こんにちはTorajiroです。
平仲ボクシングスクールジムのお盆休み中にゆたぼん君が大阪で亀田史郎氏のトレーニングを受けてきたようです。
お盆くらい休みなよって思いましたけど、デビューも近いし(9/25)頑張っています。
今回もまた成長を感じた部分を紹介します。
パンチに腰が入るようになった

ボクシングを始めた当初と比べると、お尻が外に突き出なくなっています。
シャドーボクシングを見ると、お尻がしっかりと入って背筋も伸びて背中も丸まっていません。

下半身の力が一直線に拳に伝わっているので、シャドーボクシンに以前よりも力強さを感じます。
腰がしっかり入っているので、スタンスが広くなったり狭くなったりすることもなくなりました。
体のキレが良くなっている
腰が入るようになった事で体全体のキレがアップ。
腰が入っていないと手先、足先での動きになり、その状態でスピードを上げてもハンドスピードだけの手打ちパンチになります。
素人の方がボクサーの真似をするとこちゃこちゃと慌ただしい動きをしているように感じますが、あの動きになる一因は腰が入っていないからです。
ボクシング始めて2ヶ月そこらでここまで出来るようになる事はあんまないかも。
ゆたぼん君自身も努力してるし、トレーナーの教え方も上手いと思いますね。
ゆたぼん君を指導している長濱コーチのYouTubeチャンネル見ましたが、骨格の構造での体の支え方とか、メチャクチャ良いこと教えてます。
発展途上のボクサーは必見ではないでしょうか。
右ストレートの課題は左足
成長しているゆたぼん君ですが、もちろん課題がないわけではありません。
腰を入れることが出来るようになる過程で一時期こうなるボクサー多いですけど、右ストレートを打った時に左足の膝が立ち気味で、右ストレート時の体重が前に乗り切れていません。

腰が入るって分かりやすい例で説明すると、カンチョーされて飛び上がっている姿を想像してみてください。
この状態の時がお尻がキュッとしまって腰が入っている状態です。
腰を入れる事を意識すると、飛び上がる意識になって膝が立ち気味になる時期があります。
ここから体重移動を覚え、後ろ足のお尻にキュッと力が入って体重乗ったその力を上にではなく前に伝え、前足は膝を畳んで後ろ足から来た力を前に伝えられるようになると体重の乗った強いパンチが打てるようになります。
ゆたぼん君、パンチの力を前に伝えられるようになるためにあともう一歩です。
とはいえ最初の頃は腰が抜けて前足の先が内側を向いていて壁を作ってしまっていましたが、今は足先がちゃんと相手の方を向いています。

9/25までにここが改善されれば世の中をアッと言わせられるような実力になっているでしょう。
今の時点でもマスコミとかは凄い凄いともてはやすでしょうが、ここまで来たらその先を行って欲しい。
良いボクサーですよ。