SAIKOU×LUSH vol.3の試合速報です。
試合は16:00過ぎに第1試合開始。
ABEMAで無料生配信されます。
前日は2試合の計量オーバーもありましたがこの日は全員クリア。
ルイス・ネリに加え注目のケネス・ラバー、サケン・ビボシノフ選手の他に日本人ボクサー2選手も参戦。
50.0kg契約6回戦 ジェニシュ ウルパトフ(キルギス) VS 入田力斗(ワタナベ)
入田はジャブを突いて距離を保って戦いたいが、このジャブの引きにウルパトフがパンチを合わせてくるので接近戦の展開に。
1Rはウルパトフの回転にポイントを持っていかれ、2Rはややウルパトフ前進が落ちてイーブンながらポイントは微妙。
3Rに入田のストレートが綺麗に決まる。ポイント取れたかと思ったが、ジャブに右アッパーも合わされていたのでまたまた微妙。
4R接近戦で互角の打ち合い。離れた時に入田がワンツー突き刺し、ウルパトフは下からアッパー。個人的には入田。
5R入田が空間出来たところでワンツー。左ボディも良い。ウルパトフも前進してパンチを振るがやや落ちてきたか。
6R最終ラウンドウルパトフがグイグイ攻めて相打ちで先にパンチを当てる。入田も撃ち合いの中でクリーンヒットを奪うが押し切られた印象。
判定はおそらく厳しいか。
ウルパトフは前回Sフライ級から50kgに落としてお腹の弛みもなく回転力もアップしていた。
判定は2対0でウルパトフの勝利。
入田は機動力のある選手への対策が課題か。
Sフライ級6回戦 ヌルジギット デュシェバエフ(キルギス) VS 森本竜馬(KWORLD3)
サウスポーのデュシェバエフを苦にせずモリモが右左とボディを打ちワンツーもしっかり。1Rから距離は合っている。
モリモ3R接近戦の中の打ち合いで右のショートカウンターでダウンを奪う。
4R倒さないと勝てないデュシェバエフがラフに攻めてくる。クリーンヒットはないが攻勢点でデュシェバエフがポイントを取ったか。
攻めるだけでなくバックステップで距離を取るのも良かった。
5Rもデュシェバエフが攻めてはクリンチ攻めてはクリンチでモリモ攻撃に入れないが右ストレートでクリーンヒット奪う場面も。
6Rもデュシェバエフがラフに攻める。モリモも応戦して打ち合うがデュシェバエフの左が先に当たる。
微妙だがダウンを奪ったモリモが勝ったか。
判定は2対1でモリモの勝利!!
割れた時点でヒヤッとしたが良かった。
Sフライ級6回戦 アディレト カチキンベコフ(キルギス) VS サケン ビボシノフ(カザフスタン)
サウスポー同士の一戦。
サケン両ガードをがっちり上げるだけでオーラが漂う。
リーチの長いジャブから左ボディストレート。
2Rサケンのプレッシャーでアディレト下がる。実力差を感じさせる。
3Rサケンジャブを増やして左ボディストレート。アディレトの攻撃はバックステップ。
淡々としており格上の選手が胸を貸すスパーリングのような展開。
4Rアディレトの攻撃を肩でいなしてカウンターを決めるサケン。
そこから手数を増やしてボディへの連打に上下にパンチをまとめて倒しにかかる。
5Rアディレト守りに入ったためサケン倒すのは難しいが圧倒。
6RサケンはメイウェザーのようなL字ブロック。ボディへの連打に回転力あるパンチをまとめるが倒すまでには行かず。
判定はフルマークでしょう。
4Rから手数を増やして倒しにかかったがディフェンシブな相手を倒すには至らず。
フルラウンド危ない場面なく戦い抜いたデビュー戦のアディレトは何者でしょうね。
120lb契約10回戦 ケネス ラバー(比) VS ルシアーノ バルドー(亜)
1Rケネスラバージャブで飛び込みボディストレートからの右フックがパッキャオそのもの。
左ボディストレートをからぶった後の動きやトントンはねる仕草もパッキャオ。
2Rもケネスラバーが勢いよく飛び込む。バルドーは180cmの長身ながらバランス良くバックステップも意外と速い。
3Rケネスラバージャブからボディに持っていっていたストレートを顔面にも。ワンツーから飛び込むフックも当たり初めてきた。
4Rバルドーのジャブにケネスラバーが左ショートを合わせるとこのパンチが目に入ったか、バルドーダウンで10カウント。
やや拍子抜けする結果ではあったがここまでフルマークで圧倒しての勝利。
