新人王トーナメントが大好きなボクシングブロガーのtorajiroです。
本記事では2024年の西部日本新人王トーナメントの注目選手を紹介します。
2023年の新人王トーナメントではミニマム級の坂田一颯選手が全日本新人王を獲得した西部日本。
坂田選手は2022年の新人王トーナメントからダークホースとして注目。
2023年の全日本新人王決定戦も坂田選手からチケットを購入していたのでとにかく嬉しかった。
引き分け敗者扱いとなった東軍代表北野武郎選手の全日本を逃した後の振る舞いも素晴らしく、
2023年の全日本決定戦で最も印象に残る試合となりました。
あわせて読みたい
そして2024年の西部日本新人王ですが、西部日本にとって今年は正直厳しい戦いが待っているかもしれません。
西軍代表を勝ち取るには西部を制した後、第一関門として中日本新人王との対抗戦が待っています。
しかしこの中日本に少数精鋭で今年も良い選手が各階級揃っています。
中日本新人王との対抗戦に勝ち上がれる選手が果たして何名いるか。
ミニマム級の平野琉喜亜は後楽園ホールデビューで引き分け
北島ジムの平野琉喜亜選手はデビュー戦で後楽園ホールのリングに上がりました。
大橋ジムの布袋聖侑選手と対戦し、結果は引き分け。
布袋選手はアマチュアで14戦のキャリアを持つ選手。
平野選手もアマで11戦のキャリアを持っており、出入りを活かした攻撃にパンチもそこそこあります。
西部の代表はおそらくこの平野選手になるでしょう。
この階級は中日本にもエントリー選手がいないので、西部で勝ったらそのまま西軍代表決定戦へ。
Lフライ級折尾ジムの崎山卓は2勝KO
ベジータ石川を擁する折尾ジムから参戦の崎山卓選手はトーナメントエントリー時点で2勝KO。
この選手は良いです。これから絶対に伸びてきます。
パンチにしっかり体重が乗っており、ジャブも左ストレートのような威力がある。
踏み込みも鋭く攻撃力がとにかく高い。
それでいてガードもしっかりしている。
アマチュアキャリアのある選手と対戦しても崎山選手のパンチは十分通用するはず。
今大会の台風の目になるかもしれない選手です。
フライ級は砂川朝都夢優位も吉田拓也のハートも強い
フライ級で西部を制する可能性が高いのは砂川朝都夢選手。
5戦4勝(3KO)1敗のキャリアが示すとおりキレあるパンチを持っており足もあります。
試合映像を見たら「お！つえーな。」と感じると思います。
この階級は折尾ジムの吉田拓也選手もハートの強い好選手です。
デビュー戦が3150 FIGHT vol.2でしたが、実力差あるモリモに果敢に挑み健闘しました。
フェザー級は大塚鐘平の強打に注目
優勝出来るかは分かりませんが、フェザー級で個人的に注目しているのは北島ジムの大塚鐘平選手。
戦績は4戦2勝(2KO)2敗(1KO)。
注目すべきはハンマー系の硬さのパンチ。
キレではなく重さと硬さで倒すタイプのパンチを持っています。
一発で倒せるパンチを持った選手は魅力的ですよね。
新人王の常連HKスポーツからはSフェザー級に小宮山太地が参戦
新人王トーナメント常連のHKスポーツからは小宮山太地選手がエントリー。
フェザー級で紹介した大塚鐘平選手からもダウンを奪う判定勝利を上げている小宮山選手。
ここまで2戦2勝(1KO)の戦績です。
Sフェザー級は中日本に全日本新人王候補の新田晃生選手がいるので対抗戦は厳しい戦いになるでしょうが、2024年のHKスポーツは果たしてどうか！？
Sライト級森優翔の気になるキックのキャリア
Sライト級で気になった選手は本田フィットネスジムの森優翔選手。
キック歴13年との記載があったので気になって調べてみたところ、
ダウン応酬のメチャクチャ面白い試合をしている映像がありました。
ワンツーでダウンを奪い、最後がダッシュからの右の一撃。
こんな面白い試合をボクシングのリングでも見せてくれることに期待しています。
Sライト級は中日本も西日本も突出した選手はいないので、森優翔選手が駆け上がっていく可能性も十分あり。
まとめ：西部日本新人王はベジータチャンネルの配信次第
以上、情報の少ない西部日本新人王の私的注目選手紹介でした。
今回紹介した選手のうち、吉田拓也選手、大塚鐘平選手はボクシングチケットドットコムに登録があります。
選手のSNSを探して直接DMは勇気が入りますが、ボクシングチケットドットコムならそうした労力もドキドキもなくチケット購入可能です。
2023年の西部日本新人王はベジータ石川選手の配信にかなり助けられました。
2024年も配信してくれると嬉しいのですが、現役ボクサーですし無理は言いません。
自身が出場する興行の生配信には流石に驚きましたが、無理は言いません。
試合しながら配信する以上の無理があるようには思えませんが、無理は言いません。
