3150FIGHT ボクシングニュース

西田凌佑がエマロドから世界奪取!LUSH×3150がボクシング興行の常識を変えた

torajiro

ボクシングファン歴25年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴2年。一人でも多くのプロボクサーの戦った証をネット上の記事として残していきたいと思いブログを開設。

LUSH BOMUと3150FIGHT がタッグを組んだ音楽と融合した異端な興行にて西田凌佑選手が世界のベルトを手に!!

torajiro

LUSH BOMUは超異端、前代未聞、絶対マネタイズできない!!

表向きは期待感を示しつつ、内心絶対継続できないと思っていたボクシング興行LUSH BOMU。

そのLUSH BOMUが3150FIGHTとコラボして行われた世界戦にて数々の奇跡が生まれました。

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4回戦ボクサーにも世界戦並みの演出のLUSH BOMU

亀田興毅氏が立ち上げたボクシング興行のプラットフォーム3150FIGHT。

3150FIGHTは当初は4回戦ボクサーの試合も派手な演出でスポットを当てることを謳っていました。

が、徐々にというか、あっという間に興行がデカくなり、4回戦ボクサーが主役になれるような場面は一瞬で消えました。

早くに大きくなったが故に叶えられなかった3150FIGHTの理念を受け継いだかのような興行がLUSH BOMU。

4回戦ボクサーの入場もアーティストが生ライブで盛り上げ、会場のテンションMAXの中で4回戦ボクサーが入場。

ABEMAより

試合も白熱したものになり、多くの試合がKO決着となりました。

試合前の演出に加えて試合後のインタビューまで充実。

客席は超異例の1戦目から大入り

LUSH BOMUは通常のボクシング興行と違いアーティストのライブあり。

アーティストの方々のパフォーマンスの後に選手が入場。

通常ではあり得ない演出の中で行われた試合は1試合目から会場の観客は映像で見る限り大入り。

どんなに大きな興行でも、チケットが完売の興行でも第1試合は空席が目立つもの。

チケット完売の後楽園ホールも1試合目はこんな感じ。

アーティストのライブの力なのか、一体どんな力が作用したのか分かりませんがLUSH BOMUの興行はチケットも完売。

そして会場も第1試合からお客が入って盛り上がっていました。

ABEMAより

(なんでだろう、ほんとになんでか分からない、、)

「普通の」4回戦ボクサーの試合に多くの視聴が

LUSH BOMU興行の最初の6戦は4回戦。

注目のアマチュアエリートもいない、地方ジムの4回戦ボクサーの試合。

こうした試合にいくら広報頑張っても視聴数の伸びないのは痛いほど分かっています。

僕も4回戦が大好きで定期的に4回戦関連の記事を書きますが、アクセスは全く伸びません。

自分自身の想いとは裏腹にブログのアクセス数は伸びません。

同様に配信もなかなか伸びないことは分かっています。

にも関わらず、LUSH BOMUはアンダーカードの4回戦の試合中に総視聴数が10万を超えていました。

一体何があったのかと目を疑う数字でした。

西田選手のメインは17:30と事前周知されているにも関わらず、

地方ジムのデビュー戦やまだ白星がないボクサーらの試合の最中に総視聴数が10万を超えるのは異常事態。

4回戦ボクサーの試合はYouTubeで配信してもアクセスが100いけば凄い方です。

以前志成ジムの興行で有料配信(確か500円)の試合を視聴しましたが、ランカーの試合でもリアルタイムの視聴数は50前後でした。

それくらいに一般的なボクシング興行の配信は視聴数が伸びないものです。

こんなに視聴数が集まったのは意味が分かりません(良い意味で)。

のび太さんは裏番組ものび太さん

アンダーカードの4回戦ボクサーの試合の最中にABEMAの総視聴数は10万を超え、セミファイナルのA級ボクサーテルのび太選手の試合終了時点で視聴数は20万を超えました。

のび太選手の対戦相手は中国人ボクサーだったため、この試合も本来それほどアクセスを稼げるコンテンツではありません。

本戦とは全然関係のない余談ですが、テルのび太選手の試合を視聴していた時に子供達が見ていたテレビでは偶然にもドラえもんが(笑)

テレビとネットでのび太君が夢の共演。

大勢の観客から「のーびーた!」と声援を送られるテルのび太選手に対し、テレビの中ののび太君は「ノロマののびたぁー」とジャイアンにディスられまくるっていました。

メインの西田凌佑が最高のパフォーマンスを披露

LUSH BOMUのメインを飾った西田凌佑選手は最強のチャンピオンエマヌエル・ロドリゲス選手を相手に最高のパフォーマンスを披露。

序盤、中間距離でも西田選手のジャブが冴える。

torajiro

エマロドに西田の距離感が通用してる!?

1R視聴した時点で想像以上に西田選手のボクシングが通用していたことに期待感が一気に高まりました。

ABEMAより

ロドリゲス選手が圧力を強めるとやや苦しい場面もありましたが、4Rには左ボディでダウンをゲット!!

パンチが軽い印象のある西田選手ですが、このボディで倒したことで西田選手のパンチが有効打になっているということがジャッジにも伝わったことでしょう。

序盤でダウンを取れたことはその後の微妙なラウンドのポイント振り分けにも影響したのではないでしょうか。

中盤には追い上げられてやや苦しい場面もありましたが、接近戦で終盤に再度突き放して中差の判定勝利。

ロドリゲス選手のノーモーションの右は脅威でしたが、あの右の被弾を最小限抑えて自分の距離とペースで戦い抜いた西田選手。

格下相手にもどこか淡々としていた西田選手は世界チャンピオンが相手でも自分のボクシングを遂行出来る強さを持っていました。

まとめ:世界のバンタム級ベルトのうち3つが日本!!

これでバンタム級の4つのベルトのうち3つが日本に集まりました。

かつて井上尚弥選手が一人で4団体統一したベルトのうち3つが再び日本に。

これで武居選手がWBOのベルトを手にしたら4団体全てのベルトが日本に集まることになります。

バンタム級戦線が燃えに燃えています!!

3150FIGHTがプロモートする西田選手がLUSH BOMUで世界を獲ったことで配信プラットフォーム間のバトルもまた面白いものになってきました!!

ABEMAより

ボクシングの配信数がやや減っていたABEMAもキラーコンテンツがあればきっと配信に前向きになるでしょう。

LUSH BOMUも成功を続け、ボクシングがビジネスとして旨味のあるコンテンツになってくれることを願っております。

ファンの皆様もチケットは買えずとも配信があれば視聴して盛り上げていきましょう。

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