井上尚弥

9.14 IGアリーナ決戦|井上尚弥に挑むアフマダリエフの一撃、アンダーカード含む注目試合まとめ

torajiro

ボクシングファン歴28年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴3年。一人でも多くのプロボクサーの戦った証をネット上の記事として残していきたいと思いブログを開設。Xも投稿していますのでフォローいただけると嬉しいです。

2025年9月14日(日)に名古屋IGアリーナに井上尚弥が降臨。

最高額176万も含めチケットは即完売したボクシング史に残る興行で、ムロジョン アフマダリエフを迎え、Sバンタム級4団体王座の防衛戦が行われます。

ネリと同等か的確性も考慮するとそれ以上の攻撃力に加え、ディフェンス能力も高く、相性を含めると過去最大の強敵といえます。

アンダーカードにも武居由樹VSクリスチャン メディナ・高田勇仁VS松本流星の2つの世界戦が組まれた注目興行の見どころを紹介します。

井上尚弥 vs ムロジョン・アフマダリエフ戦の基本情報

試合日時は2025年9月14日(日)14:40開始。

メインはおそらく19時以降になるのではないでしょうか。

会場は名古屋IGアリーナでチケットは早々に完売。

試合は今回Leminoで無料生配信。

amazonプライムなら安心ですがLeminoは配信が落ちないかどうかが不安視されます。

Leminoは第3世代以降のAmazon Fire TV Stickでないと視聴出来ないのでTVで視聴を予定している方はその点ご注意ください。

スマホでは画面も小さく臨場感が伝わらないので出来れば大画面で視聴したいところですよね。

テレビでの視聴に加えて今回も映画館でLIVE VIEWINGが予定されています↓

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相性は悪い??井上尚弥が抱えるリスクとアフマダリエフの強み

アフマダリエフの骨で打ち抜くようなパンチ

ムロジョン アフマダリエフ選手は14勝11KOの戦績が示す通りにパンチはあります。

そのパンチの質は骨をぶつけてくるような硬いイメージ。

パンチはあるがルイス ネリのように強引に振り回すのではなく、足を使いながらジャブを多く出して主導権を握っていくタイプ。

強引に振り回して1発を狙うようなボクシングはしてこないでしょう。

冷静に前の手で探りながら慎重に慎重に戦うと予想しますが、振り回さず的確に射抜いてくるパンチは要注意。

井上尚弥選手は過去に2度左フックでダウンしているのでどうしても意識はそこに向かいます。

アフマダリエフ選手も左フックが得意とされていますが、個人的にはまずは何よりジャブが良く、続いて左ボディと左アッパーが良い印象。

下と真ん中を見せておき、意識をそちらに向けてからの左フックは要警戒。

慎重に戦うスタイルですが1発当たればチャンスには一気に畳み掛けてきます。

ネリ戦、カルデナス戦のような不用意な1発があった場合、今度こそ立ち上がってこれないのではないかという危機感はある相手です。

井上尚弥の優位点と勝負の分岐点

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井上尚弥選手の優位点は「全て!!!」

と言いたいところですが、中でも特に間合いとスピードにおいては大きなアドバンテージがあると見ています。

近い距離で戦おうとせず、アフマダリエフ選手の一歩外からヒットアンドアウェイで、倒さなくて良いので判定狙いで戦うことがこの試合に関しては特に重要でしょう。

フェザー級への階級アップやその前の中谷潤人戦も見据えると尚更丁寧に。

(一ファンとしてリスクを冒さないで欲しいという不安からくる意見でもありますが。)

VSアフマダリエフで分岐点となるパンチはジャブだと予想します。

アフマダリエフ選手は無理に攻めずジャブで中間距離の主導権を握り、そこから左ボディ、左アッパーに繋げていくタイプ。

もしこの前の手の争いで井上尚弥選手が後手に回ってしまうと、距離を詰めて戦う選択肢を取らざるを得ず、アフマダリエフ選手の左の餌食になってしまうかもしれない。

そんなことにはならないと思いますが、拳四朗選手の王座陥落というショックもあったばかりなので心配はあります。

攻め急がず丁寧に打っては動いてを繰り返していれば中盤以降にKO出来るチャンスも生まれるでしょう。

アンダーカードの見どころ

武居由樹 vs クリスチャン メディナ ヒメネス(WBO世界バンタム級タイトルマッチ)

武居由樹選手はWBO1位のクリスチャン メディナ ヒメネス選手を迎え打ちます。

この試合の先には那須川天心選手が世界のベルトを巻けば統一戦も期待される何が何でも負けられない1戦。

この試合に勝ち、年内に天心選手が王座決定戦でWBCのベルトを手にすれば5月の東京ドーム井上尚弥VS中谷潤人のアンダーカードで武居VS天心も夢ではない。

という外野の声が武居選手にとって一番の敵かもしれない。

29戦25勝(18KO)4敗のヒメネス選手は過去にIBF王座への挑戦者決定戦で西田凌佑選手に中差の判定で敗れている。

個人的には大差をつけて西田選手が完封したように見えた試合でしたが、要所要所で危険だなと思うパンチはあったことを記憶しています。

西田選手のスタイルだからあの展開に持ち込めた側面もあり、決して油断出来ない相手。

髙田勇仁VS松本流星(WBA世界戦ミニマム級王座決定戦)

オスカー コラーゾ選手がスーパー王者に格上げされたことで空位になったレギュラー王者の決定戦。

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こういうことをするからWBAのベルトの価値が落ちていく訳なんですが。。

このベルトを争うのはライオンズジムの髙田勇仁選手と帝拳ジムの次代を担うスター候補の松本流星選手。

髙田選手は勝ち負けトントンだった頃と比べると信じられないような化け方をしました。

当時から光るものはあったもののまさかここまでの選手になるとは。

8勝8敗3分から破竹の8連勝で日本タイトルも4度防衛し、国内最強を決める戦いで小林豪己選手にも勝利。

アマチュアエリートからプロ6連勝の松本流星選手はプロ3戦目までは会場で観戦していても強いには強いが、、という感じ。

それが4戦目の日本ミニマム級王座決定戦では鳥肌の立つようなパフォーマンスを披露。

直近の試合も石井武志選手ですら倒せなかったジョン ケビン ヒメネス選手を4RKO勝利。

ここ3戦のパフォーマンスはゾッとします。

心情としてはここまで伸びてきた髙田選手を応援したいですが、松本選手の勢いを見ているとちょっと飛び抜けているかな。

Sバンタム8回戦 下町 俊貴(Gツダ)VSリー ハンソル(韓国)

3団体で世界ランクに入り井上尚弥選手がフェザー級に上げた後の主役の1人として期待される下町俊貴選手。

178cmと上背があり、この階級で体をどこまで維持できるかという懸念があるので早く世界挑戦の機会を手にして欲しい選手。

ここでしっかりと勝って来年には世界挑戦の切符を手にしていただきたい。

日本ライト級王座決定戦 村上雄大(角海老宝石)VS今永虎雅(大橋)

日本人が世界挑戦するには難しいとされるライト級において世界の可能性を感じさせるボクサー今永虎雅選手が満を辞して日本タイトル戦に登場。

8戦8勝(5KO)と無敗で攻防どちらのレベルも非常に高いサウスポー。

ライト級辺りになると大きな体を操る分、国内トップの選手でもややバランスの悪さを感じることがありますが、今永選手に関してはそういったものがなく、フルラウンド運動量が落ちることもありません。

角海老宝石ジムの村上雄大選手は前回の王座決定戦で引き分けだったため再び王座決定戦へ。

今永選手の攻防のレベルの高さにどこまで対処しきれるか。

この試合は今永選手が中差以上の差をつけて判定勝利すると予想しています。

Sフェザー級8回戦 英豪(緑)VS大畑俊平(駿河男児)

3150FIGHT、3150×LUSHBOMUの看板ボクサーとして活躍してきた英豪選手ですが、LUSHジムのプロボクシング協会脱退やゴタゴタがあったため、今後は戦場を他に移して戦うことになるのでしょうか。

LUSHBOMUの代表が揉めている様子だった駿河男児ジムの選手と試合をする点からも、LUSHとはこれで決別なのかもしれません。

マイクもしっかりしていてプロ意識が高いので脚光の当たる舞台で戦い続けて欲しい選手です。

そろそろタイトル挑戦の時期も近づいてきている英豪選手ですが、大畑俊平選手も7戦6勝(3KO)1敗と戦績の良い日本ランカー。

敗れた1敗は渡邉海選手に喫したものですがその後は4連勝中。

英豪選手がジリジリと距離を詰め、大畑選手が足を使う展開になるでしょうがお互いにアマチュアキャリアの豊富なボクサー故にハイレベルな技術戦が予想されます。

バンタム4回戦 綾野太晴(中日)VS名和祐輔(岐阜ヨコゼキ)

医師ボクサー名和祐輔選手がIGアリーナに登場!!

7戦2勝(1KO)5敗(2KO)と黒星が先行していますが、強敵との対戦が多く、戦績以上の自力がある選手。

綾野選手も現在2連敗中ですが、果たして勝利の女神はどちらに微笑むか。

まとめ|9.14名古屋決戦の注目ポイント

最後に9月14日(日)IGアリーナ決戦の注目ポイントをおさらいします。

  • チケットは早々に完売(最高価格は176万)。
  • 配信はLeminoで無料配信。
  • 映画館でのLIVE VIEWINGもあり。
  • アフマダリエフ戦でのキーになるパンチはジャブと予想。
  • 世界戦が2つ用意されたアンダーカードにも注目!
  • 医師ボクサー名和祐輔も大舞台に登場。

加えて井上尚弥選手はこの試合に勝利するとカネロと並ぶ4団体統一王者の連続防衛記録も塗り替えることになります。

歴史的な勝利を遂げて東京ドームでの中谷潤人戦、フェザー級への階級アップに繋げる姿に期待しましょう!

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