LUSHの資金難からボクシング興行撤退の騒動を経て3150FIGHTが帰ってくる。
ABEMA様の多大なるサポートによって復活を遂げる3150FIGHT。
試合は2026年6月6日(土) 13:00開始。
元々SAIKOULUSHで予定していた音楽ライブ等が省略されるため試合の進行は早くなることが予想されます。
矢吹正道選手のIBF世界フライ級王座防衛戦をメインにリスタートする3150FIGHT vol.10以降、どんなストーリーが描かれるか考察します。
対戦カードの見どころと今後の展望・ストーリー
IBFフライ級タイトルマッチ 矢吹正道 VS レネ・カリスト|矢吹が勝てば統一戦へ?
無事開催が決まった矢吹正道選手のIBFフライ級防衛戦。
世界チャンピオンながら大手ジムと違い不遇な道を歩む矢吹選手。
それでも2階級を制覇出来たのはLUSHの力があったから。
そのLUSHが抜けたこれからの矢吹正道のマッチメイクは大丈夫なのかという心配はあるが、まずは目の前の防衛戦。
レネ・カリスト選手はSフライ級で現王者のウィリバリド ガルシア ペレス選手と2度ベルトを賭けて争った選手。
1度目はドローながらペレス選手の猛攻に後半は苦しい展開。
そして再戦に敗れてベルトダッシュはならずプロ発黒星。

そして今度は階級を一つ下げて矢吹正道選手に挑戦。
目立ったスピードやパワーは感じず、ぱっと見はそんなに強く見えないが、実はパンチも良く伸びるし目も反応も良く崩すのが難しい選手。
26戦して黒星はペレス選手に喫した1敗のみという強敵。
しかし勝ってその先の統一戦も視野に入れる矢吹選手にとっては余裕で乗り越えて欲しい相手でもある。
スピードやパワーに際立ったものはないので矢吹選手が得意のジャブでしっかり組み立てていけるタイプの選手。
矢吹選手にはここを乗り越え、U-NETもしくはPrime Video Boxingに乗り込んでオラスクアガ選手との統一戦に是非とも進んでもらいたい。
オラスクアガ選手に勝った暁にはABEMA凱旋で視聴者もゴソッとABEMAに連れて来れるか、そのままあちらで活躍するか。
そういった意味で絶対に負けられない試合です。
ルイス ネリ VS カシメロはどちらが勝っても次はない??
LUSHがプロモート契約を結んだことで日本のリングに上がるルイス ネリ選手とジョンリエル カシメロ選手。
- この2選手のどちらかが勝ったからといって、今後日本の選手達とどう絡んでいくのか?
- どうやって話題を集めて視聴数を稼げるコンテンツにしていくことが出来るのか?
確かに日本国内で話題性のある2選手ではありますが、契約金に見合った話題性を持って来れるかというと旬はもう過ぎたのではないか。
ネリが問題なく勝つでしょうが、その先に話題性のあるカードを作れるとしたら亀田和毅戦くらいだろうか。
それにしてもファイトマネーに見合った話題性、視聴数は望めない気がする。
個人的にはLUSHの撤退に合わせて2選手もこの試合で契約終了でよろしいかと思う。
お金を使うならここではない。
IBF世界Sフライ級 ウィリバリド ガルシア ペレス VS アンドリュー モロニー戦はもはや日本開催の意味なし?
両者の試合はLUSHがプロモート権を持っていれば佐野遥渉選手を絡めていくといったストーリーが描けたかもしれないが、費用対効果は圧倒的に悪い。
個人的には事業仕分けの対象と受け止めているし、両選手とも活躍する場もここではないと思っている。
勝敗予想をするのなら ウィリバリド ガルシア ペレス選手のラフなスタイルは想像以上に厄介であり、アンドリュー モロニー選手は苦戦が予想される。
世界を獲った勢いも加味し、ペレス選手がモロニー選手をワールドに巻き込んで判定勝利と予想しています。
どちらかが勝っても今後のプロモートに3150が絡むメリットは薄いのではないか。
IBF世界バンタム級挑戦者決定戦 ケネス ラバーは必見!!
SAIKOULUSHがプロモートしてきたフィリピンのケネス ラバー選手はIBF挑戦者決定戦の舞台へ。
17戦17勝(12KO)のラバー選手と、14戦14勝(8KO)のマイケル アンジェレッティ選手による無敗対決はワクワクする。
パッキャオ2世の呼び声高いケネス ラバー選手の鋭い踏み込みからの波状攻撃は殺傷能力が高く、次々と対戦相手をマットに沈めてきた。
米国のマイケル アンジェレッティ選手はL字ガードから速くリーチのあるジャブを武器に組み立てるタイプ。
こういうスタイルのボクサー相手にケネス ラバーがどういった戦いを見せるのか注目。
アンジェレッティ選手はそこそこ被弾もする選手なので、ケネス ラバー選手の強打が炸裂するのではないか。
3150でも何とかケネス ラバー選手の契約はキープして世界のベルトを獲って欲しい。
堤聖也、井上拓真、那須川天心、武居由樹、増田陸、日本人ボクサーがひしめくバンタム級でケネス ラバー選手は重要なキーバーソン。
横山葵海 VS ビンス パラスにメロンちゃんの参戦は!?
ワタナベジム期待の横山葵海選手が京口選手を苦しめたビンス パラス選手と対戦。
横山選手にとってはキルギズ興行を意識しなくて良くなったのは好材料。
まだまだ日本で名前を売ってファンを増やしていきたい時期なので日本での活躍を望みます。
今後のプロモートは3150とワタナベの繋がりも深いので続いていくでしょう。
53kg契約でフライ級を主戦場としてきたパラス選手は体格的にも不利は否めない。
ただフィリピンボクサーはパンチの振り切りがえげつないので階級を上げても遜色ない動きを見せる可能性も。
パラス選手といえばTBプロモーションでの勝ってからラウンドガールのメロンちゃんに抱きつくパフォーマンス?が話題に。
今回は3150FIGHTなので残念ながらメロンちゃんの登場は無いでしょうから、横山葵海選手は体格差を活かしてポイントアウトと予想します。
もしもメロンちゃんが来た時は相当厳しい戦いになるでしょう、、、
岡朱里・目黒聖也は強敵キルギスボクサーと対戦
ワタナベジムの岡朱里選手とLUSHの目黒聖也選手はSAIKOULUSHの名残でキルギスボクサーと対戦。
岡朱里選手が対戦するアディレト カチキンベコフ選手は現日本ランク3位の湊義生を寄せ付けなかった実力者。
本調子でリングに上がってきた場合は良い試合になるでしょう。
目黒聖也選手が対戦するヌルジギット デュシェバエフ選手はプロ未勝利ながらこちらもかなりの強敵。
日本ランカーの政所、モリモに敗れているが、どちらも僅差。
目黒聖也選手は不利と予想します。
しかしキルギスの2選手はこの興行を最後にお別れでしょう。
LUSHがキルギスからもボクシング界からも撤退した以上は両選手をプロモートする意味もメリットもないので。
まとめ:今後はLUSHのストーリー性の弱いマッチメイクは切り捨てるべき
当初SAIKOULUSH vol.8として開催予定だった3150FIGHT vol.10。
今後に関しては資金面を担っていたLUSHがいなくなるので、大盤振る舞いなプロモートは困難になることが予想される。
今回出場する選手達の半数以上は今後3150FIGHTから離れるのではないか。
- 矢吹正道選手は勝てば統一戦路線でU-NEXT、Prime Video Boxingへ?
- ネリ・カシメロは資金がないので契約解消?
- ペレス・モロニーは言うまでもない
- キルギス撤退をうけ、キルギス2選手も終了
- 目黒聖也選手は所属ジムを探すところから?
まずはストーリー性なく膨らんだ興行規模を資金と相談しながらギュッと絞り込むところから始めて行く必要があるでしょう。
身の丈に合った規模から仕切り直し、時間をかけて着実に成長していくことを3150FIGHTには期待します。
再び地方ボクサーの発掘、地方興行路線に戻って欲しいと個人的には願っています。
例えば重岡兄弟と同じミニマム級、熊本出身のホープ坂田一颯選手のような地方ジムでチャンスの少ない有望選手にスポットを当てていって欲しい。
帝拳・大橋の二大巨星に対する別軸の存在として力を発揮してもらえれば。
