井上尚弥選手のTJドヘニー選手を相手に行われた4団体防衛戦はドヘニー選手の腰が破壊される形で幕を閉じました。
試合前からドヘニーでは物足りないと言われた興行は座席10種類(車椅子席除く)のうち6種類が当日まで売れ残る事態に。
- 試合日程
- 販売システム
- チケット種類
- チケット価格
あらゆる面で「これではいくら井上尚弥選手でもチケットは売れないのではないか?」と思わざるを得ない売り方に少なからず疑問を抱いた井上VSドヘニー興行。
文句ばかり言ってもただのアンチになってしまうので、先に今回感じた問題点を指摘した上で改善策を5つ提示させていただきます。
運営に携わる方どなたか読んでくれたら嬉しいなと願いつつ。
井上VSドヘニー興行チケット販売の問題点
井上尚弥選手 VS TJドヘニー選手をメインに開催された有明アリーナ興行はしれっとボクシング興行のチケットでは過去最高額の27万5千円席を販売する等強気の価格設定でした。
しかし強気に攻めた結果、高額チケットは当日まで大量に売れ残る事態に。
実際にチケットを購入する際に感じたストレスもあったので問題点は以下の記事で取り上げさせていただきました。
今回僕は知人2名分もまとめてチケット注文したのですが、当日のお金の精算でも困ったことがありました。
知人:立て替えてもらったチケット代払います!
僕:1枚が12,100円だったので2枚で24,000円で良いですよ。
知人:いやいやお手数かけたので25,000円払いますよ!!
僕:なんかすんません。。
このように100円単位の金額は立て替えた後の精算の際にお互い気を使うのでちょっと困る。
若い人なら「PayPayで!!」
といった具合にサラっと集金出来るのでしょうが、年配層は結構現金主義。
お金を持っているのも年配層。
身近にいる年配富裕層の方も封筒に現金スタイルだったりします。
なので高額チケットになればなるほどこうした小さな単位の金額の取り扱いは困るもの。
誰かが立て替え当日集金することを考えると、もっと集金しやすいシンプルな価格設定が望まれます。
井上尚弥チケット販売における5つの改善案
文句だけ言っても仕方がないので改善策を5つ提案します(偉そうにすいません)。
大変な思いをして当日の開催まで漕ぎつけた方々を否定する訳ではありません。
外野の一庶民からの意見ですが、もしかしたら何かしら採用出来るものもあるかもしれないと願いつつ改善案を挙げさせていただきます。
(もしもこの記事を目にして的外れだなと不快な気分になった方がおりましたら申し訳ございません。)
改善案その1:事前に会員登録させる仕組みの実装へ
井上尚弥選手の試合チケットは大橋ボクシングジムのチケット販売サイトからの購入になります。
選手に近い人達は各選手からの直接購入ルートも内々ではあるでしょうが、表向きはこの販売サイト一本。
この独自の販売サイトからチケットを売る際にネックになるのが新規会員登録!!
新規会員登録という一手間が面倒だと思う人は想像以上に多い。
この工程は侮ってはいけないです。
ただの会員登録ではなく、口座情報も入力しないといけません。
この工程で離脱する人が結構いるはず。
井上尚弥選手クラスになるとそこまでボクシングに関心がない人も興味を持ちます。
普段野球を見ていない僕が大谷翔平なら興味を持つのと同じように。
しかしそこからチケットを購入しようと思った際に、メジャーな販売サイトではなく独自の販売サイトとなると一から会員登録する必要があり、面倒になって「やっぱやめた」となってしまいます。
そうならないために、あらかじめ会員情報を登録しておいてもらえる仕掛けを用意しておきたい!!
会員登録者限定の無料コンテンツ等でチケット販売以前に会員登録に誘導する仕組みが欲しいところです。
例えばこんな↓
- 井上尚弥VS拓真の秘蔵兄弟スパーリング映像!!
- 井上尚弥のトレーニング風景を限定公開!!
- 平岡アンディがアンディ君だった頃の懐かし映像。
普段お目にかかれないお宝映像であったり、他にも会員登録者限定でのグッズの割引があったり、何かしらの方法で販売サイトの会員登録に誘導出来ると良いです。
「チケット買ってみようかな」と思った時には会員登録済という状態にしておければ購入のハードルはかなり下がります。
会員登録まで持っていければついでにフェニックスバトルの他のチケットだって売れるかもしれませんし。
改善案その2:VVIP席の導入と価格の見直しへ
過去最高額で販売された井上 VS ドヘニーチケットは1〜6列目で27.5万円でした。
それでもこの席は早々に完売。
最高額のチケットには一定数のニーズがあるものです。
が、会場を見てみるとこれよりも前列に柵で覆われた関係者ゾーンがありました。
大橋ジムの選手らがそのエリアに集って応援していましたが、
このゾーンの一部をVVIP席として販売出来ないでしょうか??
これまで販売していなかったゾーンなのでニーズは相当高いはず。
セコンドの真横、カメラマンの真後ろで井上尚弥を拝めるなんて最高な体験です。
東西南北それぞれ見やすさを考慮して10席程度に限定して50万円で販売しても売れると思います。
仮に売り切れなかったとしてもここは座席を減らすことで調整可能なエリアなので空席を作る心配はありません。
このVVIP席が売れればその他の座席価格をもう少し下げることも出来るでしょう。
改善案その3:複雑な価格設定をシンプルに
問題点のところで触れましたが、今回のチケット価格は100円単位まで細かく設定されていたために立て替えて後で精算する際にお互いが気を遣う状況が生まれてしまいました(僕の場合)。
井上尚弥戦のチケットは前述の独自の販売サイトからの購入になるため、システムに弱いご年配の方は買いづらさを感じるでしょう。
代わりに若い人やボクシング通の人がまとめて注文するという状況も生まれやすいはず。
その際に金額が100円単位(席によっては10円単位)まで細かいと立て替えた側も立て替えてもらった側も、
「いくら請求しようか??」
「いくら払おうか??」
とお互い気を使い合うことになり、そこで億劫に感じた体験は次のチケット購入時に影響を与えます。
ほんのちょっとの人間心理ですが、チリも積もればでこうした点は侮れないと思います。
なので金額はシンプルに、せめて100円単位は繰り上げるか切り捨てるか、10万円単位のチケットは1,000円単位を繰り上げるか切り捨てるかしてシンプルな価格設定にしていただきたいです。
改善案その4:チケット種類を減らして選択肢を絞る
『ジャムの法則』なんて言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。
選択肢が多すぎると逆に選べなくなってしまう心理のことなのですが、これが井上VSドヘニー戦のチケット販売において発生してしまったのではないかと感じています。
何と今回のチケット種類は実に10種類(車椅子席は除く)!!
同じ有明アリーナで井上VSフルトン戦の際は8種類でした。
特にフルトン戦では11万円で統一されていたスタンド席が今回は、
- スタンドRS席 185,000円
- スタンドSS席 151,250円
- スタンドS席 121,000円
の3つに分かれて販売され、特にこれらの席が売れていなかった。
会場でもスタンド席の空席はかなり目立ちました。
細かく料金を分けるのは誠意ある対応ではあるのですが、購入側からしたら選択肢の多さに逆に迷ってしまいます。
価格が高いだけでなく、この選択肢の多さも購入意欲を阻害する要因の一つと感じています。
せめてフルトン戦の8種類くらいまで選択肢を絞ってはどうでしょうか。
改善案その5:座席表の公開求む!!
『お金持ちは簡単に大金を注ぎ込んでくれる。』
と勘違いしてはいけません(なったことないけど)。
お金を持っているということはそれだけ頭を使って損得考えて生きてきた方々なのです。
高額チケットもそれに見合った体験が得られるかどうかが分からないと簡単にはお金を出さないでしょう。
サービスの質に関してはボクシング興行同士ではなく、他のエンタメとも比較されると思います。
比較対象がボクシング以外のエンタメまで広がると考え、事前に会場での体験が金額に見合ったものかどうか判断してもらうには座席表の公開は必須。
この金額を払えば大体どれくらいの位置から観戦できるのか。
それが分かっているかどうかは購入を迷った際の大きな判断材料になってくるはずです。
お金持ちを侮ってはいけません(多分)!!
まとめ
井上尚弥選手の試合チケット販売方法についての課題と改善案を偉そうにも提示させていただきました。
最後に本記事の要点をまとめます。
販売方法の課題
- 独自の販売サイトへの会員登録のハードルの高さ
- 試合の度に上がるチケット価格
- チケット価格が細かすぎて精算の際に困る
- チケット種類が多すぎて選べない
- 当日行ってみないと分からない座席
販売方法の改善案
- 会員限定無料コンテンツ等で販売サイトへの会員登録に誘導する
- VVIP席を導入し、他のチケット価格を下げる
- 100円単位、1,000円単位は繰り上げるか切り捨ててシンプルな価格に
- チケット種類は減らして選択しやすく
- 座席表を公開して事前に会場での体感を見える化する
チケットが売れるかどうかは対戦カードによるところも大きいですが、それ以外にもやれることはあります。
今からやれることとして、地味ではありますが販売サイトの会員登録に誘導する努力はしておきたいところです。
もしそうした取り組みを始めたのなら、自分も含めたくさんのボクヲタさんが情報拡散して会員登録に誘導してくれるでしょう。
これまでも数々のトライアルアンドエラーで販売努力をしてきた方々に対し、何もしていない自分が偉そうなことを言うのは申し訳ない気持ちもありますが、一ファンの意見として参考にしていただける要素が少しでもあったら嬉しいです。