ボクサーと仕事 選手紹介

サラリーマンボクサー情報まとめ。正社員でも仕事と両立でプロボクサーになれる!

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torajiro

ボクシングファン歴25年。プロボクサー歴3年。ボクシングブロガー歴2年。一人でも多くのプロボクサーの戦った証をネット上の記事として残していきたいと思いブログを開設。

こんにちはボクシングブロガーのtorajiroです。

突然ですが人生の分岐点において夢を追うか現実を生きるかで悩んだことはないでしょうか??

torajiro

僕は大学時代にプロボクサーを目指したものの、怪我ばかりしてようやくプロになれた頃には既に大学4年生でした。

プロボクサーにはなったけれど、その当時こんな悩みを抱えて人生行き詰まってしまいました。

就職したらボクシング出来なくならないか?ボクシングか就職か、どちらかを選ばないとダメだろうか。

周囲は就職活動を次々に終えていて「自分も何か仕事につかないと、でもボクシングも続けたいな」と大いに悩んだ暗黒時代でした。

最終的には働きながらボクシングをするという道を歩めたのですが「もっと情報があったらな」と当時は思っていました。

そこで今回は仕事とボクシングを両立させているサラリーマンボクサーを紹介します。

先人達の活躍を紹介することであの頃の自分のような悩める若者の背中を押すことが出来ればと願って!!

サラリーマンボクサーが増加中!?

リーマンボクサーの星、阿部麗也選手が世界挑戦者決定戦から世界へ

近年サラリーマンも働き方改革、副業解禁、在宅勤務によって、もう一つの軸足を持って生きていける理想的な環境が整いつつあります(給与が上がらないという裏事情があるにせよ)。

  • プロボクサーを続けながらサラリーマンとして働く
  • サラリーマンとして働きながらプロボクサーを目指す

そうした道を歩める社会情勢が整いつつあります。

この記事で紹介するサラリーマンボクサー達を参考にすれば、二足のわらじで活躍するためのヒントがきっと見つかるはずです。

現役サラリーマンボクサー紹介

まずは現役サラリーマンボクサーの紹介、、、なのですが現役選手の場合はどこまで大々的に紹介して良いのか分からないので、ニュース等でサラリーマンボクサーとして紹介された選手のみを紹介します。

自分がサラリーマンボクサー時代「職場は表向きは副業禁止!!」となっており、若干の気まずさを抱えながらボクシングをやっていました。

「実は会社には内緒です」という選手もいるかもしれないので、現役選手に関してはニュースで取り上げられた選手のみを紹介させていただきます。

もし「自分の事もどうぞ紹介してください!」という方がおりましたらご連絡いただけると幸いです。

リクルートボクサー藤田炎村選手→リクルートから独立

現役サラリーマンボクサーの中でここ数年で大きく羽ばたいた選手と言えばこの藤田炎村選手。

ノーランカー時代に冨岡樹選手との1戦で下馬評を覆す勝利を挙げてブレイク。

続いて2022年8月9日の湯場海樹選手との1戦ではダウン応酬の末、壮絶な大逆転KO劇で勝利し、この1戦が評価されて新鋭賞を獲得。

>>ダイヤモンドグローブ日本Sフライ級タイトル観戦記〜藤田炎村は年間最高試合!

そして2023年4月26日に日本Sライト級のタイトルを賭けてアオキ・クリスチャーノ選手と対戦し、衝撃のワンパンチKOで日本チャンピオンとなりました。

現在はタイトル防衛を続け、最強の挑戦者である李健太選手(高校6冠アマ112戦102勝)を迎え撃つタイミングでリクルートを退社。

今後はボクサー藤田炎村を商品としたビジネス一本で勝負!!

毎試合外れのない試合をしてくれる藤田炎村選手の試合チケットは以下から購入可能です。

ボクシングチケットドットコムへ

この藤田選手は早稲田大学ボクシング部でボクシングを始め、卒業後、リクルートに勤務しながらプロボクサーとしてデビューしています。

>>早稲田卒高学歴ボクサーが熱い!岩田翔吉、藤田炎村、井上稜介選手に注目

サラリーマンボクサーは仕事の都合や休みの関係で連戦は厳しいのですが、藤田選手はプロボクサーになってから新人王トーナメントにエントリーし、連戦を乗り越えて全日本の決勝まで進んだ猛者。

フルタイムで働きながら8,9,11,12月と5ヶ月で4戦

新人王トーナメントでいずれも試合日が日曜日だったから出場出来たのでしょうが、月〜金仕事して、土曜日に計量、日曜日に試合で月曜日からまた仕事。

サラリーマンしながら月1ペースで試合

なんて気が狂いそうですが、藤田選手は芯が強く努力する男。

就職活動時のエピソードも書かれたボクシンモバイルのインタビュー記事がとても面白かったので是非読んでみてください。

就活生必読です↓

>>ボクシングモバイル特集インタビュー

藤田選手は努力を継続できる人間だと自分を信じているから自信を持って発言が出来るのでしょう。

ボクサーとしてだけでなく、その後も含め注目したい選手です。

<関連記事>
>>リクルート勤務プロボクサーの営業術 リングネーム「炎村」の意味は
>>リクルート営業マンはプロボクサー 二刀流ではなく「強烈な一刀流」

営業職のサラリーマン赤岩俊選手

上述の藤田炎村選手とも対戦経験があり、平岡アンディ選手のタイトルに挑戦した事もある赤岩俊選手も営業職のサラリーマンボクサー。

ボクシングモバイルのインタビュー記事を読むと職場にはボクシングをやっている程度でそんなに詳しいことは話していないようですが、井上 VS ドネア2のアンダーカードに出場しているので流石に反響はあったでしょうね。

赤岩選手は表情が変わらず淡々と戦う選手なので、劣勢に陥っていてもどこか不気味さを与える選手で、KO率も高いです。

<関連記事>
>>ボクシングモバイルインタビュー「赤岩俊! 番狂わせに秘策あり!」

のび太さんが大手自動車メーカー勤務ボクサーに!?

緑ジムのリングネームが面白いボクサーテルのび太選手。

出典:ボクシングモバイルより

この師弟が並ぶとどっちもコスプレに見えてしまいますね。

のび太選手も大手自動車メーカーで勤務するプロボクサー。

のび太さんが将来大手自動車メーカーに勤務しながらプロボクサーになるなんてしずかちゃんもビックリ!?

のび太さんと村上トレーナーの師弟愛の動画(新人王挑戦時)、そしてのび太さんの想いが語られた中日スポーツ様の以下の記事を読むとのび太さんの男らしさにときめくこと間違いなし。

torajiro

しずかちゃんもライバルが増えて大変。「のび太さんの〇〇!!」とか言ってる場合じゃない。

のび太さんも遂に日本ランカーとなり、2023年4月2日(日) 13:00開始のGREEN Dream vol.19ではメインイベンターに。

sakanaチャンネルさんで動画配信

この試合は惜しくも敗れましたが、気持ちの強さが滲み出たファイトスタイルが持ち味なのび太選手の今後の更なる活躍に期待しています。

<関連記事>
>>サラリーマンボクサー・テルのび太がA級初戦白星 目指すは日本ランカー【ボクシング】
>>熊本出身ボクサー・テルのび太がファイトマネーを寄付【熊本】

IT企業ボクサーボーニ・フェデリカ選手

次に紹介するのは女子外国人ボクサーのボーニ・フェデリカ選手。

イタリア出身のボーニ選手はIT企業「かっこ株式会社」で人事として働きながらプロボクサーをしています。

異国で働くだけでも大変だと思いますが、更にプロボクサーですからね。バイタリティーが凄い。

デビューから2戦は引き分けだったボーニ選手。

3戦目で初勝利して涙を流していた姿にはこちらもウルッと来ました。

4戦目の試合はアマチュアキャリアのあるYukoジムの古川のどか選手に守勢を強いられ敗れはしましたが、右カウンターで相手の腰を落とす場面もありました。

>>DANGANオール4回戦観戦記〜ドロー判定連続!プロボクシングは厳しい世界

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>>IT企業で働きながらプロボクサーに!「色々犠牲にしている」からこそ、実現できた夢

ブリヂストンボクサー太田興一選手

FLARE山上ジムの太田興一選手はブリヂストンで働く二刀流ボクサー。

ブリヂストンの自社ブログの社員紹介で取り上げられていた太田選手。

太田選手は残念ながら2022年の新人王トーナメントで敗れ、定年となる37歳を迎えたため引退。

ラストファイトでストップされた瞬間のこの写真から太田選手の誠実な人柄が伝わってくるような気がします。

出典:ボクシングモバイルより

太田選手のように今年で定年を迎えたボクサーのラストファイトについては以下の記事にまとめていますので是非ご覧ください。

>>2022年度に定年を迎えるプロボクサー達のラストファイト

下記リンク記事にある「働きながらプロボクサーとしてリングに上がった太田選手が両立させる上で気を付けていたこと」は、ボクシングに限らず働きながら何かに挑戦する上で大切な事だなと思いました。

<関連記事>
>>働きながら、夢を追う――プロボクサーサラリーマンのストーリー

KG大和ジムのサラリーマンボクサートリオ

阿部麗也選手が日本フェザー級王座に戴冠し、IBF世界フェザー級挑戦者決定戦出場と勢いに乗るKG大和ジム。

KG大和ジムの阿部麗也選手、粟田祐之選手、安藤教祐選手もサラリーマンボクサー。

  • 阿部選手はフェザー級の日本チャンピオン。
  • 粟田選手は全日本新人王。
  • 安藤選手は日本ランカー。

3人共に結果を出しているサラリーマンボクサーです。

安藤選手はキャラが良いですね。全然ボクシングやっている人に見えなくて親近感が湧きます。それでいてめちゃくちゃ強いのですが。特にジャブが上手い。

この三人がYouTubeチャンネルで「プロボクサーになりたい人へ!!」と題してアップした以下の動画は「何かに挑戦したいけど仕事もあるしな〜」と悩んでいる人の背中を押してくれる素敵な動画。

忙しい中でも無駄を省いて、手を抜けるところは抜いて、時間を効率的に使えば何とかなっちゃうものです。

阿部選手は2024年3月3日に米国で世界初挑戦!!

2023年にはIBFの挑戦権を賭けた1戦でキコ・マルチネス選手と対戦して完勝。

遂にリーマンボクサーが世界挑戦の権利をゲットしました!!

そして2024年3月3日に米国で世界初挑戦。

王者のルイス アルベルト ロペス選手は突進力のあるファイター。

阿部選手がリーチを活かした得意のスタイルを活かせる相手ではあります!

安藤教祐選手はWBO-AP Lフライ王座決定戦で元世界チャンピオンの山中竜也選手に敗退も、次戦で挑戦者決定戦に勝利して日本タイトル戦へ!!

ジャブが良いと思っていた安藤選手ですが、右ストレートも素晴らしかった。

粟田選手は試合に敗れ引退を表明

引退を表明した粟田選手のnoteは視点が鋭く文章も読みやすくて勉強になります。

色々と参考させていただきたい記事です。

<関連記事>
>>粟田祐之 Awata Yuji(あわちゃん)-note

あしたのジョーの白木ようこがサラリーマンボクサーに!?

2022年9月22日(木)あしたのジョーメモリアルマッチで面白いボクサーがデビューしました。

名前はなんと白木ようこ一力ジム所属です。

出典:一力ボクシングジム公式サイトより

あしたのジョーの白木葉子から取ったリングネームであることは間違いないでしょうがデビュー戦で思い切りましたね。

白木ようこ選手の本名は蟹江蓉子さん。世界4大会計事務所の一つEYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社で人事・組織コンサルティング部門のマネージャーを務めるバリバリのキャリアウーマンです。

白木選手の職歴を引用しますとこんな感じ。

新卒でIT企業に入社し、人事給与システムの導入コンサルタントとして経験を積んだ後、会計系コンサルティングファームへ転職し、人事・タレントマネジメント分野のコンサルティングの経験を経て現職。

YOUは何しにEYへ? ボクサー、地方移住、ワーキングマザー。多様な働き方が尊重される柔軟な組織

うーん、何だか難しい。。

なぜ新卒でIT企業を選んだのかという話を読んで、自分を成長させる環境の選び方が上手な方だなと思いました。

こういう人は強くなります。

デビュー戦は黒星発進。

2戦目も引き分けとまだ勝ち星は手にしていませんが、ボクサー定年までに初勝利目指して頑張って欲しい。

とにかくバリバリな白木選手がボクシングと仕事の両立で得られたことを語っている以下の記事は実感がこもっていて説得力がありました。

<関連記事>
>>YOUは何しにEYへ? ボクサー、地方移住、ワーキングマザー。多様な働き方が尊重される柔軟な組織

慶應卒大手IT企業勤務のエリートボクサー池田穂高選手

2022年新人王トーナメントLフライ級に面白い選手が出場しました。

出典:RK蒲田ボクシングファミリー公式サイトより

池田穂高選手は麻生〜慶應〜大手IT企業勤務のエリート街道爆進中のプロボクサー。

慶應大学ボクシング部でのアマチュアキャリアは9戦5勝4敗。

戦績だけ見れば決してアマチュアエリートではなく平凡なキャリアに見えますが、デビュー戦となった東日本新人王トーナメント準決勝では素晴らしいパフォーマンスを披露しました。

長身でプロで既に4戦していた大橋ジムの島田拓実選手を相手に積極的に攻めて終始優勢に進めての4RKO勝利。

東の決勝は優勝候補の服部凌河選手に押し切られましたが、2Rには素晴らしい右アッパーも決めてポイント差以上に競った内容でした。

>>2022新人王Lフライ優勝候補の服部凌河に挑むのは誰だ!?

アマチュアの戦績の割にはかなり良いボクサーだと思いましたが、きっとコロナ禍でアマチュア後半の一番強い時期に試合が出来ずに終わってしまったのでしょうね。

憶測ですが就職してからプロになったのもアマチュアでやり切れなかったからかな?

そしてこれも憶測ですが大手IT系企業はコロナ禍でリモートワークが一気に進んだので、そのお陰もあってプロボクサーをやれているのかも。

  • リモート勤務で鈍った体。
  • 通勤時間がなくなった分の時間を使ってボクシングで運動不足解消。
  • そして気がつけばプロボクサー。

今後そんな選手が増えて行ったら最高です。

上述の通り池田選手はボクサーには珍しい超エリート。

その上趣味はお菓子作りだとか。

他の選手からしたら絶対に負けたくない相手ではないかと思いますが、打ち合いになれば接近戦でのカウンターの上手い池田選手の土俵。

誘いに乗らず慎重に戦う事をお勧めします。

<関連記事>
>>慶大卒のエリートサラリーマン池田穂高 東日本新人王決勝へ闘志「倒して勝ちます」

引退したサラリーマンボクサー紹介

自分が現役でボクシングをしていた頃は、仕事とボクシング両立の参考に他のサラリーマンボクサーの情報をよく調べていました。

こうした元選手の情報というものは、その選手達が現役の間は頻繁に目にしていたものの、一線を退くとパタっと目にする機会が無くなります。

折角なので自分が目標、参考にしていたサラリーマンボクサーの方々を紹介します。

商社マンボクサーで世界チャンピオンになった木村悠氏

出典:木村悠オフィシャルホームページより

帝拳ジム所属の世界チャンピオンだった木村悠氏は今も解説者としてボクシング中継にも出演していますが、現役時代は商社勤務のサラリーマンでした。

サラリーマン生活というのはボクサーにとって時間を取られるしマイナス要素が多いと思っていましたが、木村氏は敢えてこの道を選び、世界チャンピオンまで昇り詰めました。

木村氏が何故サラリーマンという道を選んだのか、インタビュー記事の中で"「考えること」や「解決すること」が習慣化された"という記述があり、確かにそれはあるなと納得するところがありました。

「どうすれば早く帰れるか」「練習時間確保のためどう時間を効率的に使うか」「限られた時間の中でどうすれば強くなれるか」サラリーマンボクサー時代に日々考えていた事でとても成長できた実感はあります。

以下のリンク先の記事は二足のわらじを目指す人にとってとても参考になると思いますので是非ご覧になってみてください。

<関連記事>
>>サラリーマンボクサー・木村悠。デュアルキャリアで手にした栄光と挫折

木村氏が書かれている以下の記事もお勧め↓

>>プロ顔負けのボディ打ち 中学生で怪物くんと呼ばれる藤木勇我とは (木村悠「チャンピオンの視点」) 

生保ボクサー「太陽の男」松崎博保氏

自分が現役ボクサー時代、そして引退後も一番追いかけていた選手が早稲田大学在学中に全日本新人王となり、卒業後も太陽生命で働きながらプロボクサーを続けた松崎博保氏。

全日本新人王獲得後、ボクシングも続けると宣言していましたが、いざ就職したら厳しいんじゃないかなぁと僕は思っていました。

しかし就職後、少しの感覚は開きましたがコツコツと試合を重ねランキングを維持し、日本タイトルにも2度挑戦をしました。

特に1度目の挑戦の際は後の世界チャンピオン小堀佑介選手を相手に、中間距離で小堀選手の打ち気を削いでコツコツとパンチを当ててあと一歩のところまで追い詰めました。

出典:ボクシングモバイルより

この時の試合は会場で観戦していましたが、小堀選手の持ち味を完全に消したクレバーなファイトで、一緒に観戦していた友人と僕は松崎選手の勝ちと採点していました。

松崎氏の試合には職場の同僚と思われる方々もたくさん応援に来ており、職場でも理解を得られながらボクシングをしているのだなと思った記憶があります。

松崎氏は今もブログを続けています。昔はドラゴンボールやクレヨンしんちゃんの話題をしていましたっけ。

あと朝食バイキングの話題が良く出ていました。

現在は実家の松崎米菓で働く松崎氏。

注文の際にブログを見ましたと伝えると割引もあるようです。

>>元ボクサー松崎、現在「松崎米菓」勤務の男の日記

銀行マンボクサー遠藤一充氏

出典:遠藤一充オフィシャルサイトより

銀行マンボクサーとして忙しい合間を縫ってトレーニングに励んだボクサーが遠藤一充氏。

遠藤氏は千葉県出身で、アマチュアボクサー時代には2階級制覇世界チャンピオンの粟生隆寛氏とも練習を共にしていたそうです。

サウスポースタイルにしたのも粟生氏のお父さんに勧められたからだとか。

普通のサラリーマンボクサーでも大変なのに、遠藤氏は銀行マン。

銀行マンだと3年スパンくらいで転勤もあるので競技生活を続けるのは相当大変だったはず。

日本ランカーになった遠藤氏はランカーになった後の試合で初黒星。

目標だった日本ランキングを手にし、その上を目指すとなると次はチャンピオン。

そこを目指せるかどうか熟慮の末、引退を決断。

今だったらもう少し競技生活と両立出来る職場で働くことも出来たと思いますが、忙しい合間を縫って戦い抜いた戦士でした。

>>BANKMANボクサー遠藤一充 ~二足のわらじ〜

銀行マンボクサーと言えば細川バレンタイン氏も外資系銀行で長く働きながらプロボクサーをしていましたが、バレンタインさんはサラリーマンボクサーの枠では語れない規格外の方なのでこの枠での紹介は控えさせていただきます。。

電通マンボクサー中村幸裕氏

出典:ボクシングモバイルより

慶應義塾大学在学中に全日本新人王となり、電通就職後も競技生活を続けた中村幸裕氏。

全日本を取るまでは勢いがありましたが、その後は勝ち負けトントンな戦績でした。

強敵相手の試合が多かった面もありましたし、不運な判定もありましたが、最後は角海老宝石ジムの青木幸治選手に敗れ引退。

(左利きのオーソドックス青木選手はジャブがめちゃくちゃ強かった。)

試合前から「これは相性悪いな」と思っていましたが、当時まだノーランカーだった青木選手に敗れた事で引退を決意。

過労死騒動もあった電通にいながらプロボクサーとしてリングに上がり、強敵相手に戦い続けた中村氏は礼儀正しく体もハートも強い選手でした。

サラリーマン日本チャンプ大平剛氏

出典:花形ボクシングジム公式サイトより

元日本ミニマム級チャンピオンで高山勝成選手と、そしてタイでの2度の世界戦に挑んだ大平剛氏もサラリーマンボクサーでした。

新卒で就職した化粧品会社は忙しくて練習時間の確保が難しかったようですが、その後仕事を変え、スポーツメーカーのショップの社員として勤務しながらプロボクサーを継続。

大平氏はインタビュー記事の中で「職場の理解があり、色々と協力していただき、支えられてチャンピオンになった」と語っておりました。

周囲に応援される人間になるという点もボクシングを続ける上で大切なポイントですね。

大平氏はサウスポースタイルで遠い間合いから距離を詰め、上下に様々な角度の左を打つスタイルが魅力的でした。

4回戦時代は勝ち負けトントン、3勝3敗とかの時代もあったと記憶していますが、花形ジムの伊藤勲トレーナーの指導と大平氏のスタイルがバッチリ噛み合い大化け。

6回戦以降は世界タイトルでしか負けはなし。

とても頭の良いボクサーでした。

<関連記事>
>>会社員を続けながらボクシング日本王者に。仕事とトレーニング・ダイエットの両立術とは?

まとめ

今回紹介した選手、元選手のインタビュー記事は参考になる点が多々ありますので、是非記事中のリンク記事もご覧になってみてください。

また、気になる現役ボクサーがいましたら選手からチケットを購入して応援してください。

ボクシングチケットドットコムという便利なサイトがありまして、たくさんの選手のチケットをこのサイトを通して購入することが可能です。

ボクシングチケットドットコムへ

自分が学生時代は今ほど転職も一般的ではなく、働き方改革なんて言葉もなく、まだまだ残業が美徳とされる時代でした。

時代は少しずつ変わり、景気は悪くなっていますけどサラリーマンが二足のわらじで他のフィールドで働くには良い時代になってきています。

現役ボクサーの間は正社員として働ける訳がないと思い込んでいる方もいるかもしれませんが、正社員として将来が安定していれば、より長く現役生活を続けられる可能性も広がります。

「自分にはもっと大きな可能性がある」ということを現役選手それぞれが自覚し、セカンドキャリアに繋がる有意義な生き方、働き方が出来るよう心の底から願っております。

サラリーマンボクサーのメリット・デメリット、リーマンボクサーになる方法については以下の記事も参考にしてみてください。

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