本記事では2025年ボクシング東日本新人王Sフェザー級の注目選手の紹介とトーナメントの動向を追いかけて行きます。
2024年の東日本新人王Sフェザー級は梶野翔太選手がデビューからの苦戦を乗り越えて頭角を表し優勝。
2025年に抜け出す選手は果たして誰た!?
アマライトミドルランカーの日向和輝はプロでSフェザー級を戦場に選択
アマライトミドルランカーだった日向和輝選手はSフェザー級で新人王トーナメントにエントリー。
「体重落ちるものなの!?」
と驚きましたがアマチュア時代はライトウェルター級からライトミドル級と幅広くどこでも戦う猛者だったようです。
プロ2戦目の池森天力戦は重たい階級で戦ってきた選手らしい前進力、強靭なフィジカルで距離を詰めてダウンを奪う勝利。
アマチュアキャリアはありますがアマチュアらしいボクシングではなく叩き上げボクサーのような突進力とインファイトが魅力的。
今大会の出場選手達の中では頭ひとつ抜けた存在かなという印象を持ちます。
Sフェザー級になると1発があるので距離を詰めたところに一発もらうリスクもありますが。
八王子中屋の危険なパンチャー門岡健人

八王子中屋ジムの門岡健人選手は2006年生まれの10代ボクサー。
JCL優勝経験があり、佐々木尽選手と同じ中学出身。
会場で試合を観戦した時は荒さはあるものの一発一発のパンチ音が凄かった。
5戦3勝(3KO)2敗(1KO)と勝った試合は全てKO。
まだまだ荒さはありますが、伸びてくるのはこれから。
トーナメントで急成長して頭角を表すかもしれない。
オールラウンダーサウスポー高橋泰征

本多ジムの高橋泰征選手は癖がなくて基本に忠実なサウスポー。
過去の試合ではハードパンチャー山下翼選手の強打を1Rにもらっても効いたそぶりを見せず中盤以降反撃し、ダウンを奪う勝利。
耐久力もあり後半に落ちない。そして気持ちも強い。
戦績も6戦4勝(2KO)1敗1分と良いです。
トーナメントエントリー時点でプロで6戦していることは大きな武器となるでしょう。
穴のない選手なのでこの先も高い勝率で勝ち続ける選手になりそう。
サウスポーとの対戦が続く保谷勇次
アマチュアで15戦10勝(3KO)5敗の戦績をもつ三迫ジムの保谷勇次選手はプロデビュー戦で”排水のアグレッシブガイ”橋場大樹選手に立ち上がりにダウンを奪われ、追い上げならず判定負け。
その後は2連勝中ですがプロで戦った3戦はいずれもサウスポーが相手。
トーナメント初戦もサウスポーの澤田博輝選手が相手のため、デビューから4戦連続サウスポーが相手となります。
(いい加減オーソドックスと試合したいのではないか。。)
総合力の高い選手なので優勝の可能性は十分あります。
おまけ:新人王決勝はU-NEXTで!!
以上、東日本新人王トーナメントSフェザー級の見どころ紹介でした。
新人王トーナメントは東の決勝、西軍代表決定戦、全日本新人王決定戦がU-NEXTで配信されます。
会場のお近くの方は是非ボクシングチケットドットコムを利用して選手からチケット購入しての現地観戦をお楽しみいただきたいですが、難しい方はU-NEXTでも視聴可能です。

U-NEXTでは新人王から日本タイトル、そして世界へと、頂点まで繋がる道を網羅してくれる、ボクシングファンにとっては有り難い配信サービスとなっております。
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