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村田諒太VSゴロフキン予想。相性的には村田が有利な3つのポイント

torajiro

ボクシングファン歴25年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴2年。一人でも多くのプロボクサーの戦った証をネット上の記事として残していきたいと思いブログを開設。

こんにちは Torajiroです。

コロナ禍で一度延期になった村田諒太選手VSゲンナジーゴロフキン選手の試合が4月9日(土)に決定しました。

ずっとずっと待ちわびた試合。今度こそ開催して欲しいです。

この試合を待ちわびた理由は、ビッグマッチだからというだけでなく、村田選手のストロングポイントがゴロフキン選手にとって有効であり、噛み合う、相性が良いと考えているからです。

以下、順を追って村田選手のゴロフキン選手に有効なストロングポイントを解説していきます。

村田選手の耐久力、ガードも含めたフィジカルの強さ

ゴロフキン選手は41勝のうち36KOという数字が示すとおりにパンチ力が桁外れです。

特に拳が相当硬いと言われています。

耐久力のない選手ですと良いパンチ貰ってしまったらワンパンチで終わってしまうのがゴロフキンの試合で、ゴロフキン選手のパンチに対応するには耐久力は必須になります。

村田選手は全身のフィジカルが日本人離れして非常に強く、耐久力もあります。その上でガードも堅いので、相手のパンチをその場でしっかりブロックしてすぐに打ち返す事が出来ます。

村田選手はフィジカルが強いので、ゴロフキンのパンチを貰っても下がらずに前でしっかりガードして打ち返すことが出来るでしょう。

実は村田選手はジャブの名手

次に村田選手のストロングポイントとして挙げるのはジャブです。

派手な右ストレートやボディ打ちと比べるとそんなに語られることはないですが、村田選手は実はめちゃくちゃジャブがうまいです。

ガードをしっかり上げて脇を絞めた状態からノーモーションで体重の乗ったジャブが飛んでくるので、対戦相手はこのジャブで自分から不用意に入れなくなります。

このジャブで試合を組み立て、そこからグイグイ自分のペースで前に出て、得意のボディ打ちから右に繋げてペースを取っていくのが村田選手の勝ちパターンです。

対戦相手からしたらジャブで下がらされて後ろ重心の状態から接近戦に持ち込まれるのは嫌なものです。

村田選手のようにジャブで組み立てる事が出来れば、ジャブで組み立てつつ要所要所で接近戦を展開するという戦い方が出来て、ゴロフキン選手相手には有効だと考えます。

ゴロフキン選手は攻める時はめちゃくちゃ強いですが、下がる時は結構下がるので、ジャブで下がらせて村田選手有利な展開に持っていけるチャンスは十分あると思います。

村田はボディ打ちが上手く、ゴロフキンはボディが弱い

村田選手は接近戦でのボディ打ちが得意です。特に破壊力満点の左ボディは相手にとっては脅威。

一方のゴロフキン選手は顎が強く、顔面にパンチを貰ってもケロッとしていますが、ボディはそんなに強くありません。

2年前のセルゲイ デレイビャンチェンコ戦でもボディ貰って丸まっている場面ありました。デレイビャンチェンコ選手の場合はサイドに動いて相手の死角からパンチを打つのが非常に上手いので、それで効いちゃったのもあるかもしれませんが、いずれにしてもボディはそこまで強くないはずです。

村田選手の重たい左ボディが入れば嫌がって体を丸め、そこに打ち下ろしの右が入ればダウンは奪えなくてもポイントは奪取していけるでしょう。

ズバリ勝敗予想は?

ここまで村田選手のストロングポイントを重視した展開を述べました。

もちろん実際の試合はこんな簡単には行かないでしょうし、客観的な勝敗予想をしたらゴロフキン選手が有利という見方が優勢になるでしょう。

ただ、ボクシングはジャンケンに例えられるくらいに相性の良し悪しが如実に現れるスポーツです。

村田選手は足を使ってポンポンとスピーディーに手数を出してくるタイプの選手との相性は悪いですが、ゴロフキン選手のように打ち合ってくる選手との相性は良いはずです。

逆にゴロフキン選手は自分のパンチに耐えて打ち返してくる選手と試合した経験は少ないでしょうし、最近の試合では攻められた時の脆さも露呈しているので、村田選手にチャンスは十分あります。

試合は判定まで行くでしょうが、地元の利も活かしつつ、村田選手が勝ってくれるであろうと予想します!!判定になった場合はポイント割れるでしょうね。

まとめ

この記事のまとめです。

村田選手の以下の3つのストロングポイントがゴロフキン選手に対しては非常に有効と睨んでいます。

  • フィジカルの強さと堅いガード
  • 左ジャブ
  • ボディ打ち

自分のパンチに耐えて打ち返してくる選手と対峙する事の少なかったゴロフキン選手にとっては、村田選手のフィジカルの強さは脅威になるでしょう。

加えてモーションがなくて見えづらい左ジャブが有効に機能し、相手を下がらせての左ボディからの打ち下ろしの右で村田選手がポイントを稼いで判定勝ちと、期待を込めつつ予想しています。

村田選手の前戦はもう2年前になりますが、その時は試合会場で生観戦しました。

生で村田選手の試合を観戦し、そのフィジカルの強さを痛感しました。あの圧力で攻められたらゴロフキンといえど後半は相当疲れるでしょう。

試合を楽しみに待っています。

こんな難しい試合を組んでくださった関係者の皆様に深くお礼申し上げます。

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