷斗選手のディフェンスはただ守るだけでなく攻撃に繋げているから見ていて飽きない。
自分から攻めてバックステップ、相手のリターンを外してカウンター。
その場にいる場合も打ち終わりに必ず頭をずらして相手の攻撃に備えている。
打っては外してリターン。相手が出てくればバックステップしてバランスを崩している相手にパンチを合わせる。
出ても外されて合わされる、出なければ打って来られるし来たところにパンチを返しても外されてまたカウンター。
対戦相手としては手詰まりの状況です。
相手をコーナーに誘い込み、攻めてきたところで鮮やかに反転してコーナーを背負わせ畳み掛ける一連の動きは芸術的でした。
加えて避けて打っての動きがまるでミット打ちをしているようで力みが全くなかった。
タフな相手を緩急織り交ぜた攻撃で翻弄
鮮やかなディフェンスに目が行きますが、攻撃面も多彩なコンビネーションに緩急織り交ぜ超一級品。
打っては動くジャブで相手を翻弄し、鋭く深い踏み込みのワンツーで顔面を跳ね上げる。
相手がブロックすれば左アッパーで顎を跳ね上げる。
ガードを固めた相手でも力まずバランスを崩さずガードの隙間に軽いパンチをコツコツ放ち、ガードが崩れたところに強打をズドン。
そこからまとめる時は素早いコンビネーション。
時折遅いパンチを見せて誘い込み、相手が打ってきたところにカウンター。
みんなやりたいけれど出来ないことを次々やってのけるこのオフェンスの魅力は試合のハイライトで感じ取ってください。
日本最速4戦目で世界も現実的に

プロ3戦目で世界上位ランカー相手にこれだけの試合を見せられたらもう次は世界となってもおかしくはない。
全く無謀な挑戦だとは思えません。
今はミニマム級もLフライ級も各団体強い王者が君臨しているのでどこに割って入れるかという問題はありますが。
ミニマム級に落とすのはパフォーマンスに影響しそうなので個人的にはLフライ級での挑戦を希望します。
Lフライ級は岩田翔吉、吉良大弥の日本人王者に日本で活動しているタノンサック、そして統一王者としてレネ サンティアゴがいる中々に熱い階級。
4戦目で挑戦するのは不安がないといえば嘘になりますが、挑戦する価値は十分ある。
片岡雷斗選手のこれまでの全試合はLeminoプレミアムで視聴出来ます。
スーパースターになる逸材ですので今のうちからチェックしておいて損はありません。
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