雑記

ヒカキンに続く1000万突破者は!?はじめしゃちょーをJunya.じゅんやが捉えた。

こんにちはTorajiroです。

ヒカキンがついにYouTubeチャンネル登録者1000万を突破しましたね。

5年前はチャンネル登録者200〜300万人辺り。

それが僅か5年で世の中はどんどんと変わっていきます。おじさんはもうついていくのがやっと。。

順当にいけば近いうちにはじめしゃちょーが1000万突破をするのでしょうが、その前にダークホースJunya.じゅんやが一気に駆け抜けていきそうな予感も。

チャンネル登録者1000万という数字の世界的な立ち位置を考えると、日本のYouTuberには限界が見えてきているかもしれません。

そんな中、新たに台頭したYouTuber、Junya.じゅんやの賢い戦略を紹介したいと思います。

ヒカキンの1000万突破

ヒカキンの1000万突破のシーンは子供達と盛り上がりました。

最近の子供はテレビよりYouTubeで、YouTuberについても自分なんかより子供達の方が断然詳しいですが、子供の間でもヒカキンは相変わらず安定の人気です。

995万人を超えたところから1000万人突破するまで「とうろくとうろく〜♪」と歌い続ける生配信。

耐久戦になるのかと思いきや10分で一気に達成。

人徳ですね。

アンチの少ないクリーンなヒカキンだからこそ、10分という短時間で大台を突破出来たのは間違い無いでしょう。

困った時、いざという時に日頃の行いが形に出るということを肝に銘じておかねばと思う出来事でした。

参考に国内で見るとチャンネル登録者1000万人突破はヒカキンで3人目です。

最初に1000万を突破したのは「キッズライン Kids Line」で、次に来たのが「せんももあいしーCh」。

どちらもキッズ系チャンネル。

子育て世帯にとっては参考になるし、癒しもあるチャンネルですが、多分それ以外の人が見ても「何が面白いの?」と感じるかも知れません。

でも、子供がいるファミリー世帯にとっては確実にニーズのあるチャンネルなんです。

自分がつまらないと思っているのに評価されるのはおかしい、というのはやや視野が狭い発想と言えるかも知れません。

世界的に見た1000万という数字

日本国内で見ると1000万はすごい数字ですが、世界的に見るとチャンネル登録者1000万人は圧倒的な数字ではありません。

世界の100位でも4000万超えていますし、アメリカに絞った100位でも1400万を超えています。

意外なところでインドのトップ100にも1000万では入れません。

人口13億なので当然と言えば当然かも知れませんが。

それこそインドのチャンネルとか、言葉は分からないけどクオリティで見て、これでこんなに登録者いるの??って思ってしまうチャンネルたくさんあります。

人口13億は半端じゃない。

日本のYouTubeチャンネルが世界的ビッグネームになるためには何より言語の壁は大きいですし、高齢化社会でこれからどんどん人口も減少していくので、日本市場のパイはどんどん小さくなっていきます。

日本国内に市場を絞った戦略ですとそろそろ頭打ち、限界が見えてきています。

ヒカキンに続くのは、はじめしゃちょーかJunya.じゅんやのどっちだ?

ヒカキンが1000万を突破したことで、次ははじめしゃちょーが来ると大半の方は思っているかも知れませんが、チャンネル登録者数ベースで見るとはじめしゃちょーはそろそろJunya.じゅんやさんというYouTuberに抜かれそうです。

はじめしゃちょーのチャンネル登録者数が現在957万人。
Junya.じゅんやのチャンネル登録者数が現在949万人。

チャンネル登録者数の増加率で言ったら圧倒的にJunya.じゅんやなので、何か目立ったアクションを起こさないとはじめしゃちょーは近いうちに抜かれるのだろうとは思います。

ま、あくまでチャンネル登録者数という一つの指標で見たらの話ですが。

学びの多いJunya.じゅんやの戦略

レッドオーシャンと言われるYouTubeの世界で、Junya.じゅんやはチャンネル開設から僅か1年足らずで今の位置まで上り詰めました。

動画がつまらないという意見も多いですし、私も正直あんまり面白いとは思いませんが、チャンネル登録者数を稼ぐという点で見た場合の戦略には学ぶべき点が多々あります。

Torajiro的にどこが凄いと思ったか紹介させていただきます。

YouTubeから入らず、TikTokで人気を集める

Junya.じゅんやはYouTubeというレッドオーシャンにいきなり飛び込むのではなく、TikTokというYouTubeと比べれば歴史も浅く参入しやすいプラットフォームで動画投稿をはじめます。

そこでフォロアー数3000万人(国内1位、世界で17位)という圧倒的な地位を築き、YouTubeに参入しました。

TikTokで3000万人のフォロアーを獲得しているので、そのフォロアー達がYouTubeのチャンネルも登録することで開設と同時にもの凄い勢いでチャンネル登録者を増やしていきました。

この入り方は賢いなぁと感心しました。

日本語ゼロ、というか言葉ほぼゼロで動画の紹介文も英語

日本人のYouTubeチャンネルが世界的に見て結果を出せない大きな理由として、言葉の壁があることを先に述べました。

Junya.じゅんやさんのチャンネルはこの言葉の壁を完全に取り払っています。

動画では喋る場面はほぼ無いので、日本語がわからない人でも全く問題なく楽しめます。

更に動画の紹介文も全て英語です。

英語と言っても2行程度の小学生レベルの英語なので英語力がなくても問題ないレベルです。

こうして日本語という言葉の壁を取り除くことで、海外の人でも楽しめるチャンネルに仕上げようとしています。

体を張った1分前後の動画で飽きないし文化の違いが生まれにくい

英語出来ないから世界戦線では戦えない、と考えずに持っている武器でいかに勝負するかを考えていて、「頭良いなぁ」とまたまた感心。

Junya.じゅんやの動画はどれも大体1分程度で、内容も体を張ったものばかりです。

これなら万国共通、転んだら痛いのは世界共通。

文化が違えど分かり合えるポイントを上手に突いた動画になっていると思います。

あんまり面白いとは思わないのですが、、でも1分ならまぁ見てみようかなという気にはなります。

どれも短い動画なので、広告収入という側面で考えたらヒカキンやはじめしゃちょーには遠く及ばないでしょうが、チャンネル登録者を増やす、視聴者を増やすという側面では大きな効果があります。

最初から世界を見ている

Junya.じゅんやのちゃんねるで唯一の日本語は以下の一文。

『A man beyond Justin Bieber』ジャスティンビーバーを超える男

「ジャスティンビーバーを超える男」ってそこだけ日本語。

日本市場に対し、ここだけ敢えて日本語付きで、「見ているのは世界だ」ということをはっきりと宣言しています。

おじさんこれには痺れました。さりげなくカッコいい。

動画が面白くないとちょいちょいディスっちゃいましたが、この説明文に痺れて思わずチャンネル登録しちゃいました。

こういうさりげなくぶちこむ熱いメッセージって個人的には大好きです。

まとめ

ヒカキンがチャンネル登録者1000万を突破しましたが、世界的に見れば驚く数字ではありませんし、高齢化人口減少の日本市場の限界も見えてきました。

この限界を突破すべく、言葉の壁を取り除いた万国共通の体当たりショート動画でJunya.じゅんやさんはチャンネル登録者を劇的に増やしています。

好き嫌いはあるかも知れませんが、世界相手に勝負に挑んでいる日本の若者を応援してみては如何でしょうか?

  • この記事を書いた人

torajiro

ボクシングファン歴25年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴2年。ボクシングニュース、3150FIGHTネタ、各種ボクシングデータ、新人王トーナメント、選手紹介等のボクシングブログを書いています。

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