新人王トーナメントが大好きなボクシングブロガーのtorajiroです。
2023年度の新人王トーナメントで最大のインパクトを残した中日本軍団。
なんと5選手が全日本決定戦に進出。
そして4選手が優勝という暴れっぷり。
- フライ級の坂井涼
- Sフライ級の藤野零大
- Sバンタム級の武藤涼太
- フェザー級の石崎大二朗
彼らに東軍が自信を持って送り込んだ猛者達が粉砕されました。
(2024年はもう少し控え目にお願いします中日本さん。)
と言いたいところですが2024年も少数精鋭ながら楽しみな選手が中日本からエントリーしています。
中日本の詳しい情報は「ボクシング選手名鑑」のせきちゃんにお任せするとして、
この記事ではtorajiro的に注目の何名かをピックアップします。
今年もsakanaチャンネルさんの中日本ボクシング配信を楽しみにしています!
対人恐怖症ボクサーRYOこと小川椋也が遂に新人王トーナメントに参戦
デビュー前からYouTubeチャンネルの方で注目していた対人恐怖症ボクサーRYOこと小川椋也選手。
"視線恐怖症、脇見恐怖症"でひきこもりだった青年がプロボクサーを目指すリアルドキュメンタリーなチャンネル。
このチャンネルをRYO選手がプロボクサーになる前から定期的にチェックしていました。
プロテストに合格した時は本当にびっくり!!
そこから3150FIGHTのリングでモリモに倒される挫折も経験しますが、
新人王エントリー時点の戦績は5戦3勝(1KO)1敗(1KO)1分と順調に勝ち星を伸ばしています。
成長著しい小川椋也選手の2024年の活躍に期待!!
唯一の心配は階級。
これまでSフライやバンタムで戦ってきたが今回はフライ級でエントリー。
体重を作れるのかどうか??
あとデビュー前からのRYO選手のYouTubeチャンネルを是非ともご覧ください。
でもってチャンネル登録よろしくお願いします。
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高校アマ3位、村田碧の華麗なるボクシング
Sフライ級でエントリーしている村田碧選手は高校アマ3位の実績。
プロでは2戦2勝。
素早いスピードで自分から仕掛け、打っては動き、相手が攻めてくればバックステップからカウンター。
高卒アマなので体が出来てくるのはまだまだこれからでしょうが、
新人王に出てくるのは反則では??
と思ってしまうような実力者です。
この階級はLUSHジムの平柳道彦選手も気になる存在。
昨年の中日本新人王決勝ではアマチュアキャリアのある樫谷樹歌選手をあと一歩まで追い詰める健闘を見せました。
2024年度新人王トーナメント初戦は6月23日(日)のLUSH BOMU!!
LUSHBOMU vol.4で桂ケンシロウ選手にTKO勝利
中日本新人王準決勝で桂ケンシロウ選手と対戦した村田碧選手は冷静にジャブで距離をキープ。
ケンシロウ選手の攻撃もスウェーで回避して左ボディを効かせ、最後は4RTKO勝利。
決勝はLUSHジムの平柳選手が棄権したためこのまま中日本優勝。
西軍代表は村田碧かな?と思わせるパフォーマンスでした。
感動を呼ぶ男、藤本翔大が3度目の挑戦へ
Sバンタム級ではLUSHジムの藤本翔大選手に注目。
LUSHジムは2022年に佐野遥歩。
2023年は石崎大二朗と2年連続で全日本新人王を輩出。
藤本選手の現在の戦績は5戦1勝(1KO)2敗(1KO)2分。
5戦して1勝は平凡な戦績に見えますが、
2分のうちの一つは2023年の新人王を圧倒的な実力で制した武藤涼太選手と引き分けたもの。
この試合で引き分け、更に次の試合も引き分けと中々芽が出なかった藤本選手ですが、
5戦目で遂に1RTKOにて初勝利。
この試合は感動しました。
LUSH BOMUという新たな興行で試合は行われ、Travel TVという配信チャンネルで無料視聴しましたが成長を感じた1戦でした。
戦績の何倍も良い選手なのでここから一気に勝ちまくる予感があります。
藤本選手は次戦もLUSH BOMUに登場します。
LUSHBOMU vol.4で白井優成選手に引き分け敗者扱い
注目していた藤本選手の中日本新人王トーナメントは引き分け敗者扱いで勝ち上がれず。
たくさんの声援を受けながらリングに上がった藤本選手でしたが惜しくも敗退。
内容的に引き分けなら最終ラウンドに猛攻を見せ、全体的に試合を作った藤本選手かな?
と思ったのですが、それよりも白井選手のジャブが評価されたのだと思います。
一ファンの戯言と聞き流していただきたいですが、藤本選手は下半身の使い方が勿体無い。
前足の左足が内側に入り壁を作っているので真っ直ぐのストレートが打ち抜けない。
ボディストレートを打つ際もこの体制では腰を落としにくいのではないか。
更に加えると右足の膝も内側に入っておりお尻に体重が載っていない。
せっかく鍛えている下半身の力を拳に伝えにくい構えなので体の持つ能力を活かしきれていない。
もっと右膝を開いてお尻に体重を乗せ、左足先も対戦相手に向けるようにしていけば腰も落としやすくストレートも打ち抜きやすくなるのではないか。
期待を込めて感じたことを書かせていただきました。
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フェザー級の優勝候補は植松風河だが、、
アマチュアで26戦19勝7敗のキャリアを持ち、
プロでは2戦2勝KOの植松風河選手がフェザー級の優勝候補。
ただ、試合を観ているとまだつけ入る隙がありそうにも見える。
トーナメント初戦で対戦する緑ジムの木附大己選手がガツっと踏み込んで流れを持っていく可能性もあります。
木附大己が植松風河を粉砕!!
アマキャリアがあり優勝候補ながらつけ入る隙もあるように見えた植松風河選手はトーナメント初戦で木附大己選手に敗北。
1R僅か1分54秒で木附選手が右を決めてTKO勝利。
戦前の悪い予感が的中する結果となりました。
まだまだここから軌道修正し、レベルアップして帰ってくるでしょう。
金星の木附大己選手選手は叩き上げ。
高校野球の名門愛工大名電で4番を打ったこともあるというフィジカル的期待感の高い選手です。
新田晃生は2度目の挑戦で全日本獲得目指す
2023年度の新人王でもデカい背中と高い身体能力を見せた新田晃生選手。
全日本獲ると思いましたが2023年は西軍代表決定戦で敗退。
キャリアを積んだ2024年はかなり高い確率で全日本を獲るだろうと予想しています。
バネ系ではなくフィジカル系で身体能力が高くて魅力的、個人的にイチオシな選手です。
中日本はせきちゃんとsakanaチャンネルで詳しくなろう
以上、2024年度の新人王トーナメントで注目している中日本ボクサーの紹介でした。
まだまだ良い選手はたくさんいますが、もっと詳しく知りたい方はせきちゃんの「ボクシング選手名鑑」をご覧ください。
>>2024年度中日本新人王トーナメント!ミニマム級~スーパーフライ級 ボクシング選手名鑑ピックアップ!
>>2024年度中日本新人王トーナメント!バンタム級~スーパーフェザー級 ボクシング選手名鑑ピックアップ!
>>2024年度中日本新人王トーナメント!ライト級~ミドル級 ボクシング選手名鑑ピックアップ!
今年もsakanaチャンネルさんで中日本新人王トーナメントの配信を視聴しながらこの記事も追記していく予定です。
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2024年中日本新人王が決定!!
2024年8月11日(日)に開催された中日本新人王決定戦にて各階級の中日本新人王が揃いました。
各階級の中日本新人王
- Lフライ級 細川 弦汰(駿河)
- フライ級 小川 椋也(天熊丸木)
- Sフライ級 村田 碧(松田)
- バンタム級 中村 列亜(畑中)
- Sバンタム級 山本 愛翔(カシミ)
- フェザー級 木附 大己(LUSH緑)
- Sフェザー級 新田 晃生(カシミ)
- ライト級 田中 友介(西遠)
- Sライト級 中里 雄大(中日)
- ウェルター級 山中 圭市(中日)
2023年に引き続き2024年も強者が揃いました。
この中で特にSバンタム級の山本愛翔選手とSフェザー級の新田晃生選手のカシミジムコンビは全日本も制するような予感がします。
Lフライ級は西日本に寺下列選手がいて、フライ級は東日本に佐野篤希選手がいてハードルはやや高いか。
Sフライ級の村田碧選手、バンタム級の中村列亜選手も優勝の可能性は十分あるでしょう。
フェザー級木附大己選手の破壊力は魅力的ですが、東日本からもトンデモない選手が出てきているのでどうだろうか。
ライト級〜ウェルター級は西日本が強い。
いずれにしても選手数は少ないながらこれだけの強者を揃えられた中日本は2024年も危険な存在です。