こんにちは。新人王トーナメントが大好きなボクシングブロガーのtorajiroです。
2022年度の新人王Sフライ級はアマチュアキャリアのある西軍代表佐野遥歩選手が圧倒的な強さで優勝しました。
昨年は西軍に敗れましたが2023年度のSフライ級は東軍が熱い!!
東軍からはアマチュアキャリアのある選手が多く参戦。
最激戦区と言っても良い熱さです。

優勝候補を1名挙げるとすれば小学生からのキャリアがある大橋ジムの阿部一力選手でしょうが、この階級は猛者が多く、そうはならないんじゃないかと予想しています。
注目している選手達を紹介していきます。
もくじ
大橋ジム期待の新星阿部一力
”ヤングエスペランサ”というキャッチフレーズで高校在学中にデビューした阿部一力選手。

エスペランサ=希望
なので”若き希望”ですか。
期待の若手って感じの解釈で良いのかどうかは分かりませんが、デビュー戦は難なくクリアして新人王トーナメントにエントリー。
シードなので阿部選手は準々決勝から参戦します。
阿部選手はルックスも良くて万能タイプ。
畳み掛ける力もあって人気の出そうな選手です。
おじさん的にはこうした華のある選手が叩き上げゴリゴリ選手に押し込まれる試合が観てみたい。
スピードスター和田大杜 VS 角海老テクニシャン菊田助の再戦に注目!!
FLARE山上ジムの和田大杜選手と角海老宝石ジムの菊田助選手は二人共デビュー3戦目で初勝利をゲット。
3戦目で初勝利と聞くと、
「なんだ、そんな強くないのかな、、」
と思う方もいるかもしれませんが、
いやいや、この二人どちらもB級デビューでも行けたんじゃ??

と思う実力者。
- 和田選手はアマチュアで8勝5敗。
- 菊田選手はアマで16勝15敗。
というキャリアがあります。
- 和田選手の武器はスピードとダイナミックなパンチ。
- 菊田選手の武器は緻密で綺麗にパンチを合わせるテクニック。
そしてこの両者はデビュー2戦目で対戦。

この試合は後楽園ホールで観戦していましたが、オール4回戦全試合の中で一番レベルの高い試合内容で結果はドロー。
>>DANGANオール4回戦観戦記〜ドロー判定連続!プロボクシングは厳しい世界
有効打で菊田選手がやや上回ったかな?
と感じた1戦でしたが果たして再戦の結果はどうでしょうか。
個人的にはもっと上の舞台でこの両者の試合は見たかった。。
そしてこの試合の勝者が阿部一力選手と対戦。
濃密な試合を経てリングに上がる選手と、プロはわずか1戦の阿部選手。
勝つのはどっちかと自分が予想するなら、和田選手と菊田選手の勝者が阿部選手に勝つのではないかと予想しています。
菊田助選手は棄権
注目していた和田選手と菊田選手の再戦は菊田選手の棄権によってなくなりました。
正直残念な気持ちよりホッとした気持ちの方が大きいです。
どちらにもここで負けて欲しくはなかったので。
これによって和田選手が阿部一力選手と試合をすることになりました。
2度目の挑戦伸び代半端ない高橋秀太
新人王トーナメントは2度目の挑戦の角海老宝石ジム高橋秀太選手の魅力はパワーと伸び代。
試合の度に目に見えて強くなっていくところが高橋選手の見どころの一つ。
5戦3勝(3KO)1敗(1KO)1分という戦績が示す通りハードパンチも魅力的です。
>>2022新人王Sフライ級は中日本の佐野遥渉か?東日本の高橋秀太は急成長中
前戦は新人王トーナメントで引き分け敗者扱いとなった高橋選手。
2度目の挑戦では果たしてどんな成長を見せてくれるでしょうか。
しなやかな筋肉の強打者窪田怜司
Sフライ級でエントリーしている選手達の中で身体能力的にはNO.1じゃないかと思っているのが金子ジムの窪田怜司選手。

しなやかな筋肉と綺麗な姿勢からは運動神経の良さを感じます。
窪田選手はアマで6戦6勝4KO。
プロでも2戦2勝2KO。
このうちの1勝は先に紹介した高橋秀太選手をKOしての1勝になります。
前回の試合から1年以上経過している点が気がかりではありますが、この期間をどう過ごしていたのかはリングの上で分かるでしょう。
この窪田選手は自分の中ではダークホース的な位置付けです。
窪田選手が倒しまくって優勝するというストーリーもなきにしもあらずです。
まとめ
東日本のSフライ級は他にも横浜光ジムの江崎由選手やライオンズジムの吉成亮人選手、三迫ジムの佐藤祐選手も気になる存在です。
西軍からも良い選手が勝ち上がって来そうなので全日本決定戦も注目が集まる階級になるでしょう。
中日本の犬塚音也選手や西日本のモリモこと森本竜馬選手も強敵。
>>中日本新人王トーナメント佐野遥渉に続く優勝候補は誰だ!?
>>3150ファイト大量参戦に令和の虎の長岡嶺!話題性ある西日本新人王
- ヤングエスペランサ阿部一力
- スピードスター和田大杜
- 角海老テクニシャン菊田助
- 伸び代満載高橋秀太
- 身体能力No.1窪田怜司
果たしてこの中から全日本を制する者が現れるかどうか、個人的にはスタイルが対照的な角海老ボクサー菊田助選手と高橋秀太選手が勝ち上がったら面白いなと思っています。