こんにちはボクシングブロガーのtorajiroです。
2023年1月21日(土)ボクシングイベント「HEARTS 全ての挑戦者へ」でゆたぼん君がボクシングマッチに出場し、格上の選手を相手に大健闘を見せました。
ところがネット上ではアンチの方々が的外れな批判を繰り返して炎上する事態に。
真摯にボクシングに取り組んでいる少年に対する心無い批判の数々は残念でしたが、あれからのゆたぼん君の驚異的な成長具合を紹介します。
反則批判を経てレベルアップを遂げたゆたぼん君
2023年1月21日(土)のボクシングマッチで敗れたゆたぼん君は健闘はしたもののまだまだ数々の課題が見られました。
- 腰が抜けておりバランスが悪い
- 踏み込む時に足がついてこない
- 腰が抜けているので強いパンチが打てない
- 上体で突っ込むから頭が下がる
これらの課題を克服するにはフィジカルをしっかりと作っていく必要があるので、しばらくは壁にぶち当たった状態が続くだろうと予想していました。
が、あれから数ヶ月でゆたぼん君のボクシングレベルは驚異的に上がりました。
え!?ゆたぼん強くね!?CANDY GYMでの驚きの練習動画
ゆたぼん君が弟分の孔志君と六本木のCANDY GYMで練習をした動画を視聴したところ、これまで課題だった下半身の使い方が劇的に改善されていました。
ゆたぼん君の成長ポイント
- 腰がしっかり入り下半身が安定
- 上体から突っ込んでいた動作が体の中心から動けるように
- フットワークが使えるように
- 後ろ重心だった右ストレートが改善
以前は足が突っ立った状態だったり、腰が抜けて体が前に突っ込んでしまう課題があったゆたぼん君。
ところがところが、CANDY GYMでの練習動画では相手の動きに合わせた出入りも良く、ミット打ちでも腰が入ったキレのあるパンチを打ち込んでいました。
以前までのゆたぼん君は頑張っていて成長もしているけれど、まだまだ未熟な面が目立っていましたが、今の彼は体が成長したらプロテストにも余裕で合格するレベルまで来ています。
プロでも今のゆたぼん君よりも荒いボクサーはたくさんいます。
自分も元プロボクサーですが、ゆたぼん君の方が現役時代の自分よりフットワーク上手い。。
百聞は一見にしかず、是非以下の動画で現在のゆたぼん君の成長具合を確認してみてください。
成長したゆたぼん君がJCLに出場
もはやアンチが難癖つけられるレベルを遥かに超えたゆたぼん君は2023年7月1日(土)に佐賀で行われるJCL(ジュニアチャンピオンズリーグ)に出場します。
※JCL=日本プロボクシング協会とJBCによるプロによるジュニア育成リーグ。
ゆたぼん君が2023年1月に試合をした際にはダッキングが批判されましたが、JCLでしたら仮に前回と同じくらい頭が低かったとしても反則にはなりません。
反則となるのは”相手のべルトライン以下に危険性のある頭突きを加えるダッキング”になります。
JCLの試合は何度か観戦したことがありますが、ジュニアでもボクシング歴が長い子はかなりいて、レベルの高さに驚きました。
いくらゆたぼん君が強くなったとはいえ、簡単に勝てるかといえばそうでもないのがJCLの舞台です。
ローダッキングの始祖ベジータ石川がJCLを配信
気になるゆたぼん君のJCLデビュー戦はコスプレお笑い系プロボクサーのベジータ石川選手がYouTubeチャンネルで配信されます。
ベジータ石川選手について詳しくは以下の記事をご覧ください。
>>ベジータ石川の戦闘力。ヒロキング戦で見せたベテランサウスポーの技術と芸人魂
7月1日(土)10:00からライブ配信予定なのでチェックしてみてください。
未来のチャンピオン候補達がたくさん出場します。
ゆたぼん君JCLデビュー戦は2対1の判定負け
ここまで強くなれば勝てるんじゃないかと期待しましたが、結果は惜しくも2対1の判定でベジータ石川選手が所属する折尾ジムの廣瀬聡優選手に敗北。
ゆたぼん君もインサイドに頭を外しての左ボディが良かったですが、廣瀬選手の方がバランスが良くて見栄えの良いボクシングをしました。
特にゆたぼん君が飛び込んで前傾姿勢になったところに合わせる左フックが良かった。
技術だけならプロの4回戦よりレベル高いんじゃないかと思った。
昔はアマチュアの最初の頃なんてガチャガチャ殴りあって手数で押し切るような試合ばかりでしたが、中学生の時点でこんなにレベル高いのかと改めて近年のジュニアのレベルの高さを痛感。
批判の声を気にせず高いレベルに挑戦したゆたぼん君は立派。
あともう一歩の辛抱。
諦めずにボクシング続けてくれる事を願っています!
ナイス左ボディでした。
まとめ
何かと批判されることの多いゆたぼん君ですが、ボクシングの成長を見れば口だけではなく努力が出来る方だという事が良く分かります。
今の彼のレベルまで行こうと思ったら数ヶ月集中して取り組んだレベルの練習では無理。
何年も時間をかけて毎日休まず練習して、ボクシング技術に加えて体もしっかり作り上げていかないとこのレベルまでは行けません。
このままボクシングを続けたら数年後にはアンチの方々も何も言えない本物のプロボクサーになっているでしょう。
ブレイキングダウンを経ても良いからプロボクサーになって欲しい。
ボクシングを始めるきっかけになった3150FIGHTのリングでプロデビュー!!
いつかそんな時が来てくれたらボクシング界も盛り上がるでしょう。