2026年6月10日(水)後楽園ホールで開催される「Rising stars of the boxing world」にてネクストモンスター筆頭、ザ・キング藤木勇我選手がデビューする。
ライジングスター達が集う本興行はタイトルマッチゼロながら異例のチケット完売。
まだプロの世界で十分名前の知られていない若手ボクサー達の興行は、いかにその選手達の実績が凄かろうとチケットは意外な程に売れないもの。
招待チケットを多数配って席を埋めることも多々。
選手のレベルは驚くほど高いのに客席は寂しい興行を何度も見てきました。
故にライジングスター興行の早々のチケット完売発表は嬉しい発表でした。
本興行のメインイベンター藤木勇我選手は井上尚弥選手がこの先フェザー級まで世界を無双したとして、その上のSフェザー級から先の舞台で世界を席巻する存在として期待されるネクストモンスター。
中量級でのモンスター級の活躍が期待される逸材のデビュー戦は必見です。
そして先にプロの舞台で活躍している大橋ジムの坂井勇太、片岡雷斗選手ら他にも多数の世界を期待されるホープ達が出場します。
私はこの興行に出場する選手の中から少なくとも4名の世界王者が誕生すると断言します!!
以下、出場するライジングスター達の魅力を紹介します。
現地観戦が叶わない方のLeminoプレミアムで是非ライジングスター達の試合をご覧ください。
アマ49戦49勝藤木勇我はタイ国王者を相手にデビュー
近年数々のアマチュアで活躍した選手がプロ入りしてきましたが、デビュー戦の注目度ではオリンピック金メダリストからプロ入りした村田諒太氏と肩を並べる話題性の藤木勇我選手。
高校アマからのプロ転向した選手の中では過去イチの話題性ではなかろうか。
井上尚弥選手のデビュー時はチケットが完売するような事態にはならなかったはず。
井上尚弥選手の実績が藤木勇我選手への期待度を押し上げている点は多分にありますが。
その藤木勇我選手の高校までのアマチュアキャリアも前代未聞。
ボクシングモバイル戦績
- アマチュア戦績49戦49勝無敗(33RSC)
- アマチュア9冠
- アジアジュニア選手権優勝
- U19世界ボクシング選手権優勝
- 全国高校選抜大会2連覇
- 国民スポーツ大会2連覇
- インターハイ2連覇
- 全日本ボクシング選手権優勝
これだけの実績をひっさげた選手が無敗でプロ入りする。
しかも軽量級ではなく中量級のホープとして。
井上尚弥選手に次ぐ新たな時代を築く選手として期待せずにはいられません。
デビュー戦は22戦21勝(13KO)2敗タイ国Sフェザー級王者のウィラ ミカム選手と対戦。
この選手はWBO-APライト級タイトルマッチで宇津木秀選手とも対戦しており、先日急逝された杉田ダイスケ選手にも勝利している実力者。
実績的には高校卒のデビュー戦ボクサーが対戦するレベルの選手ではないが、Sフェザー級にしては体格は小さく、全てにおいて藤木選手が凌駕しての派手なKOが期待されます。
高校6冠プロ無敗の坂井優太はフローイラン サルダールを迎え撃つ

高校6冠、プロデビュー後も連続KO勝利を続けていた日本バンタム級3位の坂井優太選手。
7戦目で連続KOは逃したものの、対戦相手を圧倒したことに変わりはない。
サウスポースタイルで長いリーチを活かして打たせず打つ。
ロングレンジから放たれる左でKOを量産しています。
対戦相手のベテランサルダール選手は序盤こそ怖さはあるものの、坂井選手のスピードにはついて行けず、間合いに入れない展開になるでしょう。
一方的な展開でズルズルと試合が進むか、着実にダメージを与えてチャンスに坂井選手が仕留めるか。
これだけの結果を出している選手に言うことではないが、まだ本来の力をリング上で発揮しきれていない印象はあります。
トカちゃん秘蔵っ子石井竜虎は全日本新人王以来のリングへ

プロデビュー前にYouTubeで話題になった石井竜虎選手。KO負けにより一時リングから離れたものの、2025年度の新人王トーナメントは圧倒的な内容で全日本を制覇。
再起後4戦4KOと勢いに乗る21歳。
その破壊力は佐々木尽、藤田炎村とも肩を並べると言っても過言ではない。
しかも今回の対戦相手マーロン パニアモーガン選手は佐々木尽選手が散々打たせてからの一撃の左フックでSNSをバズらせた時の選手。
倒し方も含めて佐々木尽選手と比較されるような試合になるでしょう。
ウェルター級に戦場を移すであろう元Sライト級王者藤田炎村選手とのクラッシャー対決が実現したら後楽園ホールは熱狂の渦に包まれそう。
日本のトップ戦線に石井竜虎選手が絡みだしたら面白いことになる。
佐倉市といえばザ・サンダー片岡雷斗!スピードスターから目を離すな

藤木勇我選手より一歩早く2026年3月にデビューしたネクストモンスターの一人、片岡雷斗選手は早くも2戦目。
デビュー戦でいきなり日本ランカーを撃破した事実とリング上で見せたパフォーマンスは多くのファンに衝撃を与えました。
今回はLフライ級でタイのスリヤ スッタルクサ選手と対戦。
格下相手の試合なので前戦以上に片岡雷斗選手の輝きが光るリングになるでしょう。
デビュー戦の衝撃は以下の記事。
デビュー2戦目で全日本新人王を撃破したミドル級の川渕一統
高校アマ2冠のミドル級ランカー川渕一統選手はプロ2戦目で全日本新人王の時吉樹選手に2RTKOで勝利してランキングをゲット。
デビューから3戦3勝3KOで現在日本ミドル級ランキング3位に位置する。
ボクシングスタイルはサウスポースタイルで丁寧にジャブから左を上下に打ち分け強引に倒しに行くスタイルではない。
全KOなのでオフェンスに目が行くがパンチに対する反応が良く、クリーンヒットをもらわないのもこの選手の特徴。
間合いが遠く瞬間の反応に秀でた選手なのでミドル級の現日本王者竹迫司登選手に挑戦したらいい線行けるでしょう。
ただ今回はSウェルター級に落としての一戦なのでこのままSウェルターに戦場を移す可能性も。
どちらにしても遠くないうちに日本のベルトは巻いているであろう選手だ。
ネクストモンスター荒竹一真を倒した坂田一颯登場

2023年の全日本新人王坂田一颯選手は地方出身ボクサーで実力に見合った知名度を得られずにいたが、大橋ジムのネクストモンスター荒竹一真選手を撃破し一躍注目の的に。
私はBOXING RAISEで坂田一颯選手のデビュー戦を見てから「この選手はチャンピオンになる逸材!」と注目しております。
しかし2022年のデビュー後、地方ジムのミニマム級ということもあり対戦相手がなかなかおらず、新人王トーナメントも度重なる対戦相手の棄権で試合枯れ状態が続く。
間違いなく有望な選手なのにボクシングモバイルの勝敗予想は毎度のように大幅な不利予想。
荒竹一真戦も坂田選手の勝ち予想は僅か22%でしたが、フィジカルの強さ、瞬間のスピードの速さを持ち、カウンターをドンピシャで決めて荒竹選手をひっくり返した。
逆境を乗り越え続け成長を続ける坂田一颯選手、是非注目してください。
世界を獲る選手だと私は信じております。
6月10日に対戦する上田るか選手は新人王トーナメント西軍代表決定戦で勝利した相手であり、この試合は再戦。
一度敗れた相手、しかも荒竹選手を破って一気に知名度の上がった坂田一颯選手に挑む上田るか選手のハートにも拍手。
こういう試合に挑む選手は先々強くなります。
上田るか選手がどういう戦いをするのかにも注目!!
片岡雷斗弟の片岡叶夢がデビュー
藤木勇我選手のデビューに注目が集まる中、高校アマ3冠で片岡雷斗選手の弟の片岡叶夢選手もデビュー。
アマチュアでの試合を視聴し、身長もあるし骨格もしっかりしているのでプロではSバンタム級かフェザー級くらいかな?と予想していたが54kg契約でデビュー。
身長171cmはバンタム級では長身な方ではあるが、それくらいの身長のバンタム級ボクサーも少なくはない。
ただ背中が大きく骨格的にもガシッとしているので、プロらしいフィジカルに今後なっていきそうな気がしています。
パンチもあります。
Sバンタム級辺りになってくると世界を獲るハードルは一段上がっていきますが、果たして片岡叶夢選手は黄金のバンタムもしくはそれ以上の階級で世界を狙える選手へと育つでしょうか。
まとめ:ライジングスター達の世界への歩みを見逃すな!
まさかのチケット完売のライジングスター興行。
冒頭でも触れましたが、今回の興行から少なくとも4人は世界チャンピオンが誕生するでしょう。
藤木勇我、坂井優太、片岡雷斗の3選手は確実。
特に階級的にも片岡雷斗選手はあっという間に世界の舞台にたどり着くと予想。
加えて坂田一颯選手。
この選手も能力的に世界の舞台にたどり着き、ベルトを奪取する時が来ると期待しています。
川渕一統選手、石井竜虎選手は階級的に世界は夢だが、日本のベルトは間違いなく取るでしょう。
片岡叶夢選手はまだ未知数ですがプロ向きでファンが熱くなる試合をする選手に育っていくと予想しています。
チケットは完売しましたがLeminoプレミアムで配信もあるので現地に行けない方も是非配信でご視聴ください。
この興行を視聴するためなら1,540円は安いものです。
(自分はリングサイド席買っちゃいました。)



