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2025新人王西軍代表決定戦勝敗予想|再注目は黒潮の市原涼!!

torajiro

ボクシングファン歴28年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴3年。一人でも多くのプロボクサーの戦った証をネット上の記事として残していきたいと思いブログを開設。Xも投稿していますのでフォローいただけると嬉しいです。

2025年11月9日(日)に2025年新人王西軍代表決定戦が開催されます。

U-NEXTで配信があるのかどうかはまだ未定(去年は配信あり)。

録画でも良いので配信があることを願います。

全12回級の選手の特徴と勝敗予想をまとめました。

torajiro的予想は7勝5敗で西日本の勝利。

西日本新人王決勝戦の観戦記と中日本VS西部の対抗戦の観戦記もありますのでこちらも合わせてご確認ください。

左が西日本新人王、右が中日本・西部の決定戦を制した選手です↓

ミニマム級5回戦 辻 永久(KWORLD3) VS 細川弦汰(駿河)

アマチュア経験あり、リーチもあって綺麗なジャブワンツーを放つ辻永久選手と、1Rのゴングと同時にフルスロットルでフルラウンド手数を出し続ける細川弦汰選手。

元々西軍から上がってくるのは辻永久選手だろうと予想していましたが、両者の直近の試合を見て相性的にもこれは細川弦汰選手がくるかなぁと方針転換。

辻選手は中間距離での戦いには長けていますが、西日本の決勝で距離を詰められフックをもらいピンチになる場面が。

細川選手のフルラウンドノンストップのインファイトを5R凌ぎ切るのは困難と考え、この試合は細川選手が判定で勝ち上がると予想します。

Lフライ級決定5回戦 長島明澄(石田) VS 金城寿幸(沖縄WR)

正統派、基本に忠実で無敗をキープする長島明澄選手と、動物的な野性味を感じる金城寿幸選手。

金城選手のようなボクサーが敗れるのは長島選手のような正統派ボクサーとぶつかる時だったりもしますが、金城選手の場合は基本もしっかりしている上での野性。

2024年の全日本を制した寺下列選手とも惜しい試合をした金城選手がこの試合は勢いそのままに西軍代表の切符を手にすると予想します。

フライ級決定5回戦 橋本 陸(Gツダ) VS 工藤晃大(D東保)

グリーンツダの橋本陸選手は既にA級ボクサーのような風格が漂う選手。

試合が5Rという点も考慮すると橋本選手が一定のペースを崩さず戦い、工藤選手が徐々に落ちていくと予想します。

ただ、工藤選手も全身を上手く使ったボクシングでパンチがあり、チャンスを逃さない嗅覚もある。

序盤に工藤選手のいいパンチが入ったらこの試合はどうなるか分からない。

Sフライ級決定5回戦 松尾タンク拓海(真正) VS 鶴丸潤知(折尾)

松尾タンク拓海選手は同じ真正ジムのSフェザー級ランカー大谷新星選手のミニ版といった感じ。

フィジカルの強さとバランスの良さは将来性があります。

鶴丸選手も7戦6勝(1KO)1敗と戦績の良い選手ですが、安定感の差で僅かに松尾選手かなと予想します。

KO率は低いですが鶴丸選手パンチは結構あると思います。

バンタム級決定5回戦 光富 元(六島) VS 手島和樹(ミサイル工藤)

キック出身の手島和樹選手は今大会の全日本優勝候補。

5戦5勝(5KO)のパーフェクトレコードで勝ち上がっており、この試合も手島選手の勝利を予想します。

相打ち上等のカウンタースタイルは元ライト級チャンピオンの土屋修平を彷彿とさせる。

ディフェンスワークに秀でた光富選手を捉えることが出来るか!?

矛と盾のような1戦です。

Sバンタム級決定5回戦 市原 涼(黒潮) VS 川添 仁(黒崎KANAO)

Sバンタム級の市原涼選手は2025新人王トーナメントの全階級を通じての再注目選手。

6戦6勝(6KO)のパーフェクトレコードに加え、6KOのうち5つが1Rで終わっています。

パワーだけのボクシングではなく、スピードもディフェンスも技術レベルも含め高い位置にいる選手のため、倒せず後半失速やワンパンチをもらって倒される姿も想像しにくい。

黒崎KANAOジムのゴリマッチョ川添選手を倒せるようならその殺傷能力は本物。

川添選手の体の強さも相当なものです。

連続KOが途切れる可能性はあると思いますが、勝つのは市原選手と予想します。

フェザー級決定5回戦 豊永太我(Woz) VS 植松風河(駿河男児)

2024年の新人王では木附大己選手にまさかの1撃カウンターをもらい予選で敗退した植松選手。

2025年は順当に勝ち上がりここまできました。

しかし西部日本新人王の佐藤成貴選手との試合は思わぬ苦戦を強いられていました。

豊永太我選手はリーチがあり1発1発しっかりとしたパンチを打ちますが、テンポの速さ、総合力では植松選手が上か。

判定で植松風河選手の勝利と予想します。

Sフェザー級決定5回戦 ラーメン高橋(KWORLD3) VS 仲里健太(WINNER)

どちらも荒さはあるが勢いのある選手同士。

予想は非常に難しい。

パンチがあるのはサウスポーのラーメン高橋選手だが、総合力では仲里選手に分があるようにも。

ただラーメン高橋選手は自分の中で評価の高かった阪下大地選手にも勝利しており、目に見えないやりづらさのある選手。

やや変則的な動きから伸びてくる左ストレートは厄介。

直感的な予想にはなりますが、ラーメン高橋選手が勝つのかなと予想。

ライト級決定5回戦 守屋龍之介(KWORLD3) VS 山本怜生(中日)

この試合はアマチュアでのキャリアもあり、西日本の決勝で無尽蔵のスタミナからの大逆転勝利をやってのけた守屋龍之介選手の勝利を予想します。

1Rにダウンを奪われてからの追い上げは驚異的でした。

山本怜生選手もキャリアは3戦ながら中日本の決勝でバンザイリオン選手をTKOで下した実力者。

体がしっかりしており伸び代のある選手。

前戦から3ヶ月間があるのでこの間に急成長していたら面白い。

Sライト級決定5回戦 須藤心太(大鵬) VS 島田ネン(とよはし)

島田ネン選手も今大会の注目選手の1人。

これくらいの階級になると迫力がある一方でやや動きの重たさやバタつきを感じるようになるが、島田選手の身のこなしは軽量級ボクサーのよう。

プロ3戦目の須藤選手は前戦は1R目のバッティングで対戦相手の顎?歯?の負傷によるドロー。

経験値の差も含めてこの試合は島田選手が優勢。

ウェルター級決定5回戦 福本永遠(真正) VS 山中圭市(中日)

SNSでも人気者の山中圭市選手が大逆転KOで決勝に進出。

しかしこの試合は福本選手が優勢であることは否めない。

ブロックしてのリターンも良く、上下の打ち分けもしっかり、ボクシングの完成度の高さでは現状の福本選手と山中選手とでは差があるように感じる。

山中選手は前回の試合終盤で見せた力まず細かいパンチを繰り出すボクシングで勝機を見出せるか。

ミドル級決定5回戦 藤原勇生(真正) VS ティラー 海(本田F)

ミドル級ボクサーの中ではスピードが魅力の藤原勇生選手。

いかにも重量級なド派手なボクシングではなく足を使った正統派。

一方のテイラー海選手については情報がほとんどないがデビュー戦はフルマークで完勝しているちょっとだけ映っている試合映像ではいいジャブを打っており、パワーファイターよりは技巧派。

強いかもしれない。

技巧派VS技巧派のレベルの高い試合になるかも。

テイラー選手は情報が殆どないので藤原勇生選手の判定勝利と予想します。

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