井上尚弥VSルイス・ネリin東京ドームが正式決定しました。
日本、そして世界のボクシングファンが注目する1戦。
日本人ボクサーがメインで遂に東京ドームでボクシング興行が行われます!!
ここで心配なのはルイス・ネリ選手の体重超過の前科。
日本での山中慎介選手との1戦も含めて過去2度の体重超過を犯しているルイス・ネリ選手。
この体重超過問題が、皮肉にも試合決定段階から東京ドーム興行に向けて熱を高めていく上で、一つの大きな宣伝ツールとして活躍しているように思います。
さらっとおさらい:ルイス・ネリ過去2度の体重超過
ルイス・ネリ選手は過去に2度、世界タイトル、タイトル挑戦がかかった試合で体重超過の前科があり。
1度目は山中慎介選手との再戦。
そもそもの山中選手との初戦においてもドーピング検査で陽性反応が出ていたルイス・ネリ選手。
再戦指令によって迎えた試合において今度は5ポンド(2.3キロ)の体重超過。
最軽量でも1.3キロオーバーで王座剥奪。
これが2018年3月1日の出来事。
人生早いもので、なんと6年前の出来事なんですねこれが。
そして次の体重超過はエマヌエル・ロドリゲス選手とのWBCバンタム級挑戦者決定戦。
ここで前日計量において1ポンドの体重超過をしたルイス・ネリ選手に対し、ロドリゲス陣営は対戦を拒否!!
これが2019年11月23日の出来事。
ルイス・ネリ選手の体重超過に対するイメージをより一層強くした出来事でした。
JBCの永久追放処分解除が話題に
ルイス・ネリ選手は山中戦での体重超過騒動でJBCから無期限の資格停止処分を下され、日本国内のリングに上がることは出来ない状態でした。
JBCはこの処分を解除するのかどうか??
というところが井上尚弥VSルイス・ネリin東京ドームの正式発表前から話題となり、試合に向けての熱を高めることに貢献しました。
この話題については以下の記事も読んでいただけると嬉しいです。
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もし1ポンドでもオーバーしたら?「やりません絶対」大橋会長の宣言
大橋会長は東京ドーム興行発表の囲み会見で「もし1ポンドでもオーバーしたら?」
の質問に対し「やりません絶対」と断言。
エマロド戦の1ポンドオーバー騒動を引き合いに出したこの受け答えは、ボクシングファンの心をくすぐる掛け合いでありました。
WBCが複数回の体重測定を指令
世紀の1戦を無事に成立させるため、WBCも動きます。
体重超過防止のため、両者に対し複数回の事前の体重測定を指令。
今後も試合の30日前、14日前、7日前に体重を報告予定になっているとのこと。
これによって試合前の段階から「ネリの体重は大丈夫か!?」
という話題が生まれる土台が出来ました。
- 30日前、14日前、7日前はSNSも盛り上がるでしょう。
- マスコミも話題にして世間の関心を高めることに貢献してくれるでしょう。
前日計量までもが一大コンテンツとなった井上尚弥in東京ドーム
こうしてルイス・ネリの体重超過騒動は皮肉にも試合前からのPRに大きく貢献する結果となっています。
格闘技における体重超過、計量失敗は大きなリスク要因です。
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このリスクを逆手に取ったPR戦略は一つの可能性を示していると感じます。
30日前、14日前、7日前の体重測定があれば選手側もそこに合わせて調整するでしょうし、ファンの関心をジワジワと高めていく効果もある。
事前の体重測定によって試合が成立する可能性もファンの関心も高める効果があるのではないか。
この流れでいくと前日計量にもたくさんのアクセスが集中することになるでしょう。
格闘技における減量失敗のリスクを減らす上でもWBCの今回の措置は中々良い手法ではないかと感じています。
まとめ
本記事ではルイス・ネリ選手の体重超過問題が皮肉にも東京ドーム興行のPRに大きく貢献していることを紹介しました。
何にせよこの勢いで東京ドーム興行がどんどん盛り上がってくれると良いですね。
ボクシング大好きタレントの方々にもどんどん発信していただきたい。
多くの著名人に会場に足を運んでもらいたい。
香川照之さん、松本人志さんもお待ちしております。
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東京ドーム興行なんて滅多に体験出来ないので今回は僕も会場観戦を計画しております。
雰囲気を味わいたいので。
試合をじっくり楽しみたいという方は配信の方が良いでしょう。
今回はAmazonのLive boxingで配信されます。
ついでに自宅にプロジェクターを入れて大画面でボクシング視聴すると最高ですよ。
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