井上尚弥 VS ムロジョン アフマダリエフがメインの9/14 IGアリーナLemino BOXINGの試合速報をアンダーカードからお届けします。
配信は14:40から開始予定。
試合の見どころは以下↓
試合はLeminoで無料配信。
加えてLeminoプレミアムでLemino×Excite Matchによる豪華ゲストのコラボ配信あり。
第1試合 バンタム4回戦 綾野太晴(中日) VS 名和祐輔(岐阜ヨコゼキ)
1R、名和がワンツースリーで飛び込んだところに綾野の左フックが入りダウンを先取。
ダウンにも怯まず名和は前進。綾野左フックのタイミングが良い。終盤名和の右ストレートも入る。
2R、名和が変則的な右から左フック。綾野は名和の踏み込みに合わせる左フックが冴えている。
名和のショートの右も良い。
綾野の左フックがカウンターで入り名和の腰が落ち、追撃の右でレフェリーが試合を止める。
レフェリーナイス判断!!
綾野選手はこの試合とにかく左が冴えていた。
緊張するリングで良いパフォーマンスを見せました。
名和選手効かせるパンチも打てるようになり強くなっているのは分かりました。
医師でボクサーは夢がある。
第2試合 Sフェザー級8回戦 英 豪(緑) VS 大畑俊平(駿河男児)
緑ジムの次世代を担う英豪が登場。
大畑俊平もアマチュアキャリアのあるランカー。
1R、ジャブの差し合いから先にジャブをヒットさせたのは英豪。大畑も英豪のジャブに右を被せる。ハイレベルな試合。
2R、大畑ワンツーで先制。大畑動きが柔らかく、後半になるほど良くなっていきそう。大畑ワンツーのタイミングが良い。
3R、英豪左の差し合いでは負けていないが後続打の空振りが目立つ。大畑が的確さでやや優勢。
4R、英豪が攻勢を強め打ち合いになったところで大畑の左フックがカウンターで炸裂。
立ち上がるも英豪がバランスを崩したところでレフェリーが試合をストップ。
回転力の差で倒される前から危ない場面はあった。
相性を感じた一戦。
英豪選手Sフェザー級に階級を落としてもパワーは落ちていないが、階級を落とすと回転力の差でこういう結果になることもある。
ライト級の方が持ち味を活かせるのでは。
大畑選手は2R目からタイミングが合っており、自信を持って試合をしているように見えた。
第3試合 日本ライト級王座決定戦 村上雄大(角海老宝石) VS 今永虎雅(大橋)
1R、村上パンチが切れている。今永村上の入りに左を合わせる。静かな立ち上がりも徐々にジャブからペースが今永に。
2R、今永ジャブを上下に打ち分け左ストレートにつなげる。
3R、序盤に左ストレート、ジャブと右フックで今永ペース。村上もクリーンヒットはもらっておらず、細かいパンチをまとめる場面も。
4R、今永のパンチで村上が下がる。今永の良いパンチが当たる場面が増えてくるが村上も効いたそぶりを見せず反撃。
5Rも今永のパンチで村上ダメージを蓄積。
途中採点はフルマークで今永。
6R、村上手数を増やして反撃。ただペースは変わらず今永。
7R、村上手数も大くラウンド終盤にも左を浅くヒット。ポイント取れたかもしれない。
8R、今永イマイチ波に乗れていない。
9R、村上手数に加えてカウンターも良い。互角のラウンド。
10R、今永ワンツーフックワンツーフックで倒しにくるがやや単調。村上も猛ラッシュを見せる。
序盤ワンサイドの展開から中盤以降は互角な内容でした。
今永選手はパッとしないボクシングで評価を下げたかもしれない。
注目の今永選手にこうしたボクシングをさせた村上選手の上手さもあってのこと。
判定は2者がフルマーク、1者が99対91でしたが6R以降はそこまで差のない内容と感じました。
第4試合 Sバンタム8回戦 下町俊貴(Gツダ) VS リー ハンソル(韓国)
1R、身長差がかなりある。リー ハンソルはどこかトラッシュ中沼さんを彷彿とさせる。
下町リーチ差を活かしてリーが飛び込んできたところに左カウンターを合わせる。
2R、リーは思い切り良くジャブワンツーや左フックで飛び込むがペースは下町。
ジャブで距離を保ち飛び込んでくるところにアッパーやストレートをしっかり合わせる。
3R,4Rも下町ペース。徐々に下町が近い距離で戦いプレッシャーを強めているように見える。リーの飛び込んでくるスタイルに慣れてきたか。
5R、下町惜しいタイミングの左ストレートがあった。終盤にも左ストレートでリーのバランスを崩す。
6R、展開は変わらず、リーの被弾が徐々に増えていく。
8Rはリーが積極的に出て下町も打ち合いに応じる。ボディにも顔面にも下町の左が突き刺さり、リーはくの字に体を曲げるが倒れず。
試合はフルマークで下町選手が完封。
危なげない試合でした。
第5試合 WBA世界ミニマム級王座決定戦 高田勇仁(ライオンズ) VS 松本流星(帝拳)
ここからはLeminoプレミアムのLemino×Excite Matchに切り替えて視聴。
1R、松本がジワジワ距離を詰めてワンツーをヒット。高田もスピードがあり仕上がりの良さを感じる。
2R、松本が左ボディストレートから右フックを引っ掛け高田がバランスを崩す。ややダメージはあるか。
3R、松本の出入りに高田は後手。精密機械松本にヒットを奪えず。
4R、高田ワンツーで飛び込んだところに松本の右フックカウンター。高田突破口を開きたいが松本のバックステップが速い。
5R、高田が距離を詰め始める。高田偶然のバッティングで倒れる。
ダメージがかなり深刻でレフェリーが試合をストップ。
高田選手は即座に担架で退場。4Rを過ぎていたので負傷判定へ。
判定は3者共にフルマークで松本流星選手を支持。
すっきりしない形ではありますが文句なしの実力を証明して松本選手が帝拳ジム最速の7戦目で世界王者に。
スーパー王者や他団体王者との統一戦が期待されます。