こんにちはTorajiroです。元プロボクサーでボクシングが大好きです。
今、ボクシングに限った事ではありませんが、スポーツ選手はコロナ禍の影響を受けて試合が出来なかったり、集客出来ずにチケット収入が得られなかったりで、競技を継続する事が困難になっている選手も少なくありません。
この現状に一人のファンとして少しでも出来ることはないかと考え、Unlimというスポーツギフティングサービスを利用して応援する選手に寄付をしてみました。
Unlimで実際に寄付をする手順や仕組みを紹介しますので是非みなさんも一緒にアスリートを応援しましょう!!
Unlim(スポーツギフティングサービス)とは?
Unlimは株式会社ミクシィと一般財団法人アスリートフラッグ財団が提供する、ファンからアスリートに寄付を行えるスポーツギフティングサービスです。
アスリートの応援方法には、チケットを買って試合の応援に行ったり、グッズを購入したり、SNSをフォローしたり、色々ありますがUnlimを利用すれば「寄付」という方法でアスリートを支援することが出来ます。
Unlimの仕組み
Unlimの仕組みを寄付するファンの側と、寄付を受けるアスリートの側とのそれぞれの側面で解説します。
寄付するファン
ファンの側はまず、一般財団法人アスリートフラッグ財団にUnlimを通じで寄付する必要があります。
寄付は100円,300円,1,000円,5,000円と選択肢がありますが、10円単位から自分で金額を設定することも出来、最大で300,000円まで一度に寄付することが可能です。
寄付をすると1ポイント1円でポイントが付与されるので、そのポイントを使ってアスリート一覧から選手を選び、ギフティングして応援する事ができます。ギフティングはせずにSNSでシェアして応援することも出来ますよ。
寄付はハードルが高いと感じられる方はまずはSNSでシェアしてみてはいかがでしょうか。
寄付を受けるアスリート
寄付を受ける側のアスリートは、まずは参加申込をして選手登録する必要があります。参加の申し込みが可能な基準は以下の通りです。
①現役の個人アスリートもしくはチーム
②競技条件
- NPB、PGA、LPGA、日本プロボクシング協会、日本プロボウリング協会所属のチーム、アスリート。
- トップリーグ連携機構加盟の団体に所属するチーム、アスリート。
- JOC、JPCに加盟するオリンピック競技団体に所属するチーム、アスリート。
アスリートについては連盟の主催する全日本選手権に出場経験があること。 - その他、財団が認める競技のチーム、アスリート。
③支払登録用の邦銀口座の保有
④アスリート個人の場合、年齢は18歳以上かつ未成年の場合は親権者同意が必要
以上の条件を満たす方は、参加申込をして必要な書類を提出すると、24時間以内に申込の結果が届き、利用開始となります。
Unlimでのギフティングの流れ
続いてUnlimを使ってのギフティングまでの流れを簡単に紹介します。
Unlimを利用するためにはまずログイン画面から携帯番号で新規登録をする必要があります。
携帯番号を入力したら数秒後に認証コードが届き、入力したら新規登録完了です。
携帯番号だけで登録できるのであっという間。
次にクレジットカード情報を登録し、ギフティングからアスリートフラッグ財団へ寄付を行うと、寄付した金額分のポイントが付与されます。
寄付が終わりましたらいよいよ応援するアスリートへのギフティングです。
Unlim画面上の参加アスリート・チーム一覧から応援するアスリートを探し、ギフティングして応援をクリックすれば、寄付が可能です。
寄付額は1,000pt、3,000pt、5,000pt、10,000pt、自分でポイントを決めるとあり、自分で決めれば10pt単位から寄付可能です(1pt=1円)。
Unlimであの選手に寄付してみた
まずは財団に寄付してポイントをゲットしてからということで一手間ある点はネックですが、やってみてそこまで大変ではありませんでした。
10分もあればギフティングまで辿り着くかと思います。
初めてのギフティングは一番思い入れのあるアスリートを選ぼうと思い、日頃の感謝も込めて?この選手にギフティングしました。
誰???と思われるかもしれませんが、ボクシング界では超重要な、所謂噛ませ犬ボクサーです。
戦績は3勝13敗2分と散々ですが、入場パフォーマンスで沸かせてくれるし、スーパーフライ級(52.1kg)からスーパーライト級(63.5kg)まで階級も問わず、誰とでも試合するとんでもない男です。
前戦では将来のチャンピオン候補として期待されるミライモンスター松本圭佑選手とも試合していますし、過去には最近日本スーパーライト級タイトルマッチに出場した佐々木尽選手とも試合をしています。
プロボクサーが激減し、コロナ禍が続き海外からも選手が呼べない状況が続く中、ベジータ選手のようなプロボクサーがいると興行主側としては有り難いことこの上なし。
今日(11月21日)は山口県で6回戦の試合に出場しましたが残念な結果に終わりました。
まとめ
Unlimでの寄付の仕組みは、使ってみた正直なところで、浸透するまでにはかなりの時間を要するかもしれません。
クラウドファンディングと違って返礼品がある訳ではないですし、寄付の文化がない現状の日本においてはこれを使ってみようと思う人は少ないかもしれません。
ですが過去には甲子園を沸かせた金足農業高校に億単位の寄付が集まった事もありますし、一気に流れが来るタイミングもあるかも分かりません。
アスリートが活動を継続出来る一翼をUnlimが担うような未来が来ることを願っております。