こんにちはボクシングブロガーのtorajiroです。
2022年6月19日に開催されたTHE MATCH2022観戦中に改めて思った事が一つありました。

白鳥大珠選手はどうしてこんなにイケメンなのか!?
華やかなリングで脚光を浴びるスターは違うものねと感心しちゃいましたけど、白鳥選手もプロボクサーとしてのキャリアを歩んでいた時代がありました。
ボクサー時代の白鳥選手のイケメンっぷりにもっと脚光が当たっていたらボクシングも女性ファンを拡大出来たのではないか??
と思い、未来の白鳥大珠選手のようなイケメンスター候補ボクサーを探してみました。

自分好みで選ぶと矢吹!赤穂!
となってしまうので、40過ぎの中年親父というアイデンティティーを捨てて女子になりきってチョイスしました。
4回戦ボクサーから順に紹介していきますので是非ご覧ください。
この記事を最初に書いたのは2022年7月ですが、かなりの反響がありましたので紹介した選手のその後を定期的にリライトしています。
4回戦 ミニマム級 山中 蒼偉(熊谷コサカジム)
熊谷コサカジムが熊谷のプリンスとして売り出し、2024年12月7日にデビューした山中蒼偉選手。

これは確かに大変なイケメンだ。
プリンスとして売り出さない訳にはいかない。
デビュー戦は鹿島灘ジム内田和志選手の気迫に一進一退の攻防でドローとなりましたが、基本もしっかりしており将来性を感じる選手です。
試合を重ねる中で練習どおりの動きが出来るようになり、プリンスの名の通りスタイリッシュなボクシングを披露していくようになるでしょう。
4回戦 Lフライ級 楢崎 鎌(YANAGIHARAジム)
次に紹介するのは北九州にあるYANAGIHARAジムに所属する楢崎鎌選手。


最初にこの記事で紹介した時点での戦績は1戦1勝でしたが、その後に新人王トーナメント西部・中日本新人王対抗戦で中日本のど根性ボクサー赤塚翔選手に見事勝利。
続く西軍代表決定戦は、最終的に全日本を制した現役高校生ボクサー松江琉翔選手に2R TKO負け。
正直これは仕方ない。松江選手強かったです。
>>2022全日本新人王決定戦の展望勝敗予想・結果〜注目度は東軍も実力者揃いの西軍
楢崎選手はまだまだ若いし、是非2023年も新人王トーナメントに挑戦してもらいたかったですがその後は試合をしていません。
このまま引退でしょうか。
4回戦 ミニマム級 アンディ・アツシ(宮田)
続いては平岡アンディ、我孫子アンディ、アンディ・アツシのトリブルアンディの一角、アンディ・アツシ選手を紹介。

年齢は31歳(2022年7月時点)と一気に上がりますが、例えるならスポーツジムのインストラクター風の爽やかイケメン。
熟女受けしそうな風貌。
デビューからの3連敗を乗り越えて3連勝したハートの強さを持っています。
戦績は記事を書いた時点では3勝4敗と負け越しの状態でした。
2022年新人王トーナメントにエントリーし、8月4日に根岸力太選手に勝利したアンディ選手は準決勝で大橋ジムの石井武志選手と対戦。
この石井選手がヤバすぎ、試合は1R TKO負け。

>>石井 武志 VS アンディ アツシ(BOXING RAISE)
石井選手は東の決勝も全日本決定戦も圧倒的な実力で勝利して全日本を制覇。
>>2022全日本新人王決定戦の展望勝敗予想・結果〜注目度は東軍も実力者揃いの西軍
アンディ選手は石井選手に敗れて引退を示唆しましたが、このままでは終われないと再起。
再起戦では2022年度新人王西軍代表の池田雅史選手と激アツな試合を披露しての引き分け。
続いては2023年7月20日に3150FIGHT SURVAIVAL vol.7に出場し、お坊さんボクサーのテンプル神原選手と対戦しましたが惜しくも2対1の判定で敗れました。
ブログで紹介した選手が3150FIGHTのリングに上がったことが嬉しかったです。
>>聖地降臨!新旧ボクサー共演の3150FIGHT SURVAIVAL vol.7の見どころ・観戦記
4回戦 フェザー級 山下 翼(EBISU K's BOX)

ここで本物のタレントボクサー山下翼選手を紹介。
キムタク主演ドラマ「未来への10カウント」にも出演したガチのタレントで現役のプロボクサーです。
山下選手の試合は何度か生観戦したことがありますが、実物を見ると爽やかな空気が漂っていてタレントだと言うのも納得。
そしてその爽やかな見た目と裏腹に物凄いハードパンチャーなボクサーでもあります。
2022年6月10日の試合ではセレスジムの宮本しょうぐん選手をなんと4度も倒す壮絶な試合でKO勝ちしました。
この試合は観戦記を書いていますのでよければ以下もご覧ください。
>>MVPは宮本しょうぐん ワタナベ&DANGANオール4回戦2022/6/10 観戦記
山下選手はこの次の試合で序盤にダウンを奪うも倒し返されTKO負け。
勝っても負けてもKOという派手なボクシングもまた魅力的です。
タレント業の方では「有り、触れた、未来」という2023.3.10に上映される映画でボクサー役で出演。
数々のボクシング映画やドラマのボクシング指導に携わり、自らも役者として活躍する松浦慎一郎氏が演じる登場人物の対戦相手という役どころで山下選手は出演します。
近所の映画館で上映されるようだったら是非観たかったですが、残念ながら鑑賞機会は逃しました。
6回戦 ミドル級 赤井 英五郎(帝拳)
2022年7月2日の試合に右アッパーKOで初勝利を上げた赤井英五郎選手を次のイケメンボクサーにピックアップ。

赤井英五郎選手は元プロボクサーでタレントの赤井英和さんの息子さんとしてデビュー前から注目されていたボクサーです。
父親の知名度がプレッシャーになるところもあると思いますが、父親譲りのハードパンチと、父親譲りの低いガードで倒すか倒されるかのハラハラする試合をするのが英五郎選手の特徴。
ルックスもキリッとした真面目な男前という感じですが、体もさすがのミドル級。超マッチョです。
お父さんの知名度もありますし、A級まで昇格すれば相当注目されるボクサーになるでしょうね。
東日本新人王トーナメントに出場していた英五郎選手は東の準決勝で元K-1ファイター左右田泰臣選手と対戦し、惜しくも敗北。
この試合は会場で観戦していましたが、会場の盛り上がりはタイトルマッチ並みでした。
英五郎選手は2023年の新人王トーナメントにもエントリーし、初戦は多少の被弾はしながらも強引に攻めて1RTKO勝利。
東日本準決勝では水戸黄門の格さんでお馴染みだった伊吹吾郎さんのお孫さんである伊吹遼平選手との対戦という話題性のあるカードで大激闘を演じました。
>>赤井英五郎の再挑戦に大橋ジム多国籍軍がヤバい東日本新人王ミドル級
英五郎選手は帝拳ジム所属の人気選手なのでU-NEXTで今後も試合が配信されることでしょう。

8回戦 Sライト級 宮川 竜成(尼崎亀谷)

3150FIGHTの亀田プロモーターが”イケメンリーマンボクサー”と売り出しているのが尼崎亀谷ジムの宮川竜成選手。
「EXILEにいそう」とまで言われ、出来れば避けたいかもしれないキャッチフレーズの数々を受け入れてしっかり自分を売り出している選手。
戦績は5戦5勝1KO。
決定力が今後の課題ではありますが、6回戦に上がってからも3150LUSHBOMUの派手な舞台に上がりしっかりと結果を出しています。
個人的には宮川選手はリングの上でイキイキとしている姿が好きです。
6回戦を卒業し、ここからは厳しい戦いが待っているでしょうが、しっかりと結果を出して3150LUSHBOMUのリングでも輝き続けていて欲しい選手です。
8回戦 Sウェルター級 安達 陸虎(大橋)

Sウェルター級の安達陸虎選手は2022年6月29日に行われたフェニックスバトルで、定年引退前日という崖っぷちの状態で試合に出場した加藤寿選手相手に思わぬ敗北を喫し、一時ランキングを失っていました。
甘いルックスもどっしりした体重の乗ったパンチを打つボクシングスタイルも魅力的な安達選手ですが、敗れた4試合のうち3試合がKO負け。
決して打たれ弱い訳ではありませんが、どっしりしている分、貰う時もダメージを吸収出来ずに思いっきり食らっている印象があります。
この敗戦で1年以上のブランクを作った安達選手ですが、その後は3連勝。
直近の試合では日本ランク4位の小林柾貴選手にTKO勝ちして再浮上に成功。
タイトル挑戦が近づいてきました。
元WBOアジアパシフィック Sフェザー王者 木村吉光(志誠)

志誠ジムの木村吉光選手はイケメンというよりは男前。
男から見ても格好良い選手だと思っていましたが、イケメン枠としてチョイスさせていただきました。
ボクシングはキレッキレ。
瞬発力がずば抜けた選手です。
木村選手は2023年1月6日に3150FIGHT vol.4で力石政法選手と対戦。
戦前はどちらが勝つのか全く予測がつかない一戦でしたが、力石選手が見事なパフォーマンスを見せて木村選手を倒しました。
>>3150FIGHT vol.4見どころ・結果〜ダブル世界戦にアンダーカードもストーリー満載!!
力石選手との頂上決戦に敗れた木村選手ですが、ボクシング外ではABEMAのシャッフルアイランドという恋愛番組に出演。
女子高生の3人に1人が見ている恋愛番組らしいですね。
流石に自分は40過ぎていますし視聴していると恥ずかしくなってしまうのですが、女性の目をボクシングに向ける上では素晴らしい挑戦!!

木村選手がボクシングファン拡大の起爆剤となるか!?
と期待していたところ、木村選手は体重超過で1年間のライセンス停止処分に。
これから波に乗るかというところでの離脱は痛かった。
2024年12月31日に再起に成功しましたが再浮上までの道のりは遠いか!?
OPBFフライ級王者 飯村 樹輝弥(角海老宝石)
ルックスもさることながら、間違いなく世界を狙える逸材である飯村樹輝弥選手。

スピードもパワーも回転力もテクニックも全てを兼ね備えた未来の世界チャンピオンです。
日ノ出高校、日本大学ボクシング部と進み、日大ボクシング部では主将も務めていました。
アマチュアでチャンピオンになった実績はありませんが、プロ向きのスタイルなので試合さえ決まれば一気に頭角を表していくはずです。
まだプロになる前の飯村選手に声を掛けた事がありましたが、キラキラした瞳でじっと相手の目を見て話す好青年でした。

瞬間的に「こいつはモテるぞ!!」と僕のセンサーが反応したことを記憶しております(何の?)。
飯村選手は2022年10月20日の試合でフィリピンボクサーエスネス・ドミンゴ選手にまさかの6R TKO負け。
立ち上がりは良かったのですが、このドミンゴ選手パワーが桁違い。
会場で観戦していましたが、後楽園ホールがどよめく強烈なパンチを打ち込んでいました。
>>飯村 樹輝弥 VS エスネス ドミンゴ(BOXING RAISE)
試合前に負った怪我の影響もあったのかも知れません。
この黒星で一気にタイトル戦線から遠ざかるかと思った飯村選手は2023年7月1日に永田丈晶選手の持つ日本フライ級のタイトルに挑戦するチャンスを得て、このチャンスを一発でものにしました。

飯村樹輝弥選手はデビューから僅か5戦目にして日本タイトルを獲得!!
自分の目に狂いはなかったと誇らしい気持ちです。
その後も順調に防衛を重ね、日本タイトルを返上して挑んだ東洋太平洋王座決定戦も圧勝の内容で勝利。
世界が目の前まできています!!
日本東洋Lフライ級チャンピオン 岩田翔吉(帝拳)
ラストは帝拳のお洒落高学歴イケメンボクサー岩田翔吉選手をチョイス。
岩田選手は早稲田ボクシング部同期3名の活躍(記事はこちら)という視点でも注目している選手です。
岩田選手を指導する元世界2階級制覇王者の粟生トレーナーも現役時代はいつもお洒落でしたが、岩田選手はその更に上を行くのではと思わせるお洒落っぷり。

どこからどう見てもファッション雑誌のモデルです。

ボクサーって他の格闘技と比べるとどうしても地味に見えてしまうので、岩田選手にはお洒落をしてガンガン露出をしていただきたい。
お洒落ですがチャラい感じではなく硬派でラフなスタイルのファッションなので、カリスマ性もあります。
Lフライ級と言えば日本一のカリスマボクサー矢吹正道選手の主戦場。
同時期に揃って世界王者となった矢吹選手と岩田選手。
いつかこの2人の選手が交わる時があったら盛り上がるでしょう。
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紹介後引退のイケメンボクサー
この記事を書いて以降に引退した選手達(おそらく含む)を以下に残しておきます。
4回戦 ライトフライ級 青木 獅童(升田ジム)
まず初めに紹介するのが升田ジム所属の青木獅童選手。
2005年3月14日生まれのピチピチの若者。


ピチピチの若さもあってジャニーズJrのような出立ちの青木選手(この例えがおじさん?というか今は禁句か、、)。
まだ体が十分に出来上がっているとは言えず、デビュー戦は残念ながら2R KO負けという結果に終わりましたが、技術に関してはしっかりしているので、後は体がもうちょい仕上がれば一皮剥けるはず。
升田ジムのYoutubeチャンネルでは青木選手の動画がいくつかアップされていますので興味を持たれた方はチェックしてみてください。
青木選手はその後2戦目で六島ジムの西野颯志選手にプロ初勝利。
この西野選手もデビュー戦とは思えない実力で、流石の少数精鋭六島ジムと思わせる選手でした。
青木選手はプロ3戦目も判定で勝利し、2024年の新人王トーナメントに出場。
優勝候補の一角として注目していましたがトーナメント途中で弘田一誠選手に敗北。
青木選手はその後ボクシングモバイルでも引退選手に登録されており、このまま引退かもしれません。
センスもあったし体が仕上がるこれからの選手だっただけに残念です。。
元WBO世界Sフェザー級王者 伊藤雅雪(横浜光)
イケメンボクサーといえばこの方、伊藤雅雪選手は必須。
Sフェザー級で世界のベルトを巻き、ライト級に上げてきましたが、ライト級では三代選手や吉野選手とのサバイバルマッチに敗れてしまいました。
大事な二つの試合に敗れ、特に吉野選手との一戦では完敗を喫しました。
人気のある選手ですのでこのまま引退してしまうのは惜しいと思っていましたが、伊藤選手は惜しまれつつも引退を決意。
と同時にTBプロモーションという本物のボクシングを志向する新たなプロモーションを設立。
ファンの目線も意識しつつ世界を狙う選手達の登竜門となる新たな形の興行となっています。
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セクシーアッパー 与那覇勇気(真正)
ド派手なアッパー(通称ヨナッパー)が魅力的な与那覇勇気選手。

イケメンというよりはセクシーと形容した方が適切と個人的には思っていましたが、後楽園ホールに見参した時は誰よりも華を感じました。
派手なトランクスにド派手なアッパー。
一発で試合がひっくり返りそうな強打は最後の最後までハラハラでした。
こういうキャラ立ちしたボクシングをする選手がいると凄く盛り上がります。
日本バンタム級のタイトル挑戦権を賭けた試合では南出仁選手に敗れましたが、タイトルは関係なく試合が面白いのでお勧めのボクサーです。
与那覇選手は那須川天心選手のデビュー戦相手にも抜擢されました。
この試合は階級差もあり、持ち味は出せず天心選手の引き立て役にはなってしまいました。

まぁ、天心選手がとにかく強すぎた、、
ちなみに与那覇選手のいとこはキックボクサーの与那覇壱世選手。
壱・センチャイジムのリングネームで活躍されていますが、与那覇勇気選手を凌ぐのでは??と思わせる爽やかイケメンです。

恐るべし与那覇一族。。
4回戦 Sライト級 鈴木 宙樹 (FLARE山上スポーツ)

鈴木宙樹選手はボクシングでは1戦1勝ですが、キックでは無敗でREVELSのチャンピオンになった実力者です。
日本人離れした顔立ちをしていますが、お父さんはペルー人でハーフです。
弟の鈴木千裕選手はRIZINで平本蓮選手に勝利して一気に名を上げました。
ちなみにデビュー戦の相手はボクシングファンにはお馴染みのヤマタクこと山口拓也選手でした。
ヤマタクさんの異様なキャラも良く分かりますので是非デビュー戦の動画をご覧ください。
残念な話ではありますが、鈴木宙樹選手は再びキックボクシングの世界に戻り、ボクシングからは巣立ちました。
キックの世界で再び頂点目指して頑張ってください!
まとめ
以上、torajiro的、乙女になりきってチョイスしたイケメンボクサーの10選+αでした。
女性から見て今回紹介した選手達はどうだったでしょうか。

写真だけでは伝わらない部分もありますので、興味を持った選手がいましたら是非是非試合会場に足を運んでみてください。
かつてイケメンボクサーを集めた「ダビデ」という興行がありましたが、あんな感じの興行がまた開催されないですかね。イケメンボクサーの対抗馬としてどういった選手が並ぶのか、そこを見るのもまた面白いのです。
井上尚弥選手や中谷潤人選手、那須川天心選手ら以外にも日本ボクシング界には個性あふれるボクサー達がわんさかおります。
是非様々な切り口から推しのボクサーを見つけていただけると嬉しいです。
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